株の始め方/初心者ガイド

証券口座の選び方|初心者が見るべきポイント5選【NISA・手数料・アプリ】

※本記事は2025年最新情報をもとに執筆しています。各社の手数料・サービス内容は変更される可能性があります。最新仕様は必ず公式サイトでご確認ください。

 

証券口座を作りたいんですが、SBIや楽天、松井…結局どれを選べばいいんでしょう?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
見るべきポイントは5つだよ。手数料・NISA対応・投資信託数・アプリ操作性・サポート体制を押さえれば失敗しないんだ。

 

この記事のゴール:証券口座を選ぶときに初心者が確認すべき5つの基準を整理し、自分に合った1社を選べるようにします。

 

👉 各社比較の詳細は SBI・楽天・松井の徹底比較記事 を参照。

 

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ポイント1:取引手数料の安さ

株式の売買を行う場合、まず確認すべきは手数料体系です。

初心者がつまずきやすいのは「小さな売買を繰り返して手数料が積み上がる」ケースです。

 

  • SBI証券:「アクティブプラン」なら1日合計100万円まで手数料無料。スタンダードプランは約定ごとに手数料がかかる。
  • 楽天証券:「いちにち定額コース」なら1日100万円まで無料。SBIと同水準で少額投資向き。
  • 松井証券:現物株・信用取引ともに「1日の合計約定代金50万円まで無料」。少額投資が中心の初心者に最適。

 

例えば「毎月1万円だけ株を買う」といった小口投資なら、3社とも実質無料で投資可能です。

ただし1回ごとの約定金額ではなく「1日の合計」で判定されるため注意が必要です。

 

ポイント2:NISA・iDeCoの対応

資産形成を効率化するには非課税制度を使うことが欠かせません。

初心者が見落としがちなのは「証券口座を作ってもNISA口座を別途開設しなければ非課税にならない」点です。

 

  • NISA:3社すべて対応。特にSBIは投資信託本数が最も多く、外国株やETFまでNISAで買えるのが強み。
  • iDeCo:SBIは40本超で業界最多(セレクトプラン/オリジナルプランあり)。楽天は約30本前後でシンプル。松井は約15本前後で厳選型。

 

「NISAで毎月1万円を積立 → iDeCoで老後資金を準備」という二段構えが、初心者でも取り入れやすい黄金パターンです。

 

ポイント3:投資信託の取扱数

初心者に人気なのは「投資信託での積立」です。

ここで重要なのは「選択肢の多さ」よりも「低コストで王道の商品が揃っているか」です。

 

  • SBI証券:約2,700本以上。eMAXIS Slimシリーズや全世界株式などの低コストファンドが揃う。
  • 楽天証券:約2,600本以上。楽天オリジナルファンドもあり、楽天カード積立と組み合わせやすい。
  • 松井証券:約1,600本以上。数は少ないが、厳選されたラインナップで迷いにくい。

 

「迷うくらいなら松井で厳選ファンドを選ぶ」「自由度を求めるならSBIで2,700本から選ぶ」など、自分の性格に合わせて決めるのが正解です。

 

ポイント4:アプリの使いやすさ

初心者にとってアプリは毎日触れる部分です。

使いにくさはそのまま「積立が止まる原因」になります。

 

  • SBI証券:機能が豊富で中級者以上には便利。ただし最初は画面が複雑に感じることも。
  • 楽天証券:「iSPEED」は初心者に好評。株価確認から売買まで直感的に操作可能。
  • 松井証券:シンプルな設計で、迷わず発注できる。とにかく簡単に始めたい人向け。

 

ポイント5:サポート体制

初心者にとって大事なのは「困ったときに質問できるかどうか」です。

 

  • SBI証券:FAQやチャットが充実。ただし電話は混雑時につながりにくいことも。
  • 楽天証券:チャット+電話対応あり。アプリから直接アクセス可能。
  • 松井証券:電話が安定してつながりやすい。サポートスタッフの評価が高い。

 

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Q&A

Q1. 初心者は結局どこを選べばいい?

A. 総合力で選ぶならSBI証券。

楽天経済圏を使っているなら楽天。小口投資なら松井です。

 

Q2. 投資信託しかやらない場合は?

A. 本数が多く低コストファンドが揃うSBIがおすすめ。

楽天も十分対応可能。

 

Q3. 少額株を練習したいなら?

A. 松井証券の「1日50万円まで無料」が便利。

コストを気にせず試せます。

 

Q4. iDeCoも同時に始めるべき?

A. 余力があるなら節税効果が大きいので検討すべき。

迷ったらNISAからで十分です。

 

Q5. 口座を複数開設してもいい?

A. NISA口座は1社に限定されますが、特定口座や一般口座は複数開設可能。

SBIをメイン、松井でサブ運用という組み合わせも合理的です。

 

Q6. どのくらいの資金から始められる?

A. 投資信託は100円から積立可能。

株も1株単位から買えるため、月1万円あれば十分スタートできます。

 

Q7. 途中で証券会社を変えるのは大変?

A. NISAやiDeCo口座の移管は時間がかかりますが可能です。

初心者は最初に「長く使える証券会社」を選んだ方が効率的です。

 

まとめ


ポイント

  • 証券口座は「手数料・NISA・投信数・アプリ・サポート」の5基準で比較する
  • SBI=総合力、楽天=経済圏連動、松井=少額株に強み
  • 迷ったらSBIでNISA口座を開設し、必要に応じて楽天や松井をサブで使う
  • 投資信託は100円から積立でき、月1万円でも十分にスタート可能
  • NISAをベースに、余力があればiDeCoも併用すると効率的

 

5つのポイントを見れば、自分に合った証券口座を選びやすいですね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
そうだね。初心者はNISAを土台にして、生活スタイルに合わせて口座を決めれば失敗しにくいんだ。

 

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