

この記事では、楽天証券の「かぶミニ」におけるリアルタイム取引と寄付取引の違いを整理します。
受付締切と約定の関係、指値と成行の可否、スプレッドの考え方を一度で把握できるようにまとめます。
買い方の手順は 👉 楽天|かぶミニの買い方 を参照してください。
全体像は 👉 1株投資ガイド から読むと流れがつかめます。
\最短翌営業日で開始/
または 👉 各社比較を見る
全体像:かぶミニの約定方式(リアルタイム/寄付)


かぶミニはリアルタイム取引と寄付取引の2方式を選べます。
- リアルタイム取引:立会時間中に市場価格へ連動して約定を目指す
- 寄付取引:受付分を翌営業日前場の寄付でまとめて約定
- 寄付は成行のみ(指値不可)
リアルタイムは約定単価に0.22%のスプレッドが含まれます。
寄付はスプレッドがかからない設計ですが、価格は始値に依存します。
リアルタイム取引:時間帯・指値/成行・スプレッド


リアルタイム取引は立会時間中に成立を目指します。
受付時間は9:00〜11:30/12:30〜15:25です。
注文形式は指値と成行の両方が選べます。
- 指値の基本:買い=指定価格以下で約定/売り=指定価格以上で約定
- 指値の許容範囲:参考価格に対しておおむね±1%
- 成行の不成立:状況により約1分で出来ずとなる場合あり
- 体感コスト:約定単価に0.22%のスプレッドが内包
まずは少額で挙動を確認し、ログに実績を残すと判断が早まります。
挙動で迷ったら 👉 困ったときの横断チェックリスト を順に確認。
寄付取引:受付締切と翌営業日前場寄付での約定


寄付取引は、受付分を翌営業日前場の寄付でまとめて約定します。
受付時間は前日17:00〜当日8:45です。
注文の取消はこの受付時間帯のみ可能になります。
- 成立タイミング:原則として翌営業日前場の寄付
- 価格の扱い:東証の前場寄付を基準とするが、端数処理の影響で約定単価が寄付価格と異なる場合あり
- 締切跨ぎ:8:45を過ぎると翌営業日扱い。状況により翌々営業日にスライドの可能性
予定どおり動かないと感じたら、まずは締切の跨ぎと営業日を確認しましょう。
発注の具体は 👉 楽天|かぶミニの買い方(アプリ/PC) を参照。
\最短翌営業日で開始/
よくある“ずれ/不成立”の理由と対処


- 受付締切を跨いだ:翌営業日または翌々営業日にスライド
- 注文形式の不一致:リアルタイム指値が遠く不成立/成行が約1分で出来ず
- 対象外・停止:一時的な取扱停止や対象外銘柄で失効
- 非営業日の影響:カレンダーの勘違いで実行日がズレた
操作の型を固定し、曜日と金額を揃えて小さく反復すると切り分けが早まります。
運用を型化するなら 👉 月1万円テンプレ をどうぞ。
月1万円テンプレとの相性と実践例


最初の1か月は寄付を軸にして、約定の型を体に入れると管理しやすくなります。
翌月以降は配当やイベントに合わせて、一部をリアルタイムへ切り替えると柔軟性が出ます。
- 寄付70%+リアルタイム30%:基準づくりと機動性の両立
- 週1×2,500円:寄付固定で曜日化し、ズレを可視化
- 月2×5,000円:給与日に寄付、もう一回をリアルタイムで調整
コストの整理:手数料・スプレッド・体感コスト


かぶミニは売買手数料が無料です。
ただしリアルタイムは約定単価に0.22%のスプレッドが含まれます。
寄付はスプレッドがかからないため、価格の読みやすさを重視する場合に向きます。
- 手数料:明示の料金。キャンペーンで変動する場合あり
- スプレッド:リアルタイム時に約定単価へ内包
- 体感コスト:ログの実績で確認し、方式を最適化
最初は小さく検証し、家計のリズムに合わせて方式を選び直しましょう。
詳細の比較は 👉 楽天かぶミニの手数料・特徴と他社比較ポイント で確認。
まとめ
ポイント
- リアルタイム:指値/成行対応。約定単価に0.22%のスプレッド
- 寄付:翌営業日前場の寄りで約定。スプレッド非適用
- 受付時間:リアルタイム9:00–11:30/12:30–15:25、寄付は前日17:00–当日8:45
- 不成立対処:締切→形式→対象→営業日の順で切り分け
- 運用の型:寄付基軸+リアルタイム部分採用が扱いやすい


\最短翌営業日で開始/
👉 次のステップ:楽天|かぶミニの買い方(手順・注意点)