※本記事は2025年最新情報を基に執筆しています。クレカ積立やキャンペーンは変更される場合があります。最新仕様は必ず公式サイトをご確認ください。


この記事のゴール:初心者がSBI証券と楽天証券の違いを理解し、自分に合った証券口座を選べるようにします。
👉 両社を含めた総合比較は SBI vs 楽天 vs 松井の比較記事 を参照。
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口座開設のしやすさ
どちらもオンラインで申込みが完結しますが、連携銀行やサービスに特徴があります。
- SBI証券:住信SBIネット銀行と同時開設でき、資金移動がスムーズ。
- 楽天証券:楽天銀行とセット利用で「マネーブリッジ」が可能。自動入出金で残高不足を防ぎやすい。
給与口座がどちらの銀行に近いかで利便性は変わります。
クレカ積立の違いとシミュレーション
両社の最大の違いは「クレカ積立」です。ポイント還元率は投資効率に直結します。
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
対応カード | 三井住友カード | 楽天カード |
還元率 | 通常0.5〜1.0%、一部カードで最大2.0%、プラチナプリファードで最大5.0% | 通常1.0% |
上限 | 5万円/月 | 5万円/月 |
シミュレーション:
- 月5万円×12か月=年間60万円積立
- 楽天(1%還元):6,000ポイント
- SBI(1%還元):6,000ポイント
- SBI(2%還元カード利用):12,000ポイント
- SBI(5%カード利用):30,000ポイント
カードの種類によってリターンに大きな差が生まれるため、SBIではカード選びが重要です。
NISA・iDeCoとの相性
両社とも新NISAに完全対応していますが、iDeCoで差がつきます。
- SBI証券:iDeCoの商品数が業界最多クラス。セレクトプランでは低コスト投信が豊富。
- 楽天証券:iDeCoの商品数は少なめ。人気のインデックス投信はあるが選択肢は限られる。
「幅広い選択肢から選びたいならSBI」「シンプルに選びたいなら楽天」という住み分けになります。
投資信託・株式の取扱数
投資信託の本数は両社とも2,600本超ですが、SBIは2,700本以上、楽天は2,600本台と微差でSBIが上回ります。
- SBI証券:S株で1株から投資可能。少額で分散投資を始めやすい。
- 楽天証券:かぶミニ対応。ただし対象銘柄は限られる。
キャンペーンと特典
キャンペーンの傾向にも特徴があります。
- SBI証券:入金・積立開始でVポイントやTポイントがもらえる。カード連携特典も豊富。
- 楽天証券:楽天銀行や楽天市場との連動で楽天ポイントを増やせる。日常生活に直結。
「生活圏が楽天かどうか」でメリットが大きく変わります。
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アプリと使い勝手
- SBI証券:多機能で外国株や投信まで1アプリで管理可能。やや上級者向け。
- 楽天証券:iSPEEDが直感的で初心者から高評価。投信専用アプリもあり。
サポート体制
サポートの手厚さも比較ポイントです。
- SBI証券:有人チャットや電話対応が充実。FAQの網羅性も高い。
- 楽天証券:サポート窓口は混雑することもあるが、楽天会員と同じIDで一元管理可能。
口コミ傾向
- SBI利用者:「投資の幅が広い」「外国株やiDeCoも安心」と評価。
- 楽天利用者:「ポイント投資が楽しい」「日常生活と一体化」と好評。
よくある失敗例と注意点
- 高還元カード前提:条件改定で還元率が下がるリスクあり。
- 楽天SPU狙い:改悪リスクがあるため、投資の土台にはSBIを優先すべき。
- 2口座を同時に使って混乱:初心者はまず1社に集中するのがおすすめ。
Q&A:SBI vs 楽天の疑問解消
Q1. 両方の口座を開いてもいい?
A. 可能です。
NISAはSBI、楽天はポイント投資専用と分ける人が多いです。
Q2. NISAはどちらで作るべき?
A. 長期投資ならSBI、楽天経済圏をフル活用するなら楽天も選択肢になります。
Q3. iDeCoは楽天でも大丈夫?
A. 可能ですが商品数が少なく、SBIの方が自由度と低コスト投信の豊富さで有利です。
Q4. アプリの違いは?
A. 楽天はシンプルで初心者向き、SBIは多機能で中長期の投資に対応。
まとめ
ポイント
- クレカ積立はSBIがカード次第で高還元、楽天は安定して1%
- 投資信託は両社とも2,600本超、ただしSBIがやや多い
- iDeCoや商品数ではSBIが圧倒的に有利
- 楽天はSPUや銀行連携で生活と投資を一体化できる
- 初心者はまずSBIで土台を作り、楽天をサブ活用すると効率的


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