※本記事は2025年最新情報をもとに執筆しています。サービス内容や手数料、キャンペーンは変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。


この記事のゴール:両社の特徴を「初心者が最初に迷うポイント」で比較し、自分に合った証券口座を選べるようにすることです。
👉 楽天との3社比較は SBI・楽天・松井の徹底比較記事 を参照。
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基本スペックの比較
まずは両社の基本的なサービス内容を整理します。
取扱商品数や手数料体系は、初心者の投資スタイルに直結する部分です。
項目 | SBI証券 | 松井証券 |
---|---|---|
投資信託 | 約2,700本以上 | 約1,600本 |
クレカ積立 | 三井住友カード(最大5%還元・通常0.5〜2%) | 非対応 |
株式取引 | S株(1株から投資可)/アメリカ株・ETF対応 | 現物株は1日50万円まで手数料無料(信用対象外) |
NISA対応 | 対応(積立・成長投資枠) | 対応 |
iDeCo | 商品数No.1、自由度が高い | 約10本強、厳選型でシンプル |
キャンペーン | 常設+随時(口座開設、クレカ積立でポイント) | 不定期開催(現金プレゼント等) |
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NISA運用の実務比較
両社のNISA対応を、実務シナリオで比較します。
- SBI証券:投信・ETF・株式すべてをカバー。S株で少額から投資できるため、成長投資枠を柔軟に活用可能。クレカ積立の還元率が高いのも魅力。
- 松井証券:シンプルに投信と株式を利用。特に「1日50万円まで無料枠」をNISAで併用すれば、暴落時の分割買いが低コストで可能。
「幅広い商品で攻めたい」ならSBI、「少額株や無料枠で守りながら」なら松井が合います。
iDeCoの違い
老後資産形成で重要なiDeCoも比較しておきましょう。
- SBI証券:業界最多の商品数を誇り、全世界株式や先進国株式など幅広く選べる。自由度が高く、積極的に配分を設計したい人向け。
- 松井証券:約10本強に絞り込み、迷いやすい初心者でもスムーズに商品を選べる。シンプルさを重視する人向け。
株式投資の実務差
株式投資のスタイルにも大きな差があります。
- SBI証券:国内株のS株、米国株や海外ETFに対応。分散投資や高配当株投資を幅広く展開できる。
- 松井証券:現物株の50万円/日無料枠が魅力。短期で少額を複数回売買する初心者にメリットが大きい。
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利用者タイプ別シナリオ
- 20代社会人:SBIで積立NISA+S株を組み合わせ、幅広い商品に触れる。
- 子育て世帯:出費が多い時期は松井で無料枠を活用。必要な時に少額で対応可能。
- シニア層:シンプルさを優先し、松井で迷わず投資を継続。
- 副業・フリーランス:海外ETFや米国株も視野に入れたいならSBIで自由度高く運用。
サポート・アプリの違い
- SBI証券:アプリ「SBI証券 株アプリ」や外国株専用アプリが充実。ネット証券らしく操作はやや複雑だが、機能は豊富。
- 松井証券:電話サポートの評判が良く、初心者でも安心。アプリはシンプル設計で直感的に使いやすい。
長期運用のリスクと注意点
長期で使う際の注意点も押さえておきましょう。
- SBI証券:商品やサービスが多い分、初心者は迷いやすい。口座開設時に「コア商品」を絞るのが安全。
- 松井証券:無料枠やシンプルさは強みだが、投信本数が少ないため「選びたい商品がない」可能性がある。
Q&A
Q1. クレカ積立は松井証券でもできる?
A. 現時点では非対応です。
クレカ積立を重視するならSBIを選びましょう。
Q2. 松井証券の「50万円無料」は信用取引も対象?
A. 対象は現物株のみで、信用取引は対象外です。
Q3. SBI証券のS株とは?
A. 1株単位で株式を購入できる仕組みです。
少額から大企業の株に投資できます。
Q4. iDeCoはどちらが有利?
A. SBIは商品数が豊富で自由度が高い。
松井は厳選型で迷いにくい。どちらも一長一短です。
Q5. 両方口座を開設するのはあり?
A. メインはSBIで幅広く、サブは松井で無料枠を活用、という併用も合理的です。
まとめ
ポイント
- SBIは商品数・自由度・クレカ積立で圧倒的に幅広い
- 松井は1日50万円無料の現物株取引で少額投資に強み
- iDeCoはSBI=自由度、松井=シンプルさ
- 迷ったら「SBIをメイン、松井をサブ」の使い分けも有効


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