株の始め方/初心者ガイド

楽天証券「かぶミニ(単元未満株取引)」の買い方と初心者向け徹底ガイド

楽天証券のかぶミニについて教えてください。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
楽天証券の「かぶミニ」は、通常100株単位でしか買えない日本株を、1株からリアルタイムで少額投資できるサービスだよ。まとまった資金がなくても気軽に株式投資ができることが魅力なんだ。

 

楽天証券「かぶミニ」は、これから株式投資を始めたい方や、少額で日本株にチャレンジしたい方に最適なサービスです。

1株から投資できるため、まとまった資金がなくても有名企業の株主になれるチャンスがあります。

リアルタイム取引と寄付取引の2つの方法が用意されており、自分の投資スタイルやタイミングに合わせて選択できる点も魅力です。

楽天ポイントを使った株式購入や、NISA口座による非課税運用にも対応しているため、ポイント活用や節税を重視する方にもおすすめできます。

 

1株からだったら、そんなに大きな資金は必要ないので気軽に始められますね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

また、配当金は1株から受け取ることができ、分散投資や投資体験の第一歩としても活用しやすいのが特徴です。

一方で、株主優待は多くの企業で100株以上が条件となるため、優待目的の方は注意が必要となります。

手数料面では、リアルタイム取引時のみ0.22%のスプレッドが発生しますが、寄付取引ならコストゼロで取引できます。

 

カブヤク
カブヤク
この記事では、かぶミニの特徴やメリット、注文方法、注意点を初心者にもわかりやすく解説していくよ。これから投資を始める方は、まずは無料で口座を開設し、少額から実際の取引を体験してみることがおすすめ。

 

ポイント

  • 楽天証券「かぶミニ」は1株から日本株投資ができ、少額資金で始められるサービスである
  • リアルタイム取引と寄付取引の2種類があり、リアルタイム取引は指値注文にも対応する
  • 配当金は1株から受け取れるが、株主優待は多くの企業で100株以上が条件となる
  • 楽天ポイントを使った投資や自動入出金(スイープ)機能で利便性が高い
  • 他社と比較してもコストや取引タイミングで優位性があり、初心者にもおすすめできるサービスである

 

\口座開設は無料/

楽天証券 かぶミニの特徴とメリット

この章では楽天証券 かぶミニの特徴とメリットについて解説します。

 

かぶミニとは?サービス概要

楽天証券の「かぶミニ」は、通常100株単位でしか買えない日本株を、1株から購入できるサービスです。

この仕組みを使えば、たとえば1株3,000円の人気銘柄も、3,000円から投資を始められます。

最大の特長は、リアルタイム取引と寄付取引の両方に対応している点です。

リアルタイム取引では、平日9時~11時30分、12時30分~15時25分の間、株価を見ながらその場で注文できます。

指値注文にも対応しているため、「この価格で買いたい」という希望も反映しやすいです。

また、NISA口座でも利用可能なので、非課税での運用も実現できます。

楽天証券が相手方となる相対取引方式を採用しており、売買手数料は無料ですが、リアルタイム取引時は0.22%のスプレッドが加算されます。

このように、初心者でも少額から気軽に日本株投資をスタートできる仕組みです。

 

1株から始められる少額投資

「かぶミニ」なら、手元に大きな資金がなくても株式投資を始められます。

たとえば、通常30万円必要な銘柄も、1株3,000円から購入可能です。

このメリットを活かして、複数の銘柄に分散投資することも容易になります。

分散投資は、1つの銘柄が値下がりしても他でカバーしやすく、リスクを抑えた運用が可能です。

また、実際に株を持つことで、株価の動きや企業情報への関心も高まります。

将来的に100株単位の本格的な投資を目指す方も、まずは「かぶミニ」で経験を積むのがおすすめです。

少額から始めることで、投資初心者でも心理的なハードルを下げられます。

 

配当金や株主優待の受け取り

「かぶミニ」で購入した株でも、保有株数に応じて配当金を受け取ることができます。

配当金の受取方法は、証券口座への直接入金や銀行口座への振込、郵便局での受け取りなど、複数の選択肢があります。

ただし、株主優待については注意が必要です。

多くの企業は100株(1単元)以上の保有者を対象に優待を実施しているため、1株だけの保有では優待がもらえないケースが大半です。

優待目的の場合は、各企業の条件を事前に確認しておきましょう。

配当金は1株からでも受け取れるので、少額投資でもリターンを実感しやすいのが魅力です。

 

楽天ポイント・自動入出金(スイープ)対応の利便性

楽天証券の「かぶミニ」では、楽天ポイントを使って株を購入できます

たとえば、普段の買い物で貯めたポイントをそのまま投資に回すことが可能です。

1ポイント=1円で利用でき、ダイヤモンド会員なら1日最大50万ポイントまで使えます。

また、楽天銀行と楽天証券を連携する「マネーブリッジ」を設定すれば、自動入出金(スイープ)サービスが利用できます。

この機能により、証券口座と銀行口座間の資金移動が自動化され、取引のたびに手動で入出金する手間が省けるのです。

急な買付にもすぐ対応できるので、資金管理のストレスが軽減されます。

楽天グループの強みを活かした利便性が、投資初心者にも大きな安心材料となるