株の始め方/初心者ガイド

マネックス証券ワン株(単元未満株)で少額から始める日本株投資|手数料・メリット・注意点を徹底解説

マネックス証券のワン株について教えてください。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
ワン株は、1株から少額で日本株投資ができるサービスのことだよ。買付手数料が無料で配当金も1株から受け取れるから、初心者や資金が限られている方にも始めやすい点が魅力なんだ。

 

株式投資はまとまった資金が必要と思われがちですが、マネックス証券のワン株なら1株から日本株に投資できます。

買付手数料が無料で、1株から配当金を受け取れるため、少額からでも資産形成を始めやすい仕組みです。

 

1株からなら少額で購入できるので、気軽に株式投資を始められますね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

通常の株式取引では100株単位が基本ですが、ワン株なら数千円から有名企業の株主になれる点が大きな特徴。

2025年3月からは日本株積立サービスも始まり、毎月自動でワン株を積み立てることも可能となりました。

NISA口座や未成年口座でも利用でき、売却益や配当金が非課税となる税制メリットも享受できます。

一方で、売却時の手数料や注文ルール、株主優待や議決権の制限など、通常取引とは異なる注意点も存在します。

これから投資を始めたい初心者や、少額で分散投資を実践したい方にとって、ワン株は新しい選択肢となるでしょう。

 

カブヤク
カブヤク
株式投資は基本的に長く続けるもの。少額からなら仮に失敗しても何度でもやり直せるから、ワン株はおすすめだよ。

 

ポイント

  • マネックス証券ワン株は1株から少額で日本株投資ができるサービスである
  • 買付手数料が無料で、配当金も1株から受け取れる仕組みとなる
  • 100株単位の通常取引と異なり、少額・分散投資が容易となる
  • NISA口座や未成年口座でも利用でき、税制メリットも享受できる
  • 売却手数料や注文ルール、優待・議決権の制限など注意点も存在する

 

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マネックス証券ワン株(単元未満株)とは

この章ではマネックス証券のワン株(単元未満株)について解説します。

 

ワン株の基本概要

マネックス証券のワン株(単元未満株)は、1株から国内株式を購入できるサービスです。

通常、株式投資では100株単位での取引が一般的ですが、ワン株なら1株単位で注文が可能。

たとえば、1株1,000円の銘柄なら、わずか1,000円から投資デビューできます。

買付手数料は無料なので、コストを気にせず少額から始めやすいのが特長。

配当金も1株から受け取れるため、少しずつ資産を増やしたい方にぴったりです。

また、2025年3月からは日本株積立サービスも開始され、毎月自動でワン株を積み立てることも可能になりました。

この仕組みなら、忙しい方や投資初心者でも継続的に投資を続けやすくなります。

 

通常の株式取引との違い

一般的な株式取引では、1単元(通常100株)ごとに売買する必要があり、まとまった資金が求められます。

ワン株なら、1株から注文できるため、必要な資金が大幅に少なくなります

たとえば、株価が高い有名企業でも、1株単位なら数千円で株主になれる点が大きな違いです。

また、ワン株の注文は成行注文のみで、約定タイミングも限定されているため、リアルタイムでの取引はできません。

さらに、株主優待や議決権については、単元株(100株)未満では受けられない場合もあります。

このように、少額から始められる一方で、通常取引とは異なるルールや制限が存在します。

事前にサービス内容をよく確認しておくことが大切です。

 

ワン株が利用できる対象者・口座

ワン株を利用するには、マネックス証券の証券総合取引口座が必要です。

成人だけでなく、未成年口座やNISA口座でもワン株の取引が可能

2025年3月からは監理銘柄や特別注意銘柄もワン株で売買できるようになり、より多くの銘柄に投資できるようになりました。

NISA口座を利用すれば、売却益や配当金が非課税となるため、税金面でもメリットがあります。

また、配当金の受け取りには「株式数比例配分方式」の設定が必要なので、事前に手続きを済ませておくと安心です。

初心者から経験者まで、幅広い投資家が少額で日本株投資を始められるのがワン株の魅力といえるでしょう。

 

株式投資は大金が必要と思っている人が多いですが、ワン株なら数百円から始めることもできますよ。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

