株の始め方/初心者ガイド

リスク許容度チェックと配分テンプレ|5問で決める初期設計【新NISA・月1万円】

先輩、私は値動きに弱いタイプかもしれません。月1万円で始める場合、どの配分が自分に合っているかを素早く決めたいです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
OK、5つの質問でリスク許容度を測って、そのスコアに応じた配分テンプレに当てはめよう、迷っても今日決められるよ。

 

この記事は、月1万円×新NISA前提でリスク許容度の自己診断→配分テンプレ決定→5分設定までを一気通貫でまとめます。

暴落時の心構えや“止めない仕組み”は、暴落時プレイブック積立頻度の正解も合わせてどうぞ。

 

\まずはNISA口座の準備から/

 

5問で測るリスク許容度(自己診断)

 

できるだけシンプルに答えたいです、点数化してくれると助かります。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
各設問で自分に近い選択肢を一つ選んで合計点を出そう、スコアに応じてテンプレを提案するよ。

 

設問 選択肢(点)
① 投資経験 なし(0)/1〜3年(2)/3年以上(4)
② 下落時の心理 -10%で不眠(0)/-20%は我慢(2)/-30%でも積立継続(4)
③ 目的の優先 元本安定(0)/安定と成長の中間(2)/長期成長重視(4)
④ 収入と家計余力 余裕ほぼなし(0)/やや余裕(2)/十分余裕(4)
⑤ 生活防衛資金(無収入でも何か月暮らせる?) 1〜3か月(0)/4〜6か月(2)/7か月以上(4)

※直感でOKです。防衛資金の考え方は生活防衛資金ガイドを参照。

 

スコア判定(合計0〜20点)

  • 0〜6点:守備重視タイプ(値動きに弱い)。
  • 7〜13点:バランス型タイプ(継続重視)。
  • 14〜20点:成長重視タイプ(ブレ許容)。

 

👉 性格×目的で迷う人は、比較記事オルカン vs バランスも併読すると腹落ちします。

 

月1万円の配分テンプレ(タイプ別3案)

 

スコアが中間でした、具体的な配分をそのまま真似したいです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
OK、まずは“続けられること”を最優先に、3つの定番から選ぼう、半年〜1年運用してから微調整で十分だよ。

 

タイプ 配分(例) 月1万円の目安 ポイント 相性の良い記事
守備重視(0〜6点) 株式60%+債券40%(債券は国内 or 先進国ヘッジ) 株式6,000円/債券4,000円 値動きマイルドで継続に強い。リターン控えめは理解。 債券の使い分け
バランス型(7〜13点) 株式80%+債券20%(債券は国内中心) 株式8,000円/債券2,000円 迷ったらここから。半年後に体感評価。 リバランス
成長重視(14〜20点) 株式100%(オルカン1本) 株式10,000円 最小手間で期待リターン高め。暴落時のメンタル対策必須。 暴落時プレイブック

※比率は目安。ファンドは低コスト・再投資型を基本に、目論見書・運用報告書で実質コストも確認。

 

ポイント(迷ったら“中庸”)

  • まずは株80:債20から始めると続けやすい。
  • 半年〜1年で睡眠の質と不安度をチェックし、±10%幅で微調整。
  • 現金クッションは別枠で確保(生活防衛資金)。

 

5分で終わる初期設定フロー

 

実務の順番を具体的に知りたいです、ミスりたくないので。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
この手順なら迷走しない、給料日翌営業日の自動積立まで一気に設定しよう。

 

  1. スコアでタイプを確定(守備重視/バランス/成長)。
  2. つみたて投資枠で低コストの全世界株 or 米国株インデックスを1本選定(選び方ガイド)。
  3. 守備を入れる場合、国内債券や先進国債券ヘッジありを追加。
  4. 積立額は最初100円で動作確認→すぐ1万円へ増額(ボーナス増額も活用)。
  5. 給料日翌営業日に自動積立、通知は最小化し“見ない仕組み”を作る。

 

※つみたて投資枠はノーロード・低コスト・毎月分配型NGが原則、ETFは原則成長投資枠だが要件を満たす一部ETF(株式指数連動等)がつみたて枠対象。成長投資枠は上場株式・ETF・REIT+一部投信が対象で、毎月分配型や一定のデリバ活用投信は除外。

※為替ヘッジは一般に二国間の短期金利差に相当するコスト(またはプレミアム)が発生、債券はデュレーション(金利1%変化に対する価格変化率の目安)が長いほど金利に敏感。

 

👉 自動化は毎月×給料日翌営業日固定が鉄板。
👉 迷ったらリバランス完全ガイドで復習。

 

\設定は5分、あとは“触らない”が正解/

 

“揺れ”に強くなる心理設計

 

暴落が来たらまた積立を止めてしまいそうで心配です。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
ルール化が効く、確認は月1回、操作は“買い増しで戻す”のみ、これで大半のミスは避けられるよ。

 

  • 確認は月1回(資産推移と配分のズレだけ)。
  • ズレは原則買い増しで戻す(売却リバランスは最小限)。
  • ニュース断食・価格通知オフなど、“見ない仕組み”を徹底。

 

👉 具体的な対処は暴落時プレイブック、配分の整え方はリバランス完全ガイドで復習。

 

よくある質問Q&A

Q1.スコアがまたがった場合は?

上位2タイプの中間配分でOK(例:株70:債30)。

半年運用してから±10%で微調整しましょう。

 

Q2.家族と自分でタイプが違います

家計口座は守備重視、個人口座は中庸など口座別に使い分けると衝突が減ります。

 

Q3.成長重視でも債券を入れるべき?

リターン最大化だけなら株式100も選択肢。

ただし睡眠の質や行動の継続が落ちるなら、債券20%から試す価値は大きいです。

 

ポイント(今日の宿題)

  • 5問を解いてスコア確定。
  • タイプ別テンプレを“そのまま”設定。
  • 給料日翌営業日の自動積立で“見ない仕組み”。

 

まとめ

 

ポイント(総まとめ)

  • 5問スコア→タイプ判定→テンプレ投入で今日決める。
  • 迷ったら株80:債20から。半年後に±10%調整。
  • “止めない仕組み”は毎月×給料日翌営業日×自動。触らないのが最適化。

 

スコアは10点でした、まずは株80:債20で始めて半年後に見直します。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
合格、テンプレをそのまま設定して次は見直しの“日付だけ”カレンダーに入れておこう。

 

\今日から一歩。5分で“中庸テンプレ”を設定/

 

参考:

-株の始め方/初心者ガイド
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