薬剤師の資産形成

副業の時間設計と体力管理|夜/土日で無理なく回す

本業でクタクタの週もあって、作業時間が安定しません。どう設計すれば続きますか?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
“枠を決めて守る”が先。時間は作るんじゃなくて、先に空けておく。型で回そう。

 

結論:平日夜と土日の“固定枠”を先に確保し、夜勤週や繁忙期は枠を縮小しても型は崩さないことがコツです。

タスクを“区切りの良い最小単位”に分け、仮提出→修正→納品のサイクルで回せば、体力とメンタルの消耗を最小化できます。

 

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1. まず“固定枠”を決める(週のベース)

続くかどうかは、最初の時間設計で8割が決まります。

作業は「固定枠→例外運用」の順で設計します。

  • 平日夜×2回(各90分)をベースに置く
  • 土曜/日曜どちらかに2時間のまとまりを確保
  • 週合計は“4〜6時間”を標準にする(無理はしない)
  • 枠の開始/終了時刻を固定(例:21:00–22:30)
  • 家族予定・買い物・風呂の順番を先に決めて干渉を減らす

 

週4時間で本当に進みますか?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
進むよ。重要なのは“積み上がる最小タスク”で割ること。90分で終わる粒度に分解するんだ。

 

2. 夜勤週・繁忙週の“縮小運用”を用意する

崩れるのは“ゼロかフルか”の二択にしたときです。

夜勤や連勤の週は、はじめから縮小版の型で運用します。

  • 夜勤週:平日夜はゼロにし、土曜90分×2セットに集約
  • 連勤・月末:平日90分×1回のみ+日曜90分
  • 体力低下時:読む/調べる/構成だけに限定(執筆はしない)
  • “代替枠”の候補を2つ用意(早朝30分×2など)
  • 絶不調日は完全オフ。翌日に“30分のリカバリ枠”だけ置く

 

※体調不良が続く場合は、早めに医療機関へ相談してください。

 

休むと罪悪感で逆に止まります…
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
休むのもタスク。翌日の30分リカバリをカレンダーに置いておこう。気持ちが戻るよ。

 

 

3. タスクは90分で終わる粒度に分解する

「今日は“全て”やる」は失敗の元です。

90分1セットで終わる最小粒度に分けます。

  • 調査:公的情報のURLを5本集め要点を書き出す
  • 構成:見出し(H2/H3)と箇条書きを先に作る
  • 本文:H3ひとつ(300〜600字)を書き切る
  • 整形:言い換え・注意書き・脚注の挿入
  • 仕上げ:仮提出/下書き公開/翌日読み直しの予約

 

各セットの最後に“終了メモ(次にやる1行)”を残すと、再開の摩擦が減ります。

 

4. 体力の土台(睡眠・姿勢・休憩のミニルール)

体力は“増やす”より“漏らさない”が先です。

小さなルールで消耗を抑えます。

  • 睡眠:就寝/起床の時刻固定。夜作業は就寝2時間前で切り上げ
  • 姿勢:イスの座面は膝が90度、肘は机と水平
  • 目:30〜60分ごとに視線を外し遠くを見る(数十秒でOK)
  • 手首:タイピング前後に10秒ストレッチ
  • 水分:作業中に小ボトルを置く(席を立つ動機にもなる)

 

※就寝前作業の影響には個人差があります。無理のない範囲で調整してください。

 

運動はどのくらい入れますか?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
最低ラインは“散歩10分”。昼休みや帰宅前でいい。ゼロを回避だ。

 

※運動量は体調・主治医の指示に従い、無理のない範囲で実施してください。

 

5. 集中を取り戻す作業環境(デジタル衛生)

集中は“設定”で生まれます。作業前のリセットを儀式化します。

  • 通知:PC/スマホとも作業用フォーカスに切替
  • タブ:執筆タブ3つまで(本文/出典/下書きプレビュー)
  • テンプレ:見出し/注意書き/脚注テンプレを1クリックで呼び出す
  • ファイル:案件ごとに同じ階層(調査→構成→本文→納品)
  • 終了儀式:次の一行を書いてから閉じる(“次にやる”を残す)

 

気づくと資料の海で迷子に…
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
“公的→一次→二次”の順で3本に絞ろう。増やすのは後回し。

 

6. 家族・生活オペレーションの整え方

副業時間を安定させるには、生活の摩擦を減らす工夫が効きます。

  • 宣言:今週の作業枠を家族に共有(カレンダーで見える化)
  • 家事:時短家電/宅配/まとめ買いで“時間の穴”を埋める
  • 食事:作業前に軽食/水分。作業中の急な眠気や集中低下を防ぐ
  • 締切:家庭イベントの週は枠を前倒しで確保
  • 音環境:ノイズ対策(耳栓/ホワイトノイズ)を準備

 

家族の協力を得にくい時は?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
“期限のある受注”を一度見せる。外部の締切は理解されやすい。

 

7. 崩れた週の立て直し(48時間リカバリ)

崩れた時の再開手順を先に決めておきます。

ポイントは“早く軽く戻る”。

  • 初日(15分):タスク棚卸し→過去メモを読む→次の1行を書く
  • 当日(30分):構成だけ直す。本文は触らない
  • 翌日(60分):H3を1つだけ書いて止める
  • 翌々日(90分):仮提出/下書き公開まで持っていく
  • 翌週:通常の“平日夜×2+土日2h”に復帰

 

完璧に戻そうとして時間が飛びます…
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
“最小完了”でいい。調子は後から戻る。今は動線の復旧が先。

 

8. 作業メニューのプリセット(疲れていても回る)

その日の体力に合わせて“軽・中・重”から選ぶと挫折が減ります。

  • 軽(15〜30分):見出しの語尾統一/脚注のURL整備
  • 中(45〜60分):H3を1つ書く/テンプレ差し込み
  • 重(90分):構成の作り直し+冒頭300字の刷新
  • 番外(散歩中):音声メモで見出し案を5本作る
  • 番外(移動中):公的資料の要点だけ読む(保存は後回し)

 

“軽い作業”ばかりになるのが怖い…
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
週に1回だけ“重”を入れると前に進む。土日枠に固定しよう。

 

9. 納期の置き方(仮提出→修正→納品の型)

“いきなり完成”は難易度が高いです。

仮提出→修正→納品の三段でリスクを下げます。

  • 仮提出:見出し+要点+参考URLの段階で共有
  • 修正:コメント対応を先に処理(本文着手前に合意)
  • 納品:本文/図/脚注の順に整える
  • バッファ:締切の24時間前に仮提出を置く
  • 記録:終わりに“次の一行”を必ず残す

 

仮提出が怖いです…
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
怖さは“早すぎる共有”で薄まる。小さく出して一緒に整える。

 

10. まとめ(今日決める3つ)

ポイントまとめ

  • 平日夜×2(各90分)+土日2hの固定枠を先にカレンダーへ
  • 夜勤/繁忙週は“縮小運用”に切替えても型は崩さない
  • タスクは90分で終わる粒度に分解。仮提出→修正→納品で回す

 

※本記事は時間管理の一般的な目安です。副業時の労働時間管理や就業規則は勤務先の指示・規程に従ってください。

 

よし、今週は平日夜×2と日曜2時間で回します。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
いいね。枠を守れたら勝ち。積み上げよう。

 

最短ルートは、全体フローで道筋を確認してから必要な設定へ進むことです。

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