マネックス証券ワン株のメリット・デメリット

この章ではワン株のメリット・デメリットについて解説します。

 

ワン株の主なメリット

少額投資・分散投資のしやすさ

マネックス証券のワン株は、1株から日本株を購入できるサービスです。

通常の株式取引では、100株単位での購入が基本となるため、まとまった資金が必要になります。

例えば、株価が1,000円の企業の株を買う場合、100株だと10万円必要です。

しかしワン株なら、たった1,000円で1株だけ購入できるため、投資のハードルが大幅に下がります

この仕組みを利用すれば、少額でも複数の企業に資金を分散できるのです。

たとえば、A社・B社・C社と3社に1株ずつ投資することで、リスクを分散しやすくなります。

資産が特定の銘柄に偏るリスクを避けたい初心者にとって、分散投資のしやすさは大きな魅力です。

さらに、2025年3月からはワン株を使った日本株積立サービスも始まりました。

毎月自動で1株ずつ買い増すことができるため、時間の分散(ドルコスト平均法)も手軽に実現できます。

 

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配当金の受け取り

ワン株で購入した単元未満株でも、保有株数に応じて配当金を受け取ることが可能です。

たとえば、1株だけ持っていても、その1株分の配当が支払われます。

配当金は証券口座に自動で入金されるため、特別な手続きは不要です。

また、NISA口座を利用すれば、配当金も非課税で受け取ることができます。

NISA口座での配当金非課税を希望する場合は、配当金受領方法を「株式数比例配分方式」に設定しておく必要があります。

このように、少額投資でも配当のメリットを享受できる点は、資産形成を目指す初心者にとって大きなポイントです。

 

ワン株のデメリット

株主優待・議決権の制限

ワン株では、通常の株式投資と比べて株主優待や議決権に制限があります。

多くの企業は、株主優待の対象を「100株以上保有」などと定めているため、1株や数株だけでは優待を受けられないケースが一般的です。

ただし、最近は1株からでも優待を受け取れる企業が増えてきており、マネックス証券でも一部の銘柄で1株優待が可能になっています。

また、議決権は原則として単元株(100株)以上の保有者にしか与えられません

そのため、経営に関する議決に参加したい場合は、単元株数まで買い増す必要があります。

この点は、株主としての権利を重視する方にとっては注意が必要です。

 

手数料や約定タイミングの注意点

マネックス証券のワン株は買付手数料が無料ですが、売却時には約定金額の0.55%(最低52円)の手数料がかかります。

たとえば、1万円分のワン株を売却すると55円の手数料が発生します。

NISA口座を利用した場合は、売却手数料もキャッシュバックされるため、実質無料。

また、ワン株の注文は「成行注文」のみで、約定タイミングが通常の株式取引と異なります。

注文を出してもリアルタイムで約定せず、証券会社がまとめて市場に注文を出すため、約定価格が変動することがあります。

このため、すぐに売買したい場合や、価格を指定して取引したい人にはやや不便に感じるかもしれません。

こうした特徴を理解した上で利用すれば、ワン株は初心者にとって非常に使いやすい投資手段となります。

 

カブヤク
カブヤク
メリット・デメリットをしっかりと理解しておこう。

 

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マネックス証券ワン株の手数料と取引ルール

この章ではワン株の手数料と取引ルールについて解説します。

 

買付・売却手数料の詳細

マネックス証券のワン株は、買付手数料が無料となっています。

売却時には、約定代金の0.55%(税込)という手数料が発生しますが、最低でも52円(税込)がかかる点に注意しましょう。

たとえば、1万円分の株を売却した場合、0.55%の手数料は55円ですが、最低手数料が52円のため、実際には55円の手数料となります。

一方で、売却金額が小さい場合でも、最低52円が必ずかかる仕組みです。

この明確な手数料体系は、初心者にも分かりやすい点が評価されています。

また、買付手数料が無料なので、少額から何度も購入するスタイルにも向いています。

 

