

この記事は、入金〜振替〜積立のレーン設計をテンプレ化し、月1万円を止めない実務をまとめます。
思想→レーン設計図→住信SBI×SBIの設定→月次チェック→トラブル対処→Q&A→まとめの順で解説します。
関連は👉 クレカ積立と口座振替の比較|👉 受渡日カレンダー|👉 ポイント合流テンプレ
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入金オート化の思想:前半固定で“止めない”


コアとなる考え方は“前半固定×例外は別レーン”です。
定例の月1万円は前半で完結させ、ボーナスやポイントなどの変動分は別レーンで翌営業日に合流させます。
レーン設計図:3レーンに分けて管理


レーン | 役割 | 実務(住信SBI/SBI) | 締切・運用のコツ |
---|---|---|---|
A 定例レーン | 月1万円の土台 | 他行→住信SBI定額自動入金→(必要に応じて)ハイブリッド預金へ振替→SBIで積立設定 | 前半固定(7〜9日)で注文、締切は10日目安 |
B スポット合流 | ボーナス等の上乗せ | 住信SBIから即時入金→SBIで投信スポット or ETF現物 | 受渡日をカレンダーで確認 |
C ポイント合流 | 還元ポイントの上乗せ | SBIのメインポイント設定→投信スポットに充当(1pt=1円) | 翌営業日に芯へ合流/月末に残高ゼロ |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
住信SBI×SBIの設定テンプレ(前半固定)


① 入金:他行→住信SBIへ定額自動入金
給料口座などから定額自動入金を設定します。
入金日は前半に寄せ、休日ずれを考慮して余裕を持たせます。
※定額自動入金は毎月5日または27日に他行から引落し、原則4営業日後に住信SBIへ入金されます。前半固定の設計に役立ててください。
② 振替:必要に応じてハイブリッド預金へ
投信の口座振替や現物買付の余力に使う場合は、住信SBIの普通預金からSBIハイブリッド預金へ振替します。
クレカ積立が中心でも、スポットやETFを使う月は前半に余力を確保しておきます。
③ 積立(クレカ積立):注文希望日は7・8・9日のいずれか
- 毎月の注文希望日を7・8・9日に固定します。
- 締切は毎月10日目安です(駆け込みは避けます)。
- 増額は+1,000円刻みで、芯の一本化を優先します。
※このスケジュールはクレジットカード決済の積立に適用されます。口座振替など他方式は対象外です。
※2025/5/9以降は、新規設定だけでなく設定変更(“金額だけ”の変更を含む)でも注文希望日が7〜9日のみに移行します。元の希望日に戻せません。
月次チェック:5分でOKの確認リスト


- 入金:定額自動入金が予定日に着金している。
- 余力:ハイブリッド預金(または買付余力)に予定額がある。
- 積立:注文希望日(7・8・9日)で注文が通っている(クレカ積立)。
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トラブル対処:残高不足・メンテ時間・受渡ズレ


症状 | 主な原因 | 対処テンプレ |
---|---|---|
積立が実行されない | 締切後の変更/残高不足/メンテ時間 | 翌営業日の日中に再設定。希望日は7〜9日固定に戻す(クレカ積立)。 |
スポットが翌月扱い | 受渡日が翌月 | 受渡カレンダーを参照し前半で実行。各商品の約定・受渡欄も確認。 |
ポイントが溜まる | 合流日が未設定 | 翌営業日に芯へ充当。月末に残高ゼロへ。 |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
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Q&A:よくある疑問


Q1:定額自動入金の日付はいつがベスト?
注文希望日(7〜9日)より前の前半に寄せます。
休日ずれを考えて余裕を持たせると事故が減ります。
Q2:振替は毎回やる?
現物やスポットを使う月だけでOKです。
使わない月はそのままでも問題ありません。
Q3:家計の支出増に気づいたら?
定例は維持し、まずはサテライト側を一時停止または縮小します。
必要なときだけ翌月の定例を+1,000円刻みで調整します。
まとめ
ポイント
- 前半固定×3レーン(定例・スポット・ポイント)でやめない仕組みを作る。
- 住信SBIの定額自動入金→(必要なら)ハイブリッド振替→SBIの積立設定で前倒し運用。
- トラブルは翌営業日の日中にやり直し。受渡はカレンダーと商品ごとの約定・受渡欄で確認。


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