記事を読み進めるほど専門用語に迷子になります。最低限の辞書を手元に置きたいです。

後輩ちゃん

カブヤク
いいね。用語を“運用の動き”に直結させて覚えるんだ。今日は月1万円でも迷わない実務ポイント付きの辞典をまとめたよ。
この記事は、新NISA×月1万円運用で頻出する用語を、実務に直結する一文で言い換えた保存版ハブです。
各用語には「今なにをすればいいか」の一言を添え、関連の詳解記事もリンクします。
ブクマ推奨で、迷ったらここに戻ってきてください。
\まずはNISA口座の準備から/
NISAの基本枠と制度用語
つみたて投資枠と成長投資枠の違いが曖昧です。

後輩ちゃん

カブヤク
“毎月の土台を積むか”“自由度で味付けするか”の違いだよ。土台を先に埋めるんだ。
用語 | ざっくり定義 | 月1万円の実務ポイント | 詳しく |
---|---|---|---|
つみたて投資枠 | 長期・分散・積立に適した公募株式投信が対象の非課税枠 | 毎月の土台1万円はここで無分配低コストを積む。つみたて投資枠の対象は毎月分配型ではない低コスト投信に限られる。 | 👉 ロードマップ |
成長投資枠 | 上場株式・ETF・REIT・投信など幅広く対象の非課税枠 | サテライト3割以内で個別株やETFを少量。なお、整理・監理銘柄や信託期間20年未満・毎月分配・一定のデリバ活用等の投信は対象外。 | 👉 個別株テンプレ |
金融機関変更 | NISA口座の証券会社を年単位で乗り換える手続き | 手続きの締切や停止期間を確認して繁忙期を避ける | 👉 口座開設手順 |
枠復活 | 売却すると簿価相当額の非課税枠が翌年以降に復活(当年の年間投資枠に上乗せは不可) | 月1万円運用では売却リバランスは例外にして枠消耗を避ける | 👉 年次メンテ |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
コスト・指数・リスクの用語
信託報酬と実質コストの違いでいつも迷います。

後輩ちゃん

カブヤク
“広告の表”と“決算の裏”みたいな違いだよ。裏まで見て選ぶんだ。
用語 | ざっくり定義 | 月1万円の実務ポイント | 詳しく |
---|---|---|---|
信託報酬 | 販売資料に載る“表の手数料”(年率) | 同指数内で低コスト帯を選ぶ | 👉 |
実質コスト | 運用報告書で判明する“総コスト”(保管・監査等を含む) | 毎年運用報告書で確認して新規買付を寄せ替え | 👉 |
ベンチマーク | ファンドが目標にする指数(例:MSCI ACWI) | 指数が同じなら乖離とコストで比較 | 👉 |
乖離/TE | 指数との差・トラッキングエラー(差の年率標準偏差) | 年次で小さく安定しているかを確認 | 👉 年次メンテ |
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売買・カレンダー・受渡の用語
年末に買ったのに翌年の扱いになって焦りました。

後輩ちゃん

カブヤク
“受渡日で判定”を覚えておこう。投信は銘柄ごとに受渡が違うんだ。
用語 | ざっくり定義 | 月1万円の実務ポイント | 詳しく |
---|---|---|---|
約定日/受渡日 | 発注が成立した日/現金と資産が実際に移る日 | 年内カウントは受渡基準なので前半寄せ。約定が年内でも受渡が翌年なら翌年枠扱い。投信はファンドごとに受渡が異なるため要確認。 | 👉 年末カレンダー |
クレカ積立 締切 | カード決済での積立設定の反映締切 | 毎月10日までに設定し、注文希望日は7・8・9日から選択(2025/5/9以降適用) | 👉 クレカ積立の実務 |
メンテナンス時間 | システム保守で注文や設定ができない時間帯 | 深夜帯と締切直前は避けて前半完了を徹底 | 👉 還元の再投資 |
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配当・分配・税の用語
NISAだと配当や分配はどう扱われますか。

後輩ちゃん

カブヤク
口座内の配当・譲渡益は非課税だよ。だけど海外ETFの“現地課税”は別腹なんだ。
用語 | ざっくり定義 | 月1万円の実務ポイント | 詳しく |
---|---|---|---|
配当金(国内株) | 企業が利益を株主に分配する現金 | NISA内なら非課税なので受取→再投資をルール化 | 👉 配当の取り扱い |
分配金(投信) | 投資信託が決算で支払う現金 | 長期積立は無分配型を基本にし錯覚を避ける | 👉 買わない方がいいモノ |
現地課税(米国ETF) | 米国での源泉徴収(一般に10%) | NISAでも日本側0%だが現地分は残る点に注意 | 👉 配当チェック |
損益通算・繰越 | 課税口座での利益と損失の相殺や繰越控除 | NISAの損失は通算・繰越不可なので“やめない仕組み”を優先 | 👉 個別株テンプレ |
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買付方法・支払い・ポイントの用語
クレカ積立やポイント投資の言葉が混ざります。要点だけ覚えたいです。

後輩ちゃん

カブヤク
動線を一回作ってしまえば迷わないよ。“受け皿→再投資日”を固定するんだ。
用語 | ざっくり定義 | 月1万円の実務ポイント | 詳しく |
---|---|---|---|
クレカ積立 | カード決済で投資信託を自動買付する仕組み | 締切は毎月10日、注文希望日は7・8・9日から選択(2025/5/9リリース以降)。深夜のメンテ帯は設定変更不可になりやすい。 | 👉 実務比較 |
ポイント投資 | 貯めたポイントで投信や株を購入する | 受取→翌営業日にスポットの流れを固定 | 👉 再投資テンプレ |
スポット買付 | 積立とは別に単発で買うこと | 定例1万円は触らず別レーンで合流 | 👉 還元の活用 |
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よくある略語・用語メモ(抜き出し)
略語が多くて会話についていけません。

後輩ちゃん

カブヤク
最低限だけ覚えよう。使いながら慣れていけば十分なんだ。
- PER/PBR:株価が利益/純資産の何倍かを示す指標。
- EPS/FCF:一株利益/フリーキャッシュフロー(現金の余力)。
- ドルコスト:価格に関わらず一定額で買い続ける手法。
- 分配金再投資:分配を自動で同ファンドに回す設定。
- ノーロード:購入時手数料無料の投信。
👉 詳細は 運用報告書の見方 と 指数の違い を参照してください。
用語から“行動”へ:最短チェックリスト
辞書は分かりましたが、結局なにをすればいいかを最後に教えてください。

後輩ちゃん

カブヤク
いい流れだよ。5手で終わるチェックを置いておくんだ。
- 土台=つみたて投資枠に無分配・低コストを設定する。
- 指数が同じなら実質コストと乖離で選び直す。
- カレンダーに受渡基準とクレカ締切(毎月10日)を登録する。
- ポイントやボーナスは翌営業日スポットで別レーン合流。
- 年1回のメンテ日に、積立額・コスト・乖離・配分だけを点検する。
👉 関連まとめ:ロードマップ|クレカ積立の実務|年次メンテ|還元の再投資
まとめ
ポイント
- 辞典は“行動の翻訳機”。用語を今やる一手に直して使う。
- 迷ったら実質コスト・乖離・受渡基準の3点を思い出す。
- 定例1万円は崩さず、例外は別レーンで扱う。
言葉が“やること”に変わりました。これで迷ったら辞典に戻れます。

後輩ちゃん

カブヤク
いい習慣だよ。言葉を行動に直すほど、月1万円でも効きが良くなるんだ。
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