NISA口座利用時の手数料

NISA口座を使ってワン株を取引する場合、買付・売却の両方で手数料が実質無料となります。

売却手数料は一度引かれますが、後日キャッシュバックされるため、実質的な負担はゼロです。

この仕組みは、NISAの非課税メリットと合わせて、コストを抑えたい投資初心者に最適。

なお、キャッシュバックは翌月の最終営業日までに証券総合取引口座へまとめて入金される流れです。

NISA口座の開設や維持費も無料なので、手数料面でのハードルはほぼありません。

NISA枠を活用したい方には、ワン株取引のコストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。

 

注文方法と約定タイミング

ワン株の注文は、インターネットやコールセンターで受け付けています。

注文方法は「成行注文」のみで、指値注文はできません。

午前11時30分までに出した注文は、当日後場の始値で約定します。

つまり、リアルタイムでの売買はできず、約定価格も市場の動きによって変動します。

注文は当日中のみ有効で、訂正はできません。

もし約定しなかった場合は、その注文は失効となります。

このルールは、短期売買よりも長期的な積立や分散投資に向いているといえるでしょう。

また、受渡日は約定日から3営業日後となります。

 

取扱銘柄・取引の流れ

マネックス証券のワン株では、東証・名証などほとんどの上場株式が取引可能です。

トヨタ自動車や任天堂、三菱UFJフィナンシャル・グループなど有名企業の株も1株から購入できます。

取引の流れは、まず証券総合取引口座に入金し、ワン株注文画面から希望銘柄と株数を入力して注文を出します。

注文が約定すると、株式は証券口座に反映。

積立設定も可能で、毎月自動でワン株を買い付けることもできます。

この柔軟な取引環境が、投資初心者や忙しい方にも支持されている理由です。

また、ETFやREITなど一部の金融商品もワン株で取引できるため、分散投資の幅が広がります。

 

ワン株を利用すれば、あの有名企業の株主に簡単になれます。手数料には注意しましょうね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

 

マネックス証券ワン株と他社サービスの比較

この章ではワン株と他社サービスの比較について解説します。

 

SBI証券・楽天証券などとの違い

マネックス証券のワン株は、1株から日本株に投資できる点が特徴です。

同じく単元未満株サービスを提供するSBI証券の「S株」や楽天証券の「かぶミニ」と比べると、取扱銘柄や注文方法に違いがあります。

SBI証券は約4,000銘柄と取扱数が非常に多く、楽天証券はリアルタイム取引や指値注文が可能。

一方、マネックス証券は買付手数料が無料で、売却時の手数料も0.55%(最低52円)と低水準

楽天証券のかぶミニはスプレッド(0.22%)が発生しますが、リアルタイム取引ができるため、タイミングを重視したい方に向いています。

SBI証券のS株は成行注文のみですが、24時間いつでも注文ができる点が便利です。

このように、各社サービスにはそれぞれ強みがあり、投資スタイルによって選択肢が変わります。

 

 

手数料・取扱銘柄・注文方法の比較

手数料面では、マネックス証券のワン株は買付時無料、売却時は0.55%(最低52円)となっています。

SBI証券のS株は売買手数料無料(0円)

楽天証券のかぶミニは売買手数料が無料ですが、スプレッド(0.22%)が実質的なコストとして加算されます。

取扱銘柄数を見ると、SBI証券が約4,000銘柄と最多

楽天証券は2,000銘柄超、マネックス証券も東証・名証上場銘柄を中心に幅広く対応しています。

注文方法では、マネックス証券とSBI証券は成行注文のみですが、楽天証券は指値注文も可能

リアルタイム取引を重視するなら楽天証券、コスト重視ならマネックス証券やSBI証券が選択肢となります。

 

各サービスの特徴と選び方

マネックス証券ワン株は、買付手数料無料と低コストが魅力です。

NISA口座を利用すれば売却手数料も実質無料となり、初心者でも始めやすい環境が整っています。

SBI証券のS株は取扱銘柄が豊富で、ポイント投資も可能。

テーマ投資や分散投資を重視する方におすすめです。

楽天証券のかぶミニは、リアルタイム取引や指値注文ができるため、売買タイミングにこだわりたい方に向いています。

どのサービスも1株から投資できるため、初心者でもリスクを抑えつつ分散投資を実践しやすいのが共通点。

自分の投資スタイルや重視するポイント(コスト、取扱銘柄、注文方法)に合わせて選ぶと、満足度の高い証券会社を見つけやすくなります。

 

