

この記事は、SBI証券で投資信託の自動積立を設定する具体手順を、薬剤師の働き方に合わせて解説します。
基礎の復習は👉 NISAの基本、商品選びは👉 インデックス投資(月1万円) をどうぞ。
\非課税の土台づくりはここから/
このガイドの全体像(5ステップ)


今日やることは以下の5つです。
- ① 口座準備(本人確認・NISA設定)
- ② 商品選定(全世界株 or S&P500)
- ③ 積立設定(月1万円・給与日後)
- ④ 設定の確認(注文照会・メール通知)
- ⑤ 年次メンテ(配分の微調整)
忙しい時期でも継続できるよう、人を介在させない自動化を徹底します。
事前準備:口座とNISA設定


口座開設〜NISA設定の手順は👉 SBIでNISAを始める手順 を参照。
つみたての基本設計は👉 ドルコスト平均法の基礎 と合わせて確認しましょう。
※口座区分(一般/特定/NISA)の選択を誤ると非課税枠が使えません。設定画面で必ず「NISA」を選択してください。
商品選び:低コスト・インデックスを土台に


比較の詳説は👉 全世界株 vs S&P500の選び方。
ファンドの選定基準は👉 積立ファンド選定のチェックリスト を確認。
※同じ指数に連動するファンドは信託報酬の低さと運用実績で比較しましょう。
積立設定(SBIの操作フロー)


- 検索バーでファンド名(例:全世界株式インデックス)を入力し、商品ページを開く。
- 「積立買付」を選択し、口座区分=NISA(つみたて投資枠 or 成長投資枠) を指定。
- ファンドがつみたて対象なら「つみたて投資枠」を、対象外なら「成長投資枠」を選ぶ。
- 積立金額を「10,000円」に設定(生活に支障ない金額から)。
- 積立日を「給与日後の安定日」で固定(月1回で十分)。
- 分配金コースは「再投資」を選択。
- ポイント/支払い方法は任意で設定(利用可否・上限は各自の条件で異なる)。
- 目論見書・補完書面に同意して、注文を確定。
設定項目 | 推奨初期値 | メモ |
---|---|---|
口座区分 | NISA(つみたて/成長) | ファンドの「つみたて対象」可否で枠を選択 |
金額 | 月10,000円 | 最低設定は商品・支払方法で異なる |
積立日 | 給与日後の安定日 | 資金切れ防止。月次で十分 |
分配金 | 再投資 | 複利を効かせる |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
\設定ができたら、そのまま非課税で積み上げ/
設定の確認方法と、よくあるつまずき


- 注文が反映されない→口座区分がNISAになっていない、受付締切後の設定、資金不足。
- 金額が設定できない→支払い方法ごとの最低金額や上限に注意。
- ポイントが使えない→対象外ファンド、会員連携未設定。
「枠復活(売却後の再利用)」ルールは👉 簿価・翌年・上乗せ不可 を確認。
※米国株・米国ETFの配当は米国で10%源泉(日米租税条約)。NISAでは日本側課税が発生しないため外国税額控除は使えません。
年1回のメンテ:配分の微調整だけで十分


点検の型は👉 年次メンテのチェックリスト をどうぞ。
暴落時の動き方は👉 暴落プレイブック に沿って流れ作業に。
※急な出費に備え、生活防衛資金は別口座に確保しておきましょう。
まとめ
ポイント
- 口座準備→商品選定→積立設定→確認→年次メンテの順で迷わない。
- 中核は低コスト・インデックス。分配金は再投資、積立日は給与日後に固定。
- NISAはファンドの適否でつみたて投資枠/成長投資枠を選ぶ。枠復活は簿価で翌年以降、当年上乗せは不可。


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👉 次の記事はこちら:リスク許容度の確認と配分の型(薬剤師向け)