

結論:「範囲・期日・料金・修正」を1画面で合意→見積り提示→仮払い確認後に着手、が最短で安全。
途中は中間共有で差分を潰し、納品時は検収の観点と差分ログを添える。
請求は検収完了後に台本どおりに出す。
1. 全体フロー(固定の順番)
- 合意メモ:範囲/期日/料金/修正/変更の扱いを1画面で
- 見積り:内訳を簡潔に(制作/図表/修正枠/税・手数料の扱い)
- 仮払い:確認後に着手(プラットフォームはエスクロー前提)
- 中間共有:H2/H3案+要点+出典で方向確認
- 納品:本文+図表+脚注+検収の観点をセット
- 請求:検収完了後、期日・方法を明記して発行


※仮払い(エスクロー):契約後にクライアントが一時預託→検収完了まで報酬は支払保留。確認後に着手が安全です。
2. 合意メモの型(1画面で確定)
読み飛ばされない長さに圧縮する。
変更発生時の扱いを先に置く。
【範囲】H2×5/図表2/参考5(一次/公的優先) 【期日】初稿 〇/〇 23:00(JST)→ 修正 〇/〇 → 最終 〇/〇 【料金】固定〇円(税・手数料の扱いは規約/契約に従う) 【修正】2回まで無償(構成変更・見出し追加は別見積り) 【変更】追加要件は見積り再提示→合意の上で進行
※切れて見える場合はスクロールしてください(スマホは横にスワイプ)。


3. 見積りの作り方(内訳と線引き)
- 内訳:本文制作/図表/調査/修正枠(回数/範囲)
- 単価:固定額を基本。文字単価は“構成/図表含まず”を明示
- 税・手数料:規約/契約の取り扱いに合わせる
- 支払条件:検収後◯営業日 or プラットフォーム規約に従う
- 有効期限:見積りの有効期限(例:発行から7日)
見積りテンプレ
件名:見積書(案件名/貴社名) 概要:H2×5/図表2/脚注整備/修正2回 金額:固定 〇円(税・手数料は規約/契約に従う) 条件:仮払い確認後に着手、検収後に請求


4. 仮払い(エスクロー)の前提
- 着手条件:仮払い確認後に作業開始
- 中間共有:仮払い後に草案を出す(3分で読める量)
- 差分管理:合意メモの引用で“無料/有料”の線を維持
- 直取引:口座情報の扱い・支払サイトは契約書に従う
着手前の一言(コピペ)
仮払いのご手配ありがとうございます。確認でき次第、構成案(H2/H3+要点)を当日中に共有します。
5. 中間共有の型(差し戻しを最短化)
- 共有内容:見出し案+要点200字+一次情報リンク
- 選択肢提示:A/Bの方針で“選びやすく”
- 記録:変更履歴 or コメントIDで差分を可視化
- 注意:医療広告GL/薬機/PR表記の要点を先に確認
中間共有です。A=一般向け/B=専門寄り、どちらが近いでしょうか。 3点だけ確認後、初稿に反映します。
※医療広告GLはWeb/SNS/広告面も対象。広告該当性(誘引性・特定性)に留意し、最新版の事例解説書を確認。
6. 納品の型(検収観点をセット)
- 納品物:本文・図表・脚注・要約100字
- 検収観点:読者像/目的/禁則(断定・比較・PR表記)
- 動作確認:リンク/表記/脚注の形式統一
- 差分一覧:どこを直したかを一目で
- 検収期限:いつまでに一次フィードバックか
納品カバーメモ
【納品】本文◯◯字/図表◯/脚注/要約100字 【確認】読者像/目的/禁則(断定・比較・PR/広告表記) 【差分】変更点はコメントID#◯◯〜に集約 【検収】◯/◯(JST)まで一次フィードバックをお願いします
※PR/広告表記は明確に(2023/10/1施行のステマ規制:景品表示法)。媒体の掲載基準にも従う。
※個人情報の取扱いは個人情報保護委員会(PPC)の最新ガイドラインを参照。
7. 修正の扱い(回数と範囲)
- 分類:誤り訂正/トーン調整/追加要件
- 無償枠:文言修正・図の微修正
- 有償:構成変更・見出し追加・図表追加
- 優先順:読者の誤解に直結→公開上の禁則→好みの順
ご指摘を分類しました。1)誤り訂正 2)トーン調整 3)追加要件 まず1→2を反映、3は見積り再提示の上で対応します。
※薬機法:誇大広告の禁止(66条)/承認前広告の禁止(68条)。違反は課徴金等の対象になり得ます。
8. 請求の流れ(検収後に台本で)
- タイミング:検収完了の確認後
- 記載:案件名/金額/支払方法/支払期限/振込先(直取引)
- プラットフォーム:規約に従い、請求操作→入金
- 証憑:請求書番号・発行日・貴社名・但し書き
請求メッセージ(プラットフォーム)
検収ありがとうございました。規約に従い請求処理を行います。入金反映までの目安に沿って確認いたします。
請求メール(直取引)
件名:請求書送付(案件名/当方) 本文:検収完了の御礼。請求書(PDF)を添付。支払期限・振込先・問い合わせ先を明記。
9. トラブルとレッドフラグ(止めどきの基準)
- スコープ拡張が連続(見出し追加が止まらない)
- レビュー遅延が継続(期日が守られない)
- 矛盾する指示(トーン/目的が混在)
現状、当初合意の範囲を越える変更が続いています。一度、目的と優先順位を再確認し、必要に応じて見積りを更新させてください。
10. まとめ(今日やる3つ)
ポイントまとめ
- 合意メモを1画面で固定(範囲/期日/料金/修正/変更)
- 仮払い確認→中間共有→検収→請求の順を崩さない
- 納品は“検収の観点+差分ログ”をセットで渡す


最短ルートは、全体フローで道筋を確認してから必要な設定へ進むことです。
\※準備中 最短で安全にスタート/ まず登録→応募3件。/
※注釈が切れて見える場合はスクロールしてください(スマホは横にスワイプ)。