株の始め方/初心者ガイド

買付エラー対策|新NISAの積立が動かないときの原因と復旧手順【月1万円】

先輩、積立のはずが「買付できませんでした」って出て焦りました。原因と直し方をひと目で知りたいです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
大丈夫。よくあるエラーはパターン化できるよ。原因→確認→復旧の順でチェックすればその日のうちに立て直せる。今日の記事を“保存版の手順書”にしよう。

 

この記事は、新NISAで積立が実行されない・買付エラーになるときの原因と対処を、クレカ積立/口座振替それぞれで整理し、復旧手順と再発防止策まで具体的にまとめます。

積立頻度や設定日は👉 毎月・毎週・毎日の正解、決済手段の比較は👉 クレカ積立 vs 口座振替も参照してください。

 

\まずはNISA口座の準備から/

 

全体像|“原因→確認→復旧”のフローを把握する

症状 主な原因 確認ポイント 復旧アクション
買付不可/積立失敗 残高不足・与信不足・上限到達・対象外商品 通知/エラーメッセージ、決済設定、対象ファンド 入金/与信調整/商品切替/翌営業日再トライ
決済は通るが約定しない 申込締切時間越え、休業日、設定日のズレ 申込(カットオフ)時刻、営業日カレンダー 設定日を見直し(給料日翌営業日に固定)
一部のみ積立 上限や対象の違い、複数設定の競合 各設定の優先順位/上限消化状況 “核1本”に集約+補助は別日に分散

※スマホでは横スクロールでご覧ください。
※“売ってから考える”は非推奨。必要資金は別口座へ(👉 生活防衛資金)。

 

クレカ積立の典型エラーと直し方

 

カードで積立設定しているのに失敗していました。どこを見れば復旧できますか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
まずは①与信・利用枠→②対象・上限→③カード情報更新の順で確認だよ。

 

① 与信・利用枠の不足

  • 当月の他決済で枠を使い切っているケース。利用可能額を確保して自動再実行を待つか、翌営業日に再トライ。
  • カード更新・有効期限切れも要チェック(新カード登録)。

 

② 対象ファンド/月間上限の到達

  • クレカ積立は投資信託の“積立”のみ対象(ETF等は不可)。対象外は口座振替で補完(👉 比較記事)。
  • 月間上限(主要どころ目安:10万円)を超える設定は分散または翌月へ。

※主要ネット証券(SBI/楽天/マネックス等)はクレカ積立の月上限を概ね10万円に引き上げ済みです。最新の上限は各社ページで確認を。

 

③ 名義や設定のミスマッチ

  • 証券口座の名義・住所・カード名義の不一致はエラーに直結。情報を一致させる。
  • 締日→引落日のカレンダーと、申込締切時刻のズレも要注意。

※現金(口座振替)⇒クレカへの切替月は、設定タイミング次第で当月買付が実行されない場合があります(翌月から正常)。

 

ポイント(クレカ積立の復旧)

  • 利用枠の確保→対象/上限の確認→カード情報の更新。
  • 対象外は口座振替に逃がすか、設定日を分散。
  • “核1本”へ集約し、補助は別日に。迷ったら👉 ロードマップ

 

口座振替(銀行引落)の典型エラーと直し方

 

銀行引落にしているのに残高不足で失敗していました。防ぐ方法はありますか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
給料日翌営業日×毎月に固定して、引落日前日までに“積立専用口座”へ先取り入金するのがコツだよ。

 

① 残高不足

  • 先取り入金の自動振替を設定。給料日→翌営業日に着金するようスケジュール。
  • ボーナス月は増額設定+スポットでまとめて入れる(👉 増額&スポット)。

 

② 申込締切の見落とし・休業日

  • ファンドごとに申込カットオフが異なります。締切後や海外休場日は約定が翌営業日に回ります。
  • 休業日・休日は約定がズレるため、余裕のある設定日にする。

 

③ マルチ設定の競合

  • 同日に複数本を設定すると上限や残高が競合。核1本先行→補助は別日へ。

 

ポイント(口座振替の復旧)

  • 先取り入金の自動化+給料日翌営業日に固定。
  • カットオフと休日カレンダーを意識してズレを回避。
  • マルチ設定は日付を分けて“競合”を防止。

 

\設定の見直しは5分で完了/

 

再設定・再開のタイムライン|“今日直す”ための手順

当日やること(5分)

  • 通知/エラーメッセージを確認し、原因を特定
  • クレカ:与信枠確保→対象/上限チェック→カード情報更新。
  • 口座振替:先取り入金→設定日の見直し(翌営業日)。

 

翌営業日にやること(10分)

  • 積立が正常約定したか確認(履歴/メール)。
  • 核1本の金額を優先的に確保、補助は翌週や翌月へ回す。

 

今後の予防(恒久対策)

 

ミスを防ぐ“設計の型”|月1万円を止めない5ルール

 

  • 核は全世界or米国の低コスト投信1本(再投資型・つみたて枠)。👉 投信の選び方
  • 給料日翌営業日×毎月に固定。100円テスト→即1万円へ。
  • クレカ枠は対象/上限を確認。対象外は口座振替で補完。
  • ボーナスは増額設定+スポット買いでブースト。👉 手順
  • 半年ごとに±10%で微調整、年1回+大幅乖離時にリバランス。👉 リバランス

 

ポイント(今日のアクション)

  • エラーの原因を“与信/上限/対象/残高/締切”の5個で特定。
  • 設定日は入金翌営業日に固定、先取り入金を自動化。
  • 核1本に集約し、補助は別日に分散して競合回避。

 

まとめ

 

ポイント(総まとめ)

  • 買付エラーは原因→確認→復旧の順で当日リカバリ。
  • 給料日翌営業日×毎月×先取り入金で“止めない仕組み”。
  • 核1本に集約、対象外は口座振替で補完して競合をなくす。

 

手順が分かりました。原因を特定して設定を整え、次回からは給料日翌営業日に固定します。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
それで合格。半年後に微調整、年1回にリバランスで十分だよ。困ったらこの記事に戻ってチェックしよう。

 

\まずはNISA口座の準備から/

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