カブヤク
カブヤク
自分は何を重視するのかで選ぶ証券会社が変わってくるね。

 

マネックス証券ワン株がおすすめな人・活用法

この章ではワン株がおすすめな人・活用法について解説します。

 

初心者や少額投資希望者におすすめの理由

マネックス証券のワン株は、株式投資が初めての方や、まとまった資金を用意しにくい方に特に向いています。

通常の株式取引では100株単位が基本ですが、ワン株なら1株から購入可能。

たとえば、株価が1,000円の銘柄なら、1,000円だけで株主になれます。

「投資はお金持ちだけのもの」と感じていた方でも、ワンコイン(500円)から投資デビューできるのが魅力です。

また、買付手数料が無料なので、コストを抑えて少しずつ試せる点も安心材料。

複数の企業に1株ずつ投資することで、リスク分散も簡単に実現できます。

さらに、NISA口座を利用すれば売却手数料も実質無料となり、税金面でも有利。

「まずは少額で経験を積みたい」「有名企業の株主になってみたい」という方に最適なサービスです。

 

ワン株を活用した資産形成の方法

ワン株を活用すれば、毎月少しずつ株式を買い増していく積立投資が可能です。

マネックス証券では2025年から日本株積立サービスも開始され、1株単位で自動的に買付できるようになりました。

たとえば、毎月3,000円ずつ3社の株を1株ずつ積み立てることで、時間と銘柄の両方で分散投資が実現します。

この「ドルコスト平均法」を使えば、株価の上下に左右されにくい資産形成が可能です。

また、ワン株で配当金も受け取れるため、少額でもインカムゲインを得ながら長期的に資産を増やすことができます。

NISAやiDeCoと組み合わせることで、非課税メリットも活用できます。

「資産形成は難しそう」と感じている方も、ワン株の積立なら、手間なくコツコツと投資を続けられるでしょう。

 

 

ワン株の賢い使い方と注意点

ワン株の最大の利点は、少額から分散投資ができる点ですが、いくつか注意点も存在します。

まず、注文は成行のみで、約定タイミングが通常取引と異なります。

たとえば、午前11時30分までの注文は当日の後場始値で約定しますが、リアルタイムの価格指定はできません。

また、売却時には最低52円の手数料がかかり、少額取引の場合は割高になることもあります。

株主優待や議決権は、ほとんどの企業で100株以上が条件となるため、1株だけでは受け取れない場合が多いです。

ただし、最近は1株優待を導入する企業も増えています。

ワン株は「まずは投資を体験したい」「リスクを抑えて始めたい」方に最適ですが、約定ルールや手数料体系、優待条件などを事前に確認し、自分の目的に合った使い方を心掛けましょう。

 

少額から始めたい方や投資デビューに不安がある方でも、ワン株なら気軽にチャレンジできます。自分のペースでコツコツ積立や分散投資を実践できるので、将来の資産形成に一歩踏み出したい方にぴったりです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

まとめ

ポイント

  • マネックス証券ワン株は1株から少額で日本株投資ができるサービスである
  • 買付手数料が無料で、配当金も1株から受け取れる仕組みとなる
  • 100株単位の通常取引と異なり、少額・分散投資が容易となる
  • NISA口座や未成年口座でも利用でき、税制メリットも享受できる
  • 売却手数料や注文ルール、優待・議決権の制限など注意点も存在する

 

今回はマネックス証券のワン株について説明してきました。

最後にもう一度まとめます。

マネックス証券ワン株は、1株から少額で日本株投資ができるサービスです。

買付手数料が無料で、配当金も1株から受け取れるため、初心者や資金が限られている方にも始めやすい点が魅力です。

NISA口座や未成年口座にも対応し、税制メリットも活用できます。

ただし、売却手数料や注文ルール、株主優待や議決権の制限など注意点もあるため、事前に内容をよく確認し、自分に合った使い方を心がけましょう。

 

少額でも始められるので、「まとまったお金がなくて株式投資ができない」という人におすすめですよ。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
少額から始めていくことで少しずつ経験と知識が増えていくから、まずはワン株から始めてみて、慣れてきたら徐々に資金を増やしていこう。

 

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参考:

-株の始め方/初心者ガイド
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