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【日経平均3万7500円台回復と今後の注目点】2025年5月第2週・株式市場の振り返り

カブヤク
カブヤク
カブヤクです。2025年5月第2週・株式市場を振り返っていきます。

 

今週の結果

結果

  • 週間累計:+88,703円
  • 5月累計:+141,415円
  • 年間パフォーマンス:-2.3%

 

今週はGWがあったので3営業日のみの取引でしたが、日経平均が37,000円を回復したこともあって自分の成績も非常に良かったです。

トランプショック前の株価を超えてきたので、下がる可能性も考慮に入れていたのですが、見事なV字回復です。

しかし、まだまだ油断はできません。

トランプさんの一言でまた荒れる可能性もあれば、5月は決算が多いので株価が変動しやすいです。

直近のイベントに注意しながらトレードをしていきましょう。

 

高配当株目的で持っていた銘柄が決算でドカンと-13%。最悪です…。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
長期投資であれば我慢してホールド一択だね。減配とかだったら考えるけど。

 

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2025年5月第2週の日本株式市場:日本株市場の振り返り

この章では2025年5月第2週の日本株式市場の振り返りをしていきます。

 

2025年5月第2週の日本株市場の全体的な流れ

2025年5月第2週、日本の株式市場は日経平均株価が大幅に上昇しました。

週の終わりには3万7500円台を回復し、3月末以来の高値圏に到達しています。

4週連続で続伸しており、投資家の間では強気ムードが広がりました。

背景には、米国と英国の関税交渉が進展したことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)の無難な通過があります。

海外投資家の買い越しが続いたことも、相場を押し上げる要因となりました。

連休明けの取引で一時的に下落する場面もありましたが、米中貿易協議の進展期待が下支えに。

このように、2025年5月第2週は複数の好材料が重なり、株式市場全体が堅調に推移した一週間となりました。

 

注目された背景と市場の雰囲気

この週の株式市場が注目された理由は、いくつかの大きなイベントが重なったためです。

まず、米英の関税交渉が進展し、世界経済への懸念がやや和らぎました

それに加え、FOMCで政策金利が据え置かれたことで、金利上昇への警戒感が後退しています。

海外投資家の資金流入が続いており、日本株への期待感が高まりました。

一方で、半導体関連の一部企業が弱気な業績見通しを発表し、セクターごとに明暗が分かれる場面も見られます。

投資家の間では「短期的なリバウンドが続くが、油断は禁物」といった慎重な声も根強いです。

たとえば、日経平均が25日移動平均線を上回ったものの、中期的な下落トレンドが継続しているという見方もあります。

このように、好材料と警戒材料が混在する中で、市場参加者は情報収集に努めつつ、冷静な判断を求められる状況でした。

初心者の方は、業種ごとの動きや海外要因にも目を向けてみると、全体像がつかみやすくなります。

 

このまま一気に上昇してほしいですね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

▼金利について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

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日本株市場の主要トピックと日経平均株価の動向

この章では日本株市場の主要トピックと日経平均株価の動向について説明します。

 

日経平均株価の推移とその要因

5月第2週の日経平均株価は大きく上昇しました。

9日(金)の終値は37,503円と、前週末から約670円高い水準です。

この週はアメリカ市場の好調や円安が追い風となり、東京市場でも買いが優勢になりました。

また、海外投資家の資金流入が続いたことも、株価を押し上げる要因となっています。

週を通じてTOPIXも11連騰を記録し、幅広い銘柄が値上がりしました。

一方で、半導体関連株の先行き不安や、米国の関税政策への警戒感も残っています。

こうした複合的な材料が絡み合い、日経平均は強い動きを見せました。

 

米英貿易協定の影響

5月第2週の株価上昇には、米英の貿易協定が合意に至ったことが大きく影響しています。

トランプ大統領がイギリスとの貿易協定締結を発表したことで、世界経済への懸念がやや和らぎました。

このニュースを受けて、アメリカ市場が上昇し、日本市場にも好影響が波及しています。

米英協定の進展は、日本株全体の安心材料となりました。

 

半導体関連銘柄の動き

半導体関連株は、全体の上昇トレンドの中でも不安定な動きを見せました。

たとえば、アドバンテストは2026年3月期の業績見通しが弱気だったため、一時大きく売られました。

しかし、その後は買い戻しも入り、短期間で急反発する場面もありました。

キオクシアやSUMCOなど、材料や製造装置関連の銘柄も注目されています。

半導体は景気の先行指標となることが多く、今後の動向にも引き続き注意が必要です。

 

決算発表が市場に与えたインパクト

この週は多くの企業が決算を発表し、株価の動きに大きな影響を与えました。

好決算を発表した企業には買いが集まり、株価が大きく上昇した銘柄もあります。

一方で、業績が市場予想を下回った企業は、決算後に株価が下落するケースも目立ちました。

投資家にとっては、決算内容をしっかりチェックし、個別銘柄ごとの動きを見極めることが重要です。

決算発表のタイミングは、投資判断の大きな材料となります。

 

▼決算について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

 

セクター別の動向

5月第2週は、サービス業や情報通信、食料品などの内需系セクターが連続して高値を更新しました。

一方、海運株や一部の輸出関連銘柄は、関税や為替の影響で軟調な展開となっています。

建設や不動産も堅調で、業種ごとに明暗が分かれる週となりました。

セクターごとの動きを把握することで、投資のヒントが得られます。

初心者の方は、業種別のトレンドにも注目すると良いでしょう。

 

決算がよかったのに株価が下落することもあるので注意が必要です。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

投資家心理と今後の日本株市場の注目ポイント

この章では投資家心理と今後の日本株市場の注目ポイントについて説明します。

 

2025年5月第2週の投資家心理の特徴

2025年5月第2週の投資家心理は、全体的に慎重な姿勢が目立ちました。

トランプ政権による関税政策の不透明感が続き、日経平均株価は短期的なリバウンドを見せつつも、投資家の多くは「まだ油断できない」と感じている状況です。

特に、過去のITバブル崩壊リーマンショック時と同じレベルの弱気心理が観測されており、アメリカの個人投資家も大幅にリスクを回避する傾向が強まっています。

株価が下がり続けると、不安や恐怖心から感情的な行動に走りやすくなります。

初心者の方は、損失が膨らむと「もう耐えられない」と感じてしまいがちですが、狼狽売りを避け、事前に決めた損切りルールや投資戦略を守ることが大切です。

一方、企業決算が予想より良好だったことで、投資家心理がやや落ち着きを取り戻した場面もありました。

全体としては「慎重だが、好材料には素直に反応する」というムードが広がっています。

冷静さを保ちつつ、情報収集を怠らないことが今の相場では重要です。

 

▼過去の暴落・ショックについて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

 

若年層と高年層の投資スタイルの違い

若年層と高年層では、投資スタイルに明確な違いが見られます。

若い世は、リスクを取りやすく、成長性の高い銘柄や新興セクターへの投資を好む傾向があります。

一方で、高年層は老後資金の確保を重視し、長期保有や安定配当株を中心に選ぶケースが増えています。

調査によると、2025年の投資家全体では「長期投資派」が78%と圧倒的多数を占めており、特に高年層でその傾向が顕著です。

若年層は、SNSやアプリを使った情報収集や、少額からの分散投資を積極的に取り入れています。

高年層は、過去の経験からリスク分散を徹底し、資産全体のバランスを重視する傾向が強いです。

たとえば、若い投資家はAIやテクノロジー関連株に注目しやすいですが、高年層は医薬品や生活必需品といったディフェンシブ銘柄を選ぶことが多いです。

自分のライフステージや目的に合わせて投資スタイルを選ぶことが、長期的な資産形成のポイントとなります。

 

今後注目すべきイベントと投資戦略

今後の日本株市場では、いくつかの重要なイベントが控えています。

5月は3月決算企業の通期決算発表が本格化し、業績内容によって株価が大きく動く場面が増えます。

また、米国の金融政策や日米の関税協議の進展も、相場の方向性を左右する材料となります。

為替の動きや地政学リスクにも注意が必要です。

投資戦略としては、決算発表を受けた業績好調な企業への投資や、短期的な値動きに惑わされない長期視点の運用が有効です。

過去のデータでは、5月は一部の業種で株価が上がりやすい傾向も確認されています。

具体的には、情報通信やサービス、不動産などが注目されています。

イベントごとに一喜一憂せず、冷静に情報を整理することが大切です。

 

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リスク管理と有望セクターの選び方

2025年の投資環境では、リスク管理がこれまで以上に重要になります。

まず、資産を一つの銘柄やセクターに集中させず、分散投資を徹底しましょう。

たとえば、株式だけでなく、債券や不動産投資信託(REIT)など異なる資産クラスも組み合わせることで、リスクを抑える効果が期待できます。

また、景気変動や地政学リスクに備え、ディフェンシブセクター(医療、生活必需品、公共事業など)への投資も検討しましょう。

2025年に注目される有望セクターとしては、AIやデータセンター関連のテクノロジー、不動産、ヘルスケアが挙げられます。

これらの分野は、人口動態や技術革新、経済成長の恩恵を受けやすい特徴があります。

定期的なポートフォリオの見直しや、信頼できる情報源からの最新ニュースのチェックも欠かせません。

リスクを抑えつつ、成長分野に資金を配分することで、安定した資産形成を目指しましょう。

 

長期投資は短期間で一気に増えることは難しいですが、暴落やショックにも強く、分散投資をしていれば大きく負けることは少ないですよ。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

まとめ

2025年5月第2週の日本株市場は、日経平均が37,500円台を回復し、好材料が重なり堅調な展開となりました。

米英貿易協定やFOMCの据え置き、海外投資家の買い越しが上昇を後押ししていますが、半導体株の不安や関税政策など警戒材料も残ります。

決算発表による個別銘柄の値動きが大きく、セクター間で明暗が分かれました。

投資家は短期的なリバウンドに惑わされず、分散投資やリスク管理を徹底し、業績やイベントに注目しながら冷静な判断を心がけましょう。

 

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後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
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参考:

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