

きょうこれから株や投信を買いたい——そんなときは即時入金(住信SBIネット銀行)が最短ルートです。
他行振込でも入金は可能ですが、銀行営業時間や締め時間の影響で約1〜2時間、遅いと翌銀行営業日午前になることがあります。
本記事ではSBI証券の入金方法を網羅し、反映時間・手数料・トラブル対処・ゆうちょ振替の時刻までまとめて確認します。
まず全体の流れを俯瞰したい方は、証券口座を作ったら最初にやること|初期設定チェックリストで「開設→入金→初回発注」までを一気に確認できます。
\反映は即時・無料/
即時入金の手順(SBI証券×住信SBIネット銀行)
入金後の買い逃し防止には、SBI証券アプリの初期設定と価格アラート|逆指値の基本を先に入れておくと安心です(通知で即行動)。
反映の速さと操作の分かりやすさで、まずはここを基準に考えましょう。
ポイント:手数料無料/買付余力に即時反映/同一名義必須
PC版の流れ
- 「入出金・振替」→「入金」→住信SBIネット銀行(即時入金)を選択。
- 入金先区分(現物/信用/先物など)と金額を入力。
- 住信SBIの認証画面へ遷移→ワンタイム認証を承認。
- 完了後、買付余力に即時反映。画面右上や余力欄で確認。
スマホアプリ版の流れ
- アプリの「入出金」→「入金」→住信SBI(即時入金)をタップ。
- 金額を入力→住信SBIアプリ/認証画面で承認。
- 戻ると買付余力が更新。反映しない場合は再表示(再ログインや画面更新)でチェック。
よくある勘違い・注意点
- 名義は完全一致が必須(中黒「・」、スペース、全角半角の差で弾かれる場合あり)。
- 入金区分の誤選択で「買付余力」に出ない(現物のつもりが信用へ等)。後で振替できても手間なので最初に確認。
- メンテナンス時間は即時反映しない場合あり(定期/臨時の時間帯は要確認)。
- 認証画面を早く閉じると承認未完了→反映遅延の原因に。完了まで待つ。
他行振込との違い(反映時間・手数料・上限)
即時入金と他行振込では、反映時間・コスト・上限が異なります。
取引予定に合わせて最適な手段を選びましょう。
比較表(概要)
手段 | 手数料 | 反映時間の目安 | 上限の目安 |
---|---|---|---|
即時入金(住信SBI) | 手数料無料 | 即時〜数分(買付余力に即時) | 銀行・認証条件に依存 |
他行振込 | 各行の振込手数料が発生 | 約1〜2時間、14時以降は翌銀行営業日午前になる場合あり | 各行の振込限度額に依存 |
ゆうちょ振替 | 無料/有料は条件に依存(要確認) | 4営業日後11:00(14:30まで受付)/5営業日後11:00(14:30以降・土日祝・年末年始) | 取扱上限に依存 |
※スクロールしてご覧ください
選び方の基準
- スピード最優先:即時入金(住信SBI)。寄付・成行発注にも間に合わせやすい。
- コスト最優先:他行の振込無料回数を活用。ただし営業時間の影響で反映遅延に注意。
- 高額入金:小額テスト→振込限度額の引上げ→承認方式(ワンタイム/生体)の確認。


入金が反映されない・遅いときの対処
「入金済みなのに買付余力に出ない」——多くは基本チェックで解決します。
チェックリスト(最初に見る4点)
- 区分:現物/信用/先物など、目的の口座に入っているか。
- 名義:証券口座と振込口座の名義が完全一致か。旧姓・記号・スペースも一致要。
- メンテ:システム/銀行側のメンテ時間帯に当たっていないか(要確認)。
- 承認:ワンタイムパスワード承認を完了しているか(途中閉じで未反映)。
ケース別の切り分け
- 画面上は完了→余力0のまま:入金区分を誤選択→正しい区分へ振替対応。
- 名義相違エラー:口座名義の全角/半角・記号の有無を揃える。
- 夜間・休日:即時入金でも、該当時間がメンテに被ると遅延の可能性。時間をずらして再実行。
- 他行振込:明細「振込済み」でも証券側計上までタイムラグあり。締め時刻を跨いだ可能性を確認。
\反映は即時・無料/
ゆうちょ振替の反映スケジュール(4〜5営業日後11時)
ゆうちょの「振替入金」は即時ではありません。
受付時刻で反映日が変わるため、スケジュールに要注意。
- 平日14:30までの受付:4営業日後 11:00に反映。
- 14:30以降/土日祝/年末年始の受付:5営業日後 11:00に反映。
短期での発注に合わせるなら、即時入金か他行振込を選択してください。
入金後にやること(余力確認→発注→資金管理)
入金はゴールではなくスタートです。
余力の見方とその後の動きまで押さえると、売買がスムーズになります。
買付余力の確認と内訳
- 現物買付可能額:株/ETF/投信に使える金額。
- 信用余力:信用口座がある場合の枠。入金区分を誤ると現物側が増えない。
- 即時反映後の再表示:アプリは画面更新、PCは再ログインで数値同期。
出金・振替・配分の考え方
- 出金:売却代金の引出可能日は約定区分で異なる(要確認)。計画的に資金回転を。
- 口座間振替:現物⇔信用などの配分を調整。誤入金時のリカバリにも有効。
- 投信の積立資金:余力を寝かせず、積立設定で自動化も一案。
セキュリティ(基本の三点)
- ワンタイムパスワード:使い回し回避・安全な保管。
- 端末紐づけ:メイン端末を固定。公衆Wi-Fiでの操作は避ける。
- 通知設定:入出金・ログイン通知で不正アクセスを早期検知。
FAQ(よくある質問)
即時入金は本当に手数料無料?
はい、SBI証券の即時入金/リアルタイム入金は手数料無料です。
最低入金額はありますか?
即時入金の下限は銀行・認証条件により異なる場合があります(要確認)。
まずは小額でテスト入金を。
夜間・土日でも反映しますか?
即時入金は原則即時ですが、メンテ時間帯に当たると遅延・不可の可能性。
時間をずらすと解消しやすいです。
法人名義や屋号口座でも使えますか?
名義要件や口座種別で取扱いが異なる場合があります。
基本は同一名義を厳守。
家族名義の口座から入金できますか?
原則同一名義のみ対応。
名義不一致はエラー・入金不可の原因に。
他行振込のタイミングを早めるコツは?
銀行の締め時刻前に手続き→約1〜2時間を目安に見込み、14時以降は翌銀行営業日午前計上の可能性を想定。
ゆうちょ振替の注意点は?
受付時刻で反映日が変わります。
14:30まで=4営業日後11:00、14:30以降/土日祝/年末年始=5営業日後11:00が目安です。
まとめ
ポイント
- 最短は住信SBIの即時入金(手数料無料)。PC/アプリとも操作は「入金→住信SBI→金額→認証」。
- 他行振込はコスト重視で選択。反映は約1〜2時間、14時以降は翌銀行営業日午前の可能性。
- ゆうちょ振替は4〜5営業日後11時の反映。短期の発注には不向き。
- 反映しない時は区分・名義・メンテ・承認の4点で切り分け。小額テストで事故予防。


\反映は即時・無料/