

この記事では、単元未満株の売却とリバランスを安全に行うための基礎と実践手順をまとめます(詰まったら 横断チェックリスト も参照)。
約定方式とコストの考え方、売却の流れ、月次テンプレ、注意点の順で整理します(約定時間は S株/楽天かぶミニ、コストは 手数料・スプレッド解説 を参照)。
買いのテンプレは 👉 月1万円のテンプレ を先に確認してください(全体像は 1株投資ガイド)。
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全体像:単元未満株の売却と約定方式の基本


単元未満株の売却は、会社や方式によって約定のタイミングが異なります。
リアルタイム方式は立会時間中に成立を目指し、寄付方式は翌営業日前場の寄付でまとめて約定します(各社の時間帯は SBI/楽天 を確認)。
- リアルタイム:板状況次第で機動的に成立
- 寄付:翌営業日前場の寄りで成立
- 寄付方式は成行のみ(指値不可)
売却前に受付時間の跨ぎを避ける段取りを作り、ログで再現性を持たせましょう(練習には S株“練習帳” が便利)。
売却の進め方:手順・コスト・ログの残し方


売却時は、表示の手数料だけでなく約定単価の決まり方も確認します(参考:単元未満株の手数料・スプレッド)。
少額でも記録を残すと、方式ごとの差が自分の数字で見えるようになります。
- 手順:方式の確認 → 受付時間の把握 → 少額でテスト → ログ保存
- コスト観点:手数料/スプレッド/税・諸費用
- ログ項目:発注時刻/方式/成立時刻/約定単価/理由メモ
- 補足:リアルタイム成行は状況により短時間で“出来ず”となる場合あり
はじめは小さな売却で挙動を確かめ、以後の判断を安定させていきましょう。
月次リバランス:テンプレ手順(15分)


月末に合計15分のリバランス時間を確保します。
「買いの型」を崩さずに、過剰な比率だけ軽く削るのがコツです。
- 5分:損益と配当予定を確認。偏りの大きいテーマを特定
- 5分:売却候補の銘柄を1〜2つに絞る(売り過ぎは避ける)
- 5分:受付時間に合わせて少額で実行。ログに理由を残す
分割の型は 👉 月1万円テンプレ と整合させると迷いません(枠の配分は NISAとの使い分け)。
売る基準:タイミングと“やめ時”の考え方


単元未満株では、数量が小さいため売り過ぎが起きやすいです。
ルールを先に決めて、例外を作らないようにしましょう(基礎は 1株投資ガイド を参照)。
- ルール例:目標比率からの乖離が±5〜10%を超えたら調整
- イベント例:決算や権利付き最終日は数量を小さく刻む
- 禁止例:ニュースを見て即座に全売却
“やめ時”は、テーマが崩れたときや投資前提が変わったときに限定します。
注意点:NISA・配当・権利日・端数


NISAの扱いは年度の制度に依存します(配分の考え方は NISAとの使い分け)。
非課税枠の範囲や配当の取り扱いなど、最新の公式案内を確認してください(実務の早見表は 配当・優待・税の横断まとめ)。
配当は保有株数に応じて受け取れますが、株主優待は原則として単元(100株)以上が条件です(詳細:配当・優待・税の横断まとめ)。
- 配当:保有株数に応じて受取り可(銘柄・方式の注意を事前確認)
- 優待:原則単元以上。端株優待は例外的
- 権利日:権利付き最終日/権利落ち日/受渡(一般にT+2)を意識
- 端数:小さく刻む。売り過ぎを防ぎ、比率調整の自由度を確保
制度・税の詳細は変更される可能性があるため、実行前に各社の最新情報をチェックしましょう。
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会社別の売却ヒント:SBI/楽天/マネックス/eスマート


- SBI:受付帯と約定の型を先に把握 → 👉 SBI|取引時間・約定
- 楽天:リアルタイムは指値/成行可。寄付は成行のみ → 👉 楽天|受付締切と約定
- マネックス:ワン株は成行のみ。受付帯と当日扱いの条件を事前確認 → 👉 ワン株の基礎
- eスマート:プチ株は成行のみ。受付時間帯ごとの約定タイミングを確認 → 👉 プチ株の基礎
売却は“少額で試す → 型を固定 → 数量を増やす”の順で無理なく進めてください(不成立や反映遅延は 横断チェックリスト で確認)。
まとめ
ポイント
- 売却は方式と受付時間を先に確認
- 体感コストは手数料と約定単価の両面で管理
- 月末15分テンプレで比率を整える
- “売り過ぎ防止”に少額×刻みを徹底
- 優待は原則単元以上。端株優待は例外的


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次のステップ:月1万円テンプレ / 1株投資ガイド / 配当・優待・税の横断まとめ