

本記事は、証券口座を開設した直後にやるべき設定をチェックリストで示します。
結論は「セキュリティ設定→最短入金→配当/特定口座の確認→初回購入まで」の4ステップです。
各社共通の要点だけに絞るので、10分で初回の発注まで到達できます。
まずは全体の順番を確認し、該当の設定へ進んでください。
本人確認で止まっている場合は、eKYCを一発で通すコツ|撮影NG例と再申請を先に確認してください。
表記・撮影・再申請の型で通過率が上がります。
\最短で口座を開設/
セキュリティ設定(ログイン/二段階認証)


最優先は不正ログイン対策です。
- ログインID・パスワードを変更(パスワードは12桁以上、使い回し不可)
- 二段階認証(SMSまたは認証アプリ)を必ず有効化
- ログイン通知・取引通知をON(メール/アプリ通知)
- 生体認証(対応アプリ)を有効化し、端末紛失時の再登録手順を確認
通知や価格アラートまで一気に整えるなら、SBI証券アプリの初期設定と価格アラート|逆指値の基本を参照してください。
誤発注と見逃しを最小化できます。
価格アラートは後段でも使うので、通知の到達確認をこの段階で済ませます。
最短入金(即時/リアルタイム入金)


初回は反映が速い「即時/リアルタイム入金」を使います。
金額はテストも兼ねて少額で十分です。
具体手順は、SBI証券の入金方法と反映時間|最短は住信SBIの即時入金【手数料無料】で確認できます。
買付余力への反映が最短です。
- 「入金」メニューから「即時入金/クイック/リアルタイム入金」を選択
- 提携銀行アプリ/認証で手続き→取引口座への反映を確認
- メンテナンス時間・方式・銀行により反映が遅れる場合あり
- 反映後に「残高」と「買付余力」が一致するかチェック
配当/特定口座の確認(税区分/受取方法)


税務と配当は後から直すと手間が大きい項目です。
- 口座区分:特定口座(源泉徴収あり)になっているか確認
- 配当金の受取:証券口座で受取(株式数比例配分方式)に設定
- NISA利用予定:つみたて/成長の枠と買付方法の初期値を確認
- 年間取引報告書の発行方法・閲覧場所を把握(後日の確定申告/管理で使用)
重要:NISAで配当を非課税にするには「株式数比例配分方式」への設定が必須です。
郵便受取/登録口座方式のままだとNISA配当は課税、さらに特定口座の年次報告書や自動損益通算の対象外になり得ます。
\最短で口座を開設/
初回購入まで(小額テスト→本番)


アプリ通知が届くかも合わせて確認します。
- 成行/指値の違いを理解し、少額で指値テストを実施
- 約定メール/プッシュ通知の到達を確認
- 受渡日・保有一覧・損益の表示場所を確認
- 価格アラートの設定→通知→発注の連携を試す
初期設定チェックリスト(横断)
項目 | 場所 | 推奨設定 | 注意点 |
---|---|---|---|
二段階認証 | ログイン設定 | SMS/認証アプリ「ON」 | 端末変更時は再登録が必要 |
通知 | アプリ/メール設定 | ログイン/約定/価格アラート「ON」 | 迷惑メール振分けと端末通知を許可 |
即時入金 | 入金メニュー | 提携銀行で即時反映 | メンテ時間・方式・銀行差で遅延あり |
口座区分 | 口座情報 | 特定口座(源泉徴収あり) | 一般口座だと確定申告が必要 |
配当受取 | 配当設定 | 証券口座で受取(株式数比例) | NISA配当非課税は株式数比例が条件 |
テスト買付 | 現物/投信 | 小額で指値→約定確認 | 受渡日まで資金拘束を理解 |
※スクロールしてご覧ください
FAQ(よくある質問)
設定をONにしたのに通知が来ない
アプリ側の通知許可、迷惑メール振分け、価格アラートの条件を個別に見直す。
テストで小額発注し、約定通知の到達も確認。
「特定口座」か「一般口座」か分からない
口座管理画面の「口座区分」を確認。
「特定(源泉徴収あり)」でなければ、変更手続きの案内に従って切替える。
初回の発注でエラーが出る
本人確認・マイナンバー審査の完了、入金反映、取引パスワード初期化、取引時間帯を順に確認。
テストは成行ではなく指値で行う。
まとめ
ポイント
- 順番は「セキュリティ→即時入金→税区分/配当→小額テスト」
- 通知の到達確認と配当設定(株式数比例)の見落としが定番のつまずき
- 最初は小額で一連の流れを体験し、本番に移行


\最短で口座を開設/