※本記事は2025年最新情報をもとに執筆しています。各社の手数料・サービス内容は変更される可能性があります。最新仕様は必ず公式サイトでご確認ください。


この記事のゴール:証券口座を選ぶときに初心者が確認すべき5つの基準を整理し、自分に合った1社を選べるようにします。
👉 各社比較の詳細は SBI・楽天・松井の徹底比較記事 を参照。
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ポイント1:取引手数料の安さ
株式の売買を行う場合、まず確認すべきは手数料体系です。
初心者がつまずきやすいのは「小さな売買を繰り返して手数料が積み上がる」ケースです。
- SBI証券:「アクティブプラン」なら1日合計100万円まで手数料無料。スタンダードプランは約定ごとに手数料がかかる。
- 楽天証券:「いちにち定額コース」なら1日100万円まで無料。SBIと同水準で少額投資向き。
- 松井証券:現物株・信用取引ともに「1日の合計約定代金50万円まで無料」。少額投資が中心の初心者に最適。
例えば「毎月1万円だけ株を買う」といった小口投資なら、3社とも実質無料で投資可能です。
ただし1回ごとの約定金額ではなく「1日の合計」で判定されるため注意が必要です。
ポイント2:NISA・iDeCoの対応
資産形成を効率化するには非課税制度を使うことが欠かせません。
初心者が見落としがちなのは「証券口座を作ってもNISA口座を別途開設しなければ非課税にならない」点です。
- NISA:3社すべて対応。特にSBIは投資信託本数が最も多く、外国株やETFまでNISAで買えるのが強み。
- iDeCo:SBIは40本超で業界最多(セレクトプラン/オリジナルプランあり)。楽天は約30本前後でシンプル。松井は約15本前後で厳選型。
「NISAで毎月1万円を積立 → iDeCoで老後資金を準備」という二段構えが、初心者でも取り入れやすい黄金パターンです。
ポイント3:投資信託の取扱数
初心者に人気なのは「投資信託での積立」です。
ここで重要なのは「選択肢の多さ」よりも「低コストで王道の商品が揃っているか」です。
- SBI証券:約2,700本以上。eMAXIS Slimシリーズや全世界株式などの低コストファンドが揃う。
- 楽天証券:約2,600本以上。楽天オリジナルファンドもあり、楽天カード積立と組み合わせやすい。
- 松井証券:約1,600本以上。数は少ないが、厳選されたラインナップで迷いにくい。
「迷うくらいなら松井で厳選ファンドを選ぶ」「自由度を求めるならSBIで2,700本から選ぶ」など、自分の性格に合わせて決めるのが正解です。
ポイント4:アプリの使いやすさ
初心者にとってアプリは毎日触れる部分です。
使いにくさはそのまま「積立が止まる原因」になります。
- SBI証券:機能が豊富で中級者以上には便利。ただし最初は画面が複雑に感じることも。
- 楽天証券:「iSPEED」は初心者に好評。株価確認から売買まで直感的に操作可能。
- 松井証券:シンプルな設計で、迷わず発注できる。とにかく簡単に始めたい人向け。
ポイント5:サポート体制
初心者にとって大事なのは「困ったときに質問できるかどうか」です。
- SBI証券:FAQやチャットが充実。ただし電話は混雑時につながりにくいことも。
- 楽天証券:チャット+電話対応あり。アプリから直接アクセス可能。
- 松井証券:電話が安定してつながりやすい。サポートスタッフの評価が高い。
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Q&A
Q1. 初心者は結局どこを選べばいい?
A. 総合力で選ぶならSBI証券。
楽天経済圏を使っているなら楽天。小口投資なら松井です。
Q2. 投資信託しかやらない場合は?
A. 本数が多く低コストファンドが揃うSBIがおすすめ。
楽天も十分対応可能。
Q3. 少額株を練習したいなら?
A. 松井証券の「1日50万円まで無料」が便利。
コストを気にせず試せます。
Q4. iDeCoも同時に始めるべき?
A. 余力があるなら節税効果が大きいので検討すべき。
迷ったらNISAからで十分です。
Q5. 口座を複数開設してもいい?
A. NISA口座は1社に限定されますが、特定口座や一般口座は複数開設可能。
SBIをメイン、松井でサブ運用という組み合わせも合理的です。
Q6. どのくらいの資金から始められる?
A. 投資信託は100円から積立可能。
株も1株単位から買えるため、月1万円あれば十分スタートできます。
Q7. 途中で証券会社を変えるのは大変?
A. NISAやiDeCo口座の移管は時間がかかりますが可能です。
初心者は最初に「長く使える証券会社」を選んだ方が効率的です。
まとめ
ポイント
- 証券口座は「手数料・NISA・投信数・アプリ・サポート」の5基準で比較する
- SBI=総合力、楽天=経済圏連動、松井=少額株に強み
- 迷ったらSBIでNISA口座を開設し、必要に応じて楽天や松井をサブで使う
- 投資信託は100円から積立でき、月1万円でも十分にスタート可能
- NISAをベースに、余力があればiDeCoも併用すると効率的


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