株式やETFと並んで、資産形成の手段として注目されるのが「REIT(不動産投資信託)」です。
不動産からの賃料収入を投資家に分配する仕組みで、配当のように分配金収入が得られるのが特徴です。
この記事では、REITで月1万円を積み立てる方法を、基礎知識から銘柄選び、積立シミュレーション、買付手順まで解説します。


ここからはまず、REITの仕組みや特徴を整理していきます。
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REITとは?基礎知識
REITの仕組み
REITは、投資家から集めた資金でオフィスビル・商業施設・住宅・物流施設などの不動産を購入・運用し、その賃料収入や売却益を分配金として投資家に還元する仕組みです。
不動産投資を少額から行える金融商品であり、株式市場で売買できる点が特徴です。
J-REITと海外REIT
日本国内のREITはJ-REITと呼ばれ、東京証券取引所に上場しています。
代表例として「日本ビルファンド投資法人(8951)」や「ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)」などがあります。
一方、海外REITは米国を中心に発展しており、米国ETFを通じて投資できる商品(例:VNQ)もあります。
REITの特徴
- 高い分配金利回り(平均3〜5%程度)
- 不動産市場の成長を小口投資で取り込める
- 株式と同様に流動性がある(売買しやすい)
- 物価上昇に強い資産とされる
このように、REITは「不動産収入をシェアする仕組み」を証券化した投資商品で、初心者でも証券口座を通じて簡単に始められます。
REITのメリットとデメリット


メリット:高い分配金利回り・分散効果・インフレ耐性
REITの魅力は、一般的に3〜5%程度の高い分配金利回りです。
オフィスビルや住宅、商業施設など複数の不動産に分散投資するため、個別不動産投資よりリスクが小さいのも利点です。
さらに、不動産は物価上昇とともに賃料も上がりやすいため、インフレに強い資産とされています。
デメリット:価格変動リスク・金利影響・災害リスク
一方で、REITの投資口価格は株式市場で売買されるため、価格変動リスクがあります。
また、金利が上昇すると借入コストが増え、分配金利回りが低下する可能性があります。
不動産特有の地震・災害リスクも無視できません。
特にJ-REITは国内不動産に集中しているため、日本市場に依存する点は注意が必要です。
メリットとデメリットをどう活かす?
REITは「安定した分配金収入」を得たい人に適していますが、株式や債券と比べると値動きが大きい場面もあります。
そのため、資産全体の一部として組み込むのが現実的です。
インデックスや高配当株と組み合わせて、ポートフォリオの安定性を高める役割を担わせるのがおすすめです。
月1万円の積立シミュレーション


分配金利回り3%でのシミュレーション
毎月1万円を積み立て、平均利回りを3%と仮定した場合のシミュレーションは以下のとおりです。
投資年数 | 元本 | 年間分配金(3%想定) |
---|---|---|
10年 | 120万円 | 約3.6万円/年 |
20年 | 240万円 | 約7.2万円/年 |
30年 | 360万円 | 約10.8万円/年 |
※スマホでご覧の方は、表を横にスクロールしてご確認ください。
※株価変動・分配金の増減は考慮していません。
配当+値上がり益の可能性
REITは分配金収入に加えて、保有不動産の評価上昇や市場人気による価格上昇益も狙えます。
ただし、景気や金利の影響を受けやすいため、分配金が変動するリスクもある点に注意が必要です。
シミュレーションから見えること
月1万円をREITに積み立てると、30年後には年間約10万円の分配金が期待できます。
これは「家賃収入の一部をシェアする感覚」に近く、将来の生活費補填やお小遣いとして役立ちます。
ただし、REITは不動産市場や金利動向に左右されやすいため、長期で続ける場合は分散投資を前提に考えるのが賢明です。
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銘柄選びと買付手順


銘柄選びのポイント
- 分配金利回り3〜5%程度を目安にする
- 運用資産規模が大きいJ-REITを選ぶ(目安:数千億円以上)
- オフィス・住宅・物流・商業施設など用途が分散されている銘柄
- 格付けやスポンサー企業の信頼性もチェック
初心者は「利回りの高さ」だけでなく、安定的に分配を継続しているかを重視しましょう。
利回りが極端に高い銘柄は、リスクが高いサインの場合もあります。
代表的な銘柄の例
国内の代表的なJ-REITとしては、以下のような銘柄があります。
- 日本ビルファンド投資法人(8951):オフィス特化型、国内最大級の資産規模
- ジャパンリアルエステイト投資法人(8952):オフィス主体、安定した運用実績
- 日本ロジスティクスファンド投資法人(8967):物流施設に特化し需要拡大が期待
また、海外REITに分散するなら、米国ETFのVNQ(米国不動産全般に投資)なども人気があります。
買付手順(SBI証券の場合)
- SBI証券にログインし、「NISA口座(成長投資枠)」を選択
- 銘柄コード(例:8951、VNQなど)を検索し、銘柄詳細ページへ進む
- 株数または金額を入力して注文(定期買付サービス「日株積立」を使うと便利)
- 分配金の受取方法を「証券口座入金(株式数比例配分方式)」に設定
- 受け取った分配金は再投資することで複利効果を高められる
これでREITの積立投資を始められます。
慣れてきたら、オフィス・住宅・物流・商業施設などを組み合わせて、分散性の高いポートフォリオを作るのがおすすめです。
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よくある質問&まとめ


Q. REITの分配金はNISAだと非課税ですか?
新NISA口座なら、国内REITの分配金は非課税です。
ただし、受取方法を「証券口座入金(株式数比例配分方式)」に設定しておく必要があります。
海外REIT(例:米国ETF VNQなど)の分配金は、現地で源泉徴収税がかかる点に注意してください。
Q. REITだけで投資しても大丈夫ですか?
REITは分配金収入が魅力ですが、不動産市場や金利動向に左右されやすい特徴があります。
そのため、インデックス投資や高配当株と組み合わせてポートフォリオを組むのが現実的です。
資産全体の中でREITは一部を担う役割と考えると安心です。
Q. 分配金はどのように活用すればいいですか?
分配金は生活費の補填やお小遣いとして使うこともできますし、再投資に回すと複利効果を高められます。
「使う楽しみ」と「育てる楽しみ」の両方を味わえるのがREIT投資の魅力です。
まとめ:REITは“家賃収入をシェアする”投資
REITは、不動産の賃料収入を分配金として受け取れる仕組みで、月1万円からでも始められる投資です。
新NISAの成長投資枠を活用し、定期買付と分散投資を組み合わせれば、将来の生活に役立つ安定収入の基盤を築けます。
「不動産投資はハードルが高い」と感じる人でも、REITなら証券口座から手軽に参加できるのが大きな魅力です。
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