

この記事のゴール:クレカ積立と口座引落の「二重仕組み」+リマインド設計で、勤務が不規則でも月1万円の積立を止めない実務を完成させます。
👉 初めての設定は SBIで投信の自動積立を設定 を参照。
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よくある積立停止の原因
積立が止まる典型例は次のとおりです。各項目は事前対策で回避可能です。
- クレカ限度額の一時超過(利用上限10万円/2025年時点)
- カード更新・再発行時の登録切替忘れ(番号・有効期限の変更)
- 銀行口座の残高不足(給与口座と違う口座を引き落としに指定)
- 名義変更・住所変更などの情報不一致
- 銀行引落日と給与日のズレ(14日または27日引落)


積立が止まらない「二重仕組み」と運用手順
結論:クレカ積立を土台にしつつ、口座引落や現金積立を1,000円〜のバックアップとして併設します。
どちらかが失敗してももう片方が走るため、停止リスクを吸収できます。
手順(SBI想定)
- クレカ積立で毎月の固定金額を設定(例:9,000円/申込日は毎月7・8・9日から選択)
- 同一商品の現金積立を少額(例:1,000円)で設定(1〜30日+月末の希望日から選択可)
- 給与口座=引落口座に統一(残高不足を避ける)
- 銀行引落サービス利用時は14日または27日引落を選択し、給与日と照合
- カード有効期限の3か月前に「支払い方法見直し」のリマインドを設定
※二重化は同一銘柄に「クレカ積立+現金積立」を別々に登録するか、クレカ積立+銀行引落サービス(自動入金)の組み合わせで実現できます。将来一本化する場合は、現金側を解除→クレカを増額が公式手順です。


リスク別の具体対策
- 限度額超過:利用枠の引き上げ/積立専用カードの用意/決済日を意識した利用配分
- 更新切替忘れ:スマホのカレンダーで有効期限の3か月前に通知
- 残高不足:給与口座を引落口座に統一。分ける場合は自動振替の予約を必ず設定
- 日程ズレ:クレカ積立=7・8・9日、現金積立=任意日、銀行引落=14日or27日と理解して選択


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月次ルーティンとチェックリスト
勤務が不規則でも回せるよう、月1回・5分の点検でOKなチェックリストにします。
- 給与口座=引落口座になっている
- クレカ積立と現金積立の合計=月の基準額(例:1万円)
- クレカの有効期限・更新予定の確認(3か月前に通知)
- 引落日(14日or27日)、クレカ決済日(7〜9日)、受渡のズレを確認


さらに、年1回は配分を点検:NISA年次メンテのチェックリスト。±5%ずれたら買い増しで戻すが基本です。
Q&A
Q1. クレカ積立の積立日は自由に選べますか?
A. いいえ。毎月7・8・9日のいずれかからの選択制です。
給料日合わせは現金積立で調整してください。
Q2. 銀行引落サービスの日程は?
A. 毎月14日または27日に引落が行われ、その後入金・発注可能になります。
給与日や出金予定と照合してください。
Q3. 出金や再投資のタイミングは?
A. 国内株・ETFはT+2、投資信託はT+3〜T+5程度で受渡です。
ファンドごとに異なるため目論見書を必ず確認してください。
Q4. 限度額やポイント還元が心配です。
A. クレカ積立は月上限10万円。還元率や対象は変わることがあるので、最新仕様は必ず公式で確認しましょう。


まとめ
ポイント
- クレカ積立は7〜9日、銀行引落は14日or27日、現金積立は任意日で調整
- クレカ積立を土台+現金積立や銀行引落をバックアップで二重化
- 月1回・5分のチェックで残高不足・更新忘れを防止
- 受渡は株式T+2/投信T+3〜T+5。目論見書確認を習慣化
- 暴落時はルール先行で「止めない」仕組みを守る


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