
今週の結果
結果
- 週間累計:+117,439円
- 6月累計:+117,439円
- 年間パフォーマンス:-1.0%
今週の日経平均は完全に横ばいで、38,000円を超えられず。
個人の結果は思ったより良かったですが、後半は完全に失速。
自分が持っている銘柄は日経平均と同じような動きですべて横ばいでした。
来週は上がることを期待しますが、どうなることやら…。
なかなか読めない展開です。


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2025年6月第1週の日本株式市場:日本株市場の振り返り
この章では2025年6月第1週の日本株式市場の振り返りをしていきます。
日経平均・TOPIXの推移と週末の株価
2025年6月第1週、日経平均株価は方向感のない展開となりました。
週初は米中関税問題の再燃を受けて売りが先行し、6月2日には一時3万7500円を割り込む場面も見られます。
翌日には米中首脳の電話会談報道を受けて3万7700円台を回復。
しかし上値は重く、結局週末6月6日には前週比223円安の3万7741.61円で取引を終えました。
TOPIXも同様にやや軟調な動き。
主要指数は25日・200日移動平均線の間で推移。
明確なトレンドは出ていません。
投資初心者の方は、移動平均線や節目となる価格帯が売買の目安になることを覚えておくと良いでしょう。
主要な市場イベントとその影響
今週の日本株市場を動かした主なイベントは、米国の関税政策と米中首脳の動向です。
トランプ前大統領が中国に対する強硬姿勢をSNSで表明。
6月4日には米国が鉄鋼・アルミ製品への関税を50%に引き上げると発表しました。
この発表を受けて、投資家心理はリスク回避に傾きやすくなりました。
週末には米雇用統計の発表を控えていたため、積極的な売買は控えられる展開。
加えて、G7サミットや日米首脳会談など、今後のイベントへの警戒感も相場の重しとなっています。
こうした外部要因の影響を受けやすいのが日本株市場の特徴。
初心者の方は、海外ニュースや経済指標の発表スケジュールもチェックしておくと、値動きの背景がつかみやすくなります。
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2025年6月第1週の市場の特徴
今週の市場は、材料不足とイベント待ちの「様子見ムード」が色濃く出ていました。
決算発表が一巡し、新たな買い材料が少ない中、株価はレンジ内での推移が続いています。
一方で、株主総会シーズンが本格化。
企業のグループ再編や株主還元策への期待感も高まりつつある状況。
また、猛暑関連や内需関連など、季節性を意識した銘柄にも物色の動きが見られました。
今後はG7サミットや日銀会合、FOMCなど重要イベントが相次ぐため、相場がどちらに動くのか注目が集まります。
投資初心者は、こうした「レンジ相場」では無理にトレンドを狙わず、イベント後の値動きやテーマ株の動向を丁寧に追うことがリスク管理につながります。

日本株市場の動向と注目イベント【2025年6月第1週】
この章では日本株市場の動向と注目イベントについて説明します。
レンジ相場の背景と投資家心理
2025年6月第1週の日本株市場は、日経平均が37,000円から38,000円の間で推移。
方向感がつかみにくい「レンジ相場」となった最大の理由は、米中貿易摩擦やトランプ関税の先行きが見通せなかったためです。
投資家は「今は買い時なのか、売り時なのか」と迷いがちで、積極的な売買を控える傾向が強まる状況。
たとえば、米国の雇用統計や中国との関税協議の結果を待つ姿勢が目立ちます。
このような状況では、短期的な値動きに振り回されやすく、心理的にも「様子見」ムードが広がります。
初心者の方は、焦って売買せず、相場の流れを見極めることが大切です。
レンジ相場では、サポートライン(下値の目安)やレジスタンスライン(上値の目安)を意識し、無理なトレードを避けるのがリスク管理のポイントとなるでしょう。
注目された国内外イベント
この週は、国内外でいくつかの重要なイベントがありました。
まず、米中首脳による電話会談が行われ、米中関係の改善に期待が集まる展開。
また、6月6日にはアメリカの雇用統計が発表される予定で、投資家はその内容を注視する姿勢が目立ちました。
国内では、株主総会シーズンが本格化し、企業の経営方針や株主還元策への関心が高まっています。
さらに、G7サミットや日銀金融政策決定会合が翌週に控えており、これらのイベントが日本株市場にどのような影響を与えるかが注目ポイント。
このように、外部要因が多く、相場の動きが読みづらい週となった印象です。
米雇用統計・トランプ関税の影響
米国の雇用統計は、アメリカ経済の健康状態を示す重要な指標。
今回の統計発表を前に、市場では「雇用が減速するのではないか」という警戒感が高まっていました。
もし雇用統計が予想より悪ければ、米国経済の減速懸念からドル安・円高が進み、日本株にも売り圧力がかかる可能性があるでしょう。
一方、トランプ前大統領による対中関税政策も引き続き注目されました。
関税の強化や米中対立の激化は、輸出関連企業を中心に日本株全体に不安をもたらす要因です。
たとえば、自動車や半導体などの主要産業は、関税の動向次第で業績が大きく左右されるため、投資家は最新ニュースに敏感に反応する傾向が見られます。
G7サミット・日銀会合の注目ポイント
6月15日からカナダで開催されるG7サミットは、ウクライナ情勢や対中政策、AIやエネルギー安全保障などが主要議題。
特に、トランプ政権による関税政策や各国の通商方針が話し合われる見通しで、日本企業への影響も注目されるところです。
また、日銀金融政策決定会合(6月16~17日開催予定)では、政策金利の据え置きが予想されていますが、今後の金融政策や国債買い入れ方針など、声明文や記者会見の内容が市場の関心を集めている状況。
こうした国際会議や金融政策イベントは、相場の転換点となることが多いです。
初心者の方もスケジュールを押さえておくと安心でしょう。
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今後の注目材料と市場予想
今後の日本株市場で注目されるのは、米中関税交渉の進展や米国の景気指標、そしてG7サミットや日銀会合の結果です。
専門家の間では、「日米関税交渉が進展すれば、日経平均が38,000円台に乗せる可能性がある」との見方も出ています。
一方で、米国の雇用統計が悪化した場合や、世界的な景気後退懸念が強まると、リスクオフの売りが出やすい状況となる可能性もあります。
投資を検討する際は、レンジ相場の中で焦らず押し目を狙う、あるいは重要イベントの結果を見てから判断するのが賢明です。
今後も、外部要因に左右されやすい展開が続くと予想されますので、最新ニュースや経済指標に注目しながら、冷静な判断を心がけてください。

日本株市場に影響を与えた要因と今後の見通し
この章では日本株市場に影響を与えた要因と今後の見通しについて解説します。
為替相場と日本株の関係
ドル円相場の変動は、日本株市場に大きな影響を与えています。
2025年6月第1週は、ドル安・円高が進行。
特に輸出関連株が売られる場面が目立ちました。
例えば、1ドル=144円台前半の円安となった日は自動車や機械などの輸出企業の株価が上昇しやすくなります。
一方、1ドル=142円台まで円高が進むと、利益の目減りが懸念されて株価が下落しやすい状況。
このように、為替相場の小さな変動でも日本株は敏感に反応する傾向が強いです。
米国の雇用統計や金利政策の発表があると、ドル円相場が大きく動くことが多いでしょう。
投資を始めたばかりの方は、為替ニュースにも注目してみてください。
また、米国財務省が日本に対し「金利を引き上げるべき」と圧力をかける場面も見られました。
今後も為替動向は市場の大きなテーマとなるでしょう。
米中関係・海外要因の分析
2025年6月の日本株市場では、米中関係が大きな材料となっています。
6月第1週には、トランプ大統領と中国の習近平国家主席による電話会談が行われました。
関税交渉の進展期待が高まった週でもあります。
このニュースを受けて、中国で事業を展開する日本企業の株価が上昇。
米中の貿易摩擦が緩和されると、世界経済全体のリスクが下がるため、日本株にも買いが入りやすくなります。
ただし、交渉の行方が不透明な間は、投資家も積極的な売買を控える傾向。
また、米国の雇用統計や景気指標が市場予想を下回ると、世界的な景気減速への警戒感が強まる場面もありました。
日本株も下落しやすくなる局面が見られます。
海外要因は日本株の値動きに直結。
初心者の方も米中ニュースや米国経済指標の発表予定をチェックしてみてください。
テクニカル・ファンダメンタルズの視点から見た相場展望
テクニカル分析では、日経平均株価が25日移動平均線(3万7,510円)と200日移動平均線(3万7,874円)の間で推移。
方向感がつかみにくいレンジ相場となっています。
上値は38,000円台で重く、下値は37,000円台でサポートされる展開。
このような時期は、移動平均線やサポートライン、レジスタンスラインを意識しながら、売買のタイミングを見極めることが大切です。
ファンダメンタルズ面では、企業業績の拡大期待や日本銀行の金融政策が注目ポイント。
2025年は企業の利益成長が続く見通しです。
TOPIXは年末にかけて3,000ポイント到達も期待されています。
ただし、海外要因や金利動向によっては一時的な調整もあり得るでしょう。
「押し目買い」や「分散投資」など、リスクを抑えた戦略が有効と考えられます。
投資戦略のヒントと注意点
レンジ相場では、上値抵抗線付近での利益確定や、下値サポートライン付近での押し目買いが有効な戦略です。
例えば、37,000円台を割り込んだ場合は一段安となるリスクもあるため、損切りラインを決めておくことが大切。
米中関係や米国の雇用統計など、海外イベント前後は相場が大きく動くこともあります。
ポジションを控えめにするのも一つの方法。
また、為替の急変動にも注意が必要となるでしょう。
初心者の方は、まずは少額から「打診買い」をして市場の動きを観察するのがおすすめ。
慣れてきたら分散投資やETFの活用も検討してみてください。
焦らず、情報収集を続けることが投資成功のカギとなります。

まとめ
2025年6月第1週の日本株市場は、日経平均が37,000~38,000円のレンジで推移し、明確なトレンドが出ない横ばい相場となりました。
米中関税や米雇用統計、G7サミットなど外部要因への警戒感から、投資家は様子見姿勢を強めています。
こうした相場では、焦って売買せず移動平均線や節目を意識し、重要イベント後の動きを見極めることが大切です。
リスク管理を徹底し、冷静な判断を心がけましょう。


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