株の始め方/初心者ガイド

楽天証券 vs 松井証券|初心者必見!NISA口座と手数料の違いを徹底比較

※本記事は2025年最新情報を基に執筆しています。サービス内容・手数料・ポイント条件・キャンペーンは変更の可能性があります。最新仕様は必ず公式でご確認ください。

 

楽天証券と松井証券、最初の1社はどちらが良いですか?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
楽天経済圏を使うなら楽天少額株を低コストで続けたいなら松井が基本だよ。迷ったら生活圏と買い方で選ぼう。

 

この記事のゴール:両社の違いを「初心者の実務」目線で整理し、自分に合う口座を1本で決めきること。

 

全体の俯瞰は SBI vs 楽天 vs 松井の比較 を参照。

 

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基本スペックの比較

まずは両社のカタログスペックを整理します。

投資信託の本数やクレカ積立の有無は、実務の継続性に直結します。

さらに株式取引の仕組みやiDeCo商品数、キャンペーンの頻度は、長期での安心感に関わります。

表で一度見比べてから、どちらに寄せるかを考えると分かりやすいです。

 

項目 楽天証券 松井証券
投資信託 取扱数 約2,600本以上 約1,600本
クレカ積立 楽天カード(通常1%還元) 非対応
株式の少額投資 かぶミニ(対象銘柄限定の1株投資) 現物株のみ1日合計50万円まで手数料無料(信用は対象外)
iDeCo 約30本:低コスト中心でシンプル 約10本強:厳選型で迷いにくい
キャンペーン傾向 常設・連動型(口座開設+積立でポイント) 不定期開催(現金や優遇条件の付与あり)

※スマホでは表が画面幅を超えるため、横にスクロールしてご覧ください。

 

NISAシナリオの違い(毎月・ボーナス・急落時)

積立NISAや成長投資枠を使うとき、実際のシナリオは「毎月の定額」「ボーナス月の増額」「相場急落時の買い増し」の3パターンです。

ここで各社の違いが色濃く出ます。

初心者が挫折しやすいのは「引落し忘れ」や「入金不足」なので、それをどう防ぐかに注目しましょう。

 

  • 毎月:楽天はクレカ積立1%で自動化と還元を両立。松井は手動でも無料枠を使えばコスト負担はゼロに近い。
  • ボーナス月:楽天は設定画面から簡単に増額でき、ポイント付与も継続。松井はスポット投資を無料枠に収めれば余分なコストなし。
  • 急落時:楽天はポイント+現金で淡々と買い増す運用が得意。松井は分割指値を多めに仕込むなど柔軟な戦略に向く。

 

結局、「自動で止めない仕組み」なら楽天、「裁量で動かしたい」なら松井と割り切るのが実務的です。

 

iDeCoの比較(迷いを減らす設計)

iDeCoは選択肢が多すぎても少なすぎても続けにくくなります。

楽天は約30本で王道ファンドを揃えており、標準的な分散投資が可能。

松井は約10本強に絞り込まれ、選びやすさとメンテの簡単さが特徴です。

投資に迷う時間を減らしたいなら、松井のシンプルさは魅力です。

 

株式の少額投資:かぶミニ vs 無料枠

株式投資を学びながら進めたい人はこの差を理解しておきましょう。

楽天の「かぶミニ」は対象銘柄を1株から買えるため、人気銘柄を少額で体験できます。

ただし対象外銘柄は購入不可です。一方、松井の「現物50万円/日無料枠」は銘柄制限がなく、分割買いの練習や複数回の取引に向いています。

初心者が「小さく試しながら学びたい」なら松井の制度は安心感が高いです。

 

利用者タイプ別シナリオ

  • 20〜30代社会人:楽天ポイントを生活費や光熱費に使える人は楽天証券。毎月自動で貯まる仕組みを作るのが先決です。
  • 子育て世帯:急な出費があるため、自由に追加投資できる松井の無料枠が役立ちます。
  • シニア層:シンプルな商品選びで迷いたくない人は松井が安心。管理の手間が少ない点が強みです。
  • 副業・フリーランス:楽天ポイントを事業経費に回せる場合、楽天証券の方が効率的。

 

キャンペーンの使い分け

楽天は常設型で生活導線に直結。

日常の支払いと組み合わせて資産形成を効率化できます。

松井は不定期開催で、条件次第では現金や手数料優遇が得られるチャンスがあります。

過去には「投資信託残高に応じた現金還元」などユニークな企画もあり、タイミングが合えば有利に活用可能です。

 

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Q&A

Q1. 松井の「50万円無料」は制限ある?

A. 現物株の1日合計約定代金が50万円まで無料です。

信用取引は対象外なので注意してください。

 

Q2. 投資信託はどちらが良い?

A. 楽天は本数が多く自由度が高い。

松井は厳選されており、迷いやすい人にはむしろ使いやすいです。

 

Q3. クレカ積立の差はどれくらい大きい?

A. 楽天の1%還元は実質的な利回り上乗せになります。

自動化で積立が止まらない仕組みにもなるため、初心者はメリットが大きいです。

 

Q4. 両方の口座を持つのは無駄?

A. 無駄ではありません。

メインを楽天の自動積立、サブを松井の少額分割買いにするなど、役割を分ければ効率的に運用できます。

 

Q5. iDeCoを始めるなら?

A. SBIの自由度には劣りますが、楽天は30本で十分な分散が可能。

松井は10本強で初心者が迷わず決められるのがメリットです。

 

Q6. サポート体制の差は?

A. 楽天はアプリ「iSPEED」が使いやすく、チャット対応もあり。

松井は電話サポートがつながりやすく、資料も分かりやすいと評価されています。

 

Q7. キャンペーン狙いで開設するのは?

A. 楽天は常設で安心。

松井は不定期ですが現金や特典がもらえる場合あり。

長期投資なら「続けやすさ」を軸に判断しましょう。

 

まとめ


ポイント

  • 楽天:クレカ積立1%で自動化+ポイント還元が魅力
  • 松井:現物株50万円/日無料で分割買いがしやすい
  • 投信は楽天が多く、松井は厳選で迷いにくい
  • iDeCoは楽天:約30本/松井:約10本強。配分設計のシンプルさが武器
  • キャンペーンは楽天=常設、松井=不定期。どちらも「続けやすさ」が判断軸

 

自動化の安心感か、分割買いの柔軟さか。自分の性格で選べば良さそうです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
その通り。まずは止めない仕組みを作り、次に増額や分割で厚みを出していこう。

 

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