

株式投資を始めたいけれど「いきなり100株単位はハードルが高い」と感じる方に人気なのが、SBI証券のS株(単元未満株)です。
1株から投資可能で、しかも売買手数料が無料という特徴があり、少額から気軽にチャレンジできる仕組みになっています。

さらに、貯めたSBIポイントを使って株を購入できるため、実質的に投資資金を増やすことが可能です。
一方で、S株は成行注文のみというルールがあり、約定は1日3回(前場・後場始値、大引け)にまとめて行われる仕組みです。
そのため希望価格で買えないこともあり、株価変動の影響を受けやすい点には注意が必要となります。
また、同一銘柄への注文は1日1回までという制限もあるため、計画的な取引が欠かせません。
メリットとデメリット、両方の特徴を理解したうえで活用できれば、少額からリスク分散しながら投資経験を積むことができます。

ポイント
- S株は1株から購入できる制度で、少額投資や分散投資に適している
- 手数料は売買ともに無料で、SBIポイントも株購入に利用できる
- 注文は成行注文のみで、約定は1日3回の指定時間に行われる仕組みとなる
- 同一銘柄の注文は1日1回までで、NISA口座などでも利用可能である
- 高額銘柄も少額で投資できるメリットがある一方、希望価格で約定できないリスクがある
\口座開設は無料/
SBI証券のS株(単元未満株)とは?
この章ではS株(単元未満株)について解説します。
S株の基本概要と特徴
S株は「単元未満株」とも呼ばれ、通常の株取引で必要な単元株数(一般的には100株)に満たない株数で株式を買えるサービスを指します。
SBI証券では1株から買うことができるため、資金に余裕がない初めての投資家や少額から分散投資をしたい人に非常に人気です。
手数料は売買ともに無料です。
さらに、SBI証券独自のポイントサービスを使って株を買える点も大きな魅力です。
これにより、少額で手軽に株投資を始めたいユーザーのニーズに応えています。
S株は成行注文のみ可能で、指値注文はできません。
注文はリアルタイムに即時成立するのではなく、1日3回(前場始値・後場始値・大引け)にまとめて約定価格が決まります。
このため、価格を指定して約定させることはできず、タイミングにより希望価格と異なる結果になる可能性があります。
S株で取引可能な銘柄と口座種類
S株で取引できるのは、東京証券取引所に上場している約3,800銘柄のうち、S株対応銘柄に限定されています。
このリストは定期的に更新されており、全銘柄がS株で買えるわけではないため事前の確認が必要です。
また、S株取引は一般口座だけでなく、特定口座やNISA口座でも利用可能です。
NISA口座を利用すると、非課税での少額投資が可能で、特に初心者には税制面の優遇が大きなメリットとなります。
利用にはSBI証券の証券総合口座を開設していることが必須で、ネット取引を基本とした使いやすい環境が整っています。
S株のメリット
SBI証券のS株は購入時の手数料が無料で、これは初心者にとって大きな負担軽減要素です。
さらに、S株サービスは少額から分散投資をしやすい設計で、株価が高い銘柄でも1株単位で買えるので、リスク分散やポートフォリオ形成に役立ちます。
S株の注文方法と取引時間
S株注文はPCサイト、スマホWEBサイト、または株アプリから可能です。
注文方法は成行注文のみで、指値注文ができないことを理解しておきましょう。
SBI証券のS株は、約定が1日3回に分かれています。
具体的には、当日の前場始値(9時ごろ)、後場始値(12時30分ごろ)、後場終値(15時30分ごろ)の3回です。
注文時間によって約定がこのどれかに割り当てられます。
注文時間 | 0:00~7:00 | 7:00~10:30 | 10:30~14:00 | 14:00~24:00 |
約定タイミング | 当日前場始値 | 当日後場始値 | 当日後場引け(終値) | 翌営業日前場始値 |
9:00約定 | 12:30約定 | 15:30約定 | 翌9:00約定 |
※表は横にスクロールしてご覧ください

SBI証券でS株が買えない原因と注文の注意点
この章ではS株が買えない原因と注文の注意点について解説します。
S株が買えない主な原因
SBI証券のS株が買えない理由はいくつかあり、まず注文の「成行注文」のみという取引ルールが挙げられます。
指値注文ができないため、リアルタイムで株価が変動する中で希望価格で買い付けられない可能性があるのです。
また、監理銘柄や整理銘柄の場合、その銘柄はS株取引の対象外となることがあります。
注文が複数回連続で同一銘柄に入れられない制限も存在し、これが原因で一時的に注文できないケースも見られます。
指値注文不可の仕組みと成行注文とは
S株取引は指値注文ができず、成行注文に限定されています。
これは「成行注文」とは注文時の市場価格で即座に売買を成立させる注文方法で、売買の注文が出された後、市場状況に応じて価格が決まります。
そのため、購入価格をあらかじめ指定できないデメリットがありますが、初心者でも操作が簡単という利点があるのです。
ただ、価格が予想以上に変動するリスクもあるため、価格の変動に注意深くなる必要があります。
注文が約定しない時のよくある理由
注文が約定しない場合、主に銘柄の取引制限や市場の流動性不足が原因です。
たとえば、監理銘柄や整理銘柄はS株の取引対象外ですし、売買が一定の制限を受けている場合は注文が成立しません。
市場の参加者が少ない時間帯に注文すると、買い手不足で約定できないリスクが高まるため、タイミングにも留意が必要です。

\口座開設は無料/
S株の取引ルールと注文方法の基本
この章ではS株の取引ルールと注文方法の基本について解説します。
S株取引のルール概要
S株は単元未満株とも呼ばれ、1株単位で株を購入できる制度です。
ただし、通常の単元株(100株)とは違い、成行注文のみが原則で、指値注文はできません。
また、S株の同じ銘柄での注文は、1日1回までという制約があり、同一日に複数回注文を出せません。
株式の権利確定や配当の権利も通常の単元株と同じように得られます。
ただし、合計株数が単元に達すると、その後は通常の単元株取引として扱われる点は覚えておきましょう。
注文可能時間と約定タイミング
SBI証券のS株は、約定が1日3回に分かれています。
具体的には、当日の前場始値(9時ごろ)、後場始値(12時30分ごろ)、後場終値(15時30分ごろ)の3回です。
注文時間によって約定がこのどれかに割り当てられます。
注文時間 | 0:00~7:00 | 7:00~10:30 | 10:30~14:00 | 14:00~24:00 |
約定タイミング | 当日前場始値 | 当日後場始値 | 当日後場引け(終値) | 翌営業日前場始値 |
9:00約定 | 12:30約定 | 15:30約定 | 翌9:00約定 |
※表は横にスクロールしてご覧ください
このスケジュールにより、投資タイミングを見計らいやすく、価格の変動を考慮した取引が実現できます。
取引時間が明確なので、価格予測がしやすくなります。
同一銘柄の注文制限と注意点
S株取引では、同じ銘柄に対して同一日に複数回注文を出せません。
例えば、ある銘柄を午前中に買い注文したら、午後にもう一度買うことはできません。
このルールがあるため、計画的に注文を行う必要があります。
さらに、S株での売買は成行注文のみなので、価格変動に対して注意が必要です。
注文前に注文数量やタイミングをよく考えることが、初心者にも重要なポイントです。
買付・売却の流れと操作手順
S株の買付や売却は、SBI証券のパソコンサイトやスマホアプリから行います。
注文は成行で行うため、銘柄と株数を指定し、注文内容を確認して確定。
注文後は取引終了後に約定価格が決定し、翌営業日に株式が口座に反映されます。
売却も同様に成行注文で注文し、約定後に売却代金が入金されます。
スマホアプリは画面が見やすく操作も簡単なため、初心者には特におすすめのツールです。
これらのルールと手順を理解し活用すれば、S株取引の失敗を防ぎ、効率的な投資が可能となります。
このため、SBI証券のS株は初心者向けの魅力ある制度といえるでしょう。

SBI証券のS株のメリット・デメリット
この章ではS株のメリット・デメリットについて解説します。
S株のメリットまとめ
SBI証券のS株最大のメリットは、1株から買えて手数料無料なことです。
これは株価が高い銘柄でも、少額から投資を始められるため初心者にぴったりです。
さらに、取引で貯まるSBIポイントを株購入に使えるため、実質的に投資資金を増やせます。
また、単元未満株の注文は成行のみですが、価格変動をすぐに反映できる点はスピーディーです。
NISA口座でも利用可能で、税制優遇を受けつつ手軽に分散投資を進められるのも見逃せません。
S株取引のデメリット・注意点
一方で、S株にはデメリットもあります。
まず、成行注文限定なので自分の希望価格で買えず、急な株価変動に影響されやすい点です。
それから、同じ銘柄のS株は1日に1回しか注文できず、複数の注文を分けて出せない仕組みがあります。
利用者からのよくある質問(Q&A)
Q | なぜS株は指値注文できないのですか? |
A | 指値注文は価格指定がある注文ですが、S株は成行注文に限定されているためです。 市場での約定方法が単元未満株専用のため、価格指定は仕組み上できません。 |
Q | S株で複数回注文したいのにできません |
A | 同一銘柄のS株注文は1日に1回までとルールで定められており、複数回注文はできません。 |
Q | 注文しても約定しない場合がありますが? |
A | 注文が約定しないことがあります。対象銘柄が監理銘柄であったり、売買取次拒否の状態の場合などが原因です。 |
これらのQ&Aは実際の利用者から多く寄せられるもので、初心者なら知っておくべきポイントです。
最新のSBI証券公式FAQも参考にするとより安心して取引に臨めます。
以上から、S株は手軽に始めやすい反面、約定のルールや注文方法に独特の制限があることを理解し、対策を立てて利用することが重要です。

S株取引に役立つスマホアプリの使い方とポイント
この章ではS株取引に役立つスマホアプリの使い方とポイントについて解説します。
スマホアプリでのS株注文方法
SBI証券のS株注文は、スマートフォンの専用株取引アプリ「SBI証券 株アプリ」から行います。
まずアプリを起動し、ログイン後に「単元未満株(S株)」のメニューを選択。
銘柄検索で買いたい株を探し、購入株数(1株単位)を入力します。
注文方法は成行注文のみなので、指値価格の設定はありません。
最後に注文内容を確認し、誤りがなければ発注ボタンを押して注文を完了させます。
アプリ利用のメリットと便利な機能
株アプリの最大のメリットは、いつでもどこでも手軽にS株が注文できる点です。
リアルタイムの株価情報をスマホで確認しながら直感的な操作で取引が進められます。
アプリには株価チャート、ニュース、ランキングなど多彩な情報が統合されているため、投資判断もサポート。
また、SBIポイントの獲得状況や利用履歴も一目でわかる仕組みで、ポイント投資がスムーズに行えます。
通知機能も備わっており、約定や重要な市場変動のタイミングでアラートを受け取れて便利です。
よくあるトラブルと対処法
スマホアプリ利用時に多いトラブルは、注文エラーと通信障害です。
注文が正常に送信されない場合は、アプリの再起動やネットワーク環境の確認をまず試しましょう。
ログイン状態が切れていることもあるため、再ログインで解決することが多いです。
注文内容の誤入力を防ぐため、注文前の確認画面を怠らないことが重要です。
スマホアプリを駆使すれば、S株取引が初心者にもシンプルかつ効率的に行えます。
ただし取引ルールの理解とトラブル対処法を身につけることも成功の鍵といえるでしょう。

まとめ
ポイント
- S株は1株から購入できる制度で、少額投資や分散投資に適している
- 手数料は売買ともに無料で、SBIポイントも株購入に利用できる
- 注文は成行注文のみで、約定は1日3回の指定時間に行われる仕組みとなる
- 同一銘柄の注文は1日1回までで、NISA口座などでも利用可能である
- 高額銘柄も少額で投資できるメリットがある一方、希望価格で約定できないリスクがある
今回はSBI証券のS株が買えない原因について説明してきました。
最後にもう一度まとめます。
SBI証券のS株は、1株から投資可能で売買手数料も無料、さらにポイント投資もできるため、初心者が少額から始めやすい制度です。
株価の高い銘柄でも少しずつ購入でき、分散投資に役立ちます。
ただし、成行注文限定で約定は1日3回にまとめられるため、希望価格で取引できない点や、同一銘柄は1日1回までの制約があることに注意が必要です。
利用する際は、このルールを理解した上で計画的に注文を行うことが大切です。
まずは小さな金額から実際に取引を体験し、仕組みに慣れながらリスクを抑えて投資をステップアップしていくことをおすすめします。


\口座開設は無料/