

SBI証券の「S株(単元未満株)」は、1株から投資を始められる少額投資向けサービスです。
従来は100株単位での売買が一般的でしたが、S株なら数百円から株を購入でき、投資のハードルが大きく下がりました。

さらに、売買手数料が原則無料である点は大きな魅力です。
NISA口座にも対応しており、税制優遇を受けながら分散投資ができるのも見逃せません。
一方で、注文方法は成行注文のみで、株主優待は対象外となる点など、注意が必要です。

ポイント
- S株とはSBI証券が提供する単元未満株で、1株から少額投資が可能となる
- 売買手数料は原則無料であり、NISA口座にも対応するため税制優遇を活用できる
- 約定は1日3回(9時・12時30分・15時30分)で、注文時間によって約定タイミングが決まる
- 注文方法は成行のみで、指値不可や株主優待が利用できない点に注意する必要がある
- 少額分散投資や投資初心者の学習に適しており、低リスクで株式投資を始められる仕組みである
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SBI証券のS株(単元未満株)とは何か
この章ではSBI証券のS株(単元未満株)について解説します。
S株(単元未満株)の基本概要
S株とは、SBI証券が提供する単元未満株取引のことを指します。
通常、日本の株取引では「単元株」と呼ばれる100株単位での売買が基本です。
これに対し、単元未満株は1株から取引可能な仕組みで、数百円から気軽に株式投資が始められます。
具体例を挙げると、例えば1株1000円の銘柄なら1000円で買え、通常の100株買う場合の10万円よりはるかに少ない資金で投資をスタートできるのが特徴です。
SBI証券のS株サービスは、初心者や少額投資家に最適なエントリーポイントとなっています。
SBI証券でのS株の特徴とメリット
SBI証券のS株取引は、1株単位で購入可能なほか、手数料無料(一部除外あり)という大きなメリットがあります。
さらに、1日3回に設定された約定タイミングにより、取引の透明性と効率性が高まりました。
約定は、前場始値・後場始値・後場終値の3回で行われ、注文した時間によりいつ約定するかが決まるため、価格変動を考慮しながら投資判断ができます。
また、SBIならNISA口座での単元未満株投資も対応しているため、税制優遇を受けつつ少額から分散投資が実現可能です。
例として、資金が限られていても複数銘柄に分散できるためリスク軽減にも有効です。
S株が初心者に向いている理由
単元未満株は少額投資を可能にし、株式投資のハードルを大幅に下げました。
S株の場合、100株単位の購入資金が用意できない初心者でも1株単位で始められ、実際の取引の仕組みや株価の動きがリアルに学べます。
例えば、全額投資に不安がある人はまずS株で少額から始めて投資の感覚を掴むことが可能です。
さらに、手数料無料のためコスト面の心配も少なく、利益を圧迫されにくいため初心者でも安心して利用できます。
また、約定タイミング拡充により注文してから約定までの時間が明確で、安心感が増しています。
これらの要素が、S株を初心者向けサービスとして支持される理由となっているのです。

SBI証券のS株の取引時間と約定タイミング
この章ではS株の取引時間と約定タイミングについて解説します。
S株の注文受付時間の詳細
SBI証券のS株は、1日を通していつでも注文が可能です。
注文受付時間は午前0時から午後11時59分までと広く設定されているため、忙しい人でも自分の都合の良い時間に注文できます。
例えば、仕事終わりの夜間に注文を入れて翌営業日の取引に備えることも可能です。
ただし、注文したタイミングによって約定する時間帯が異なる仕組みになっているため、その点を理解しておく必要があります。
この注文受付時間の柔軟さは、忙しい初心者にも使いやすい特徴と言えます。
1日3回の約定タイミングスケジュール
SBI証券のS株は、約定が1日3回に分かれています。
具体的には、当日の前場始値(9時ごろ)、後場始値(12時30分ごろ)、後場終値(15時30分ごろ)の3回です。
注文時間によって約定がこのどれかに割り当てられます。
注文時間 | 0:00~7:00 | 7:00~10:30 | 10:30~14:00 | 14:00~24:00 |
約定タイミング | 当日前場始値 | 当日後場始値 | 当日後場引け(終値) | 翌営業日前場始値 |
9:00約定 | 12:30約定 | 15:30約定 | 翌9:00約定 |
※表は横にスクロールしてご覧ください
このスケジュールにより、投資タイミングを見計らいやすく、価格の変動を考慮した取引が実現できます。
取引時間が明確なので、価格予測がしやすくなります。
約定タイミング拡充の背景とメリット
以前は単元未満株の約定は1日1回だったため、注文から約定までの時間が長く、投資家の利便性に課題がありました。
SBI証券はこの課題を解決するために約定タイミングを3回に増やし、投資家が迅速に取引できる環境を整えています。
この制度変更により、急激な株価変動時にも複数回の約定機会を持てるため、リスク管理がしやすくなりました。
米国のfractional share取引でもリアルタイム約定が増えている中、SBIのこの拡充は時代に合った対応と評価されています。
結果として、顧客満足度の向上と取引の透明性強化に貢献しています。

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SBI証券S株取引のメリットとデメリット
この章ではS株取引のメリットとデメリットについて解説します。
S株取引の主なメリット
SBI証券のS株取引は、何と言っても「少額から投資ができる」点が最大のメリットです。
通常の株取引では100株単位の資金が必要となるため、例えば1株1000円の銘柄なら最低でも10万円以上の資金が必要です。
しかしS株なら1株単位で購入可能なので、投資資金の少ない初心者でも気軽に始めやすくなっています。
さらに、手数料は原則無料なのでコスト面の負担を抑えられます。
加えて、1日3回に設定された約定タイミングにより、注文した時間帯によって価格が明確に決まるため、取引の透明性も高いのが特徴です。
取引における注意点とデメリット
一方、S株取引にはいくつかの注意点もあります。
まず、約定が1日に3回しか行われず、注文しても即時約定されないため、タイムラグが発生します。
価格変動リスクを抑えたい場合は、この点を理解した上で取引に臨む必要があるでしょう。
さらに、単元未満株は「指値注文」ができず、成行注文のみが基本です。
これは価格のコントロールが難しいという意味で、不利な価格で約定するリスクがあります。
加えて、S株では株主優待が適用されず、配当のみ受け取れる点も初心者が知っておくべき大切なポイントです。
こうした点は投資戦略を考える上で影響します。
他の証券会社との比較ポイント
SBI証券のS株は他証券の単元未満株サービスと比べても競争力があります。
例えば楽天証券やマネックス証券も1株から買えるサービスを提供していますが、SBI証券は約定タイミングが1日3回と比較的多く、注文時間によっていつ約定するかが分かりやすい特徴が際立ちます。
さらに、手数料無料である点も長期的な投資コストを抑えたい投資家には魅力的です。
一方で、他社は指値注文が可能な場合もありますので、価格指定したい投資家は比較検討が必要です。
全体として、初心者や少額からの分散投資を重視する場合は、SBI証券のS株が特に適していると言えるでしょう。

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SBI証券でのS株注文方法と注意点
この章ではS株注文方法と注意点について解説します。
スマホアプリでのS株注文手順
SBI証券のスマホアプリからS株を注文する際は、まずログイン後に「国内株式」メニューを選択します。
次に「S株(単元未満株)」の項目をタップし、銘柄検索で購入したい株を探しましょう。
購入株数は1株単位で指定できるため、少額からの投資が可能です。
注文方法は基本的に成行注文となり、指値注文はできません。
最後に注文内容を確認して「注文確定」を押すと受付完了です。
操作は直感的で、初心者でも迷わず使えるよう画面設計されています。
PCサイトでのS株注文手順
PCサイトからの注文も基本的にはスマホアプリと同様の流れです。
ログイン後、トップ画面から「S株(単元未満株)取引」メニューへ進み、銘柄検索を行います。
買いたい銘柄を選択し、1株から注文数を入力。
注文の種類は成行注文のみで、約定価格は約定タイミングの株価に依存します。
注文画面で注文内容の最終確認をしたら「注文送信」ボタンを押して完了。
PCサイトは画面が広く、チャートや企業情報を同時に確認しやすいのが利点で、じっくり投資判断をしたい方に向いています。
注文時の注意ポイントとルール
S株注文時の注意点として、約定タイミングが1日3回に決まっているため即時約定ではないことを理解する必要があります。
注文後、どの時間帯に約定するかは注文受付時間で決定され、例えば夜間に注文すると翌営業日の約定となる可能性が高いです。
成行注文しかできず、指値がないため価格変動リスクが伴います。
複数注文を避けるルールがあるため、慎重な注文管理が求められます。
手数料は無料ですが、配当金の扱いや株主優待は単元株限定の場合が多いため、この点も確認しておくとよいでしょう。

SBI証券S株に関するよくある質問(Q&A)
この章ではS株に関するよくある質問について解説します。
注文から約定までの時間はどのくらい?
SBI証券のS株注文は即時約定ではなく、1日に3回、決まった時間に約定が行われます。
具体的には、前場始値(9:00頃)、後場始値(12:30頃)、後場終値(15:30頃)の3回です。
例えば、午前7時に注文した場合、その日の後場始値で約定され、一方で午後2時に注文すると翌営業日の前場始値での約定となります。
つまり注文の時間帯により、約定までの時間が数時間から1日以上かかるケースもあり、急ぎの取引には向きません。
これは「batch trading」と呼ばれる方式で、市場への影響や価格の透明性確保に寄与しています。
手数料は本当に無料なのか?
SBI証券のS株は基本的に売買手数料が無料です。
これは1株単位の少額取引を促進するためのサービスで、多くの初心者にとって大きなメリットとなっています。
ただし、一部例外として、注文内容や取引状況によっては手数料が発生する場合もあります。
具体的には、信用取引や特殊な注文方法を利用するときは別途手数料がかかることもあるため、事前に公式サイトで確認が必要です。
一般的な現物の単元未満株取引においては実質無料と理解して問題ありません。
NISA口座でのS株利用について
S株はNISA口座でも取り扱い可能です。
NISA(少額投資非課税制度)は年間一定額の投資利益が非課税となる制度で、初心者が税制優遇を受けながら分散投資を行うのに最適な方法です。
SBI証券の場合、通常のNISAやつみたてNISAでもS株の取引ができます。
株数が1株単位なので、限られた非課税枠の中で幅広い銘柄に投資できるのが利点。
これにより、例えば100株買うには予算が足りなくても、S株で1株ずつ複数銘柄に分散投資が可能となります。
優待や配当の取り扱いについて
単元未満株(S株)でも配当金は株主に支払われますが、株主優待は基本的に付与されません。
優待は通常、単元株(100株以上)を保有することが条件となるためです。
例えば、ある企業が100株以上保有に対してカタログギフトを提供している場合、1~99株では対象外となります。
一方で配当金は持ち株数に応じて受け取れるため、S株でも分配を得ることは可能です。
投資の目的に応じて、優待狙いなら単元株、配当に期待するならS株も選択肢に入れると良いでしょう。

まとめ
ポイント
- S株とはSBI証券が提供する単元未満株で、1株から少額投資が可能となる
- 売買手数料は原則無料であり、NISA口座にも対応するため税制優遇を活用できる
- 約定は1日3回(9時・12時30分・15時30分)で、注文時間によって約定タイミングが決まる
- 注文方法は成行のみで、指値不可や株主優待が利用できない点に注意する必要がある
- 少額分散投資や投資初心者の学習に適しており、低リスクで株式投資を始められる仕組みである
今回はSBI証券のS株の取引時間と約定ルールについて説明してきました。
最後にもう一度まとめます。
SBI証券の「S株」は1株から投資できる少額投資サービスで、従来必要だった100株分の資金がなくても気軽に株式投資を始められます。
手数料は原則無料で、NISA口座にも対応しているため、税制優遇を受けながら複数銘柄に分散投資することが可能です。
ただし、注文は成行のみで株主優待は対象外となる点に注意が必要。
約定は1日3回と明確に決められているため、取引の仕組みを理解して計画的に活用することが大切です。
初心者はまず少額から挑戦し、投資の感覚を掴みながら徐々にステップアップしていくのがおすすめです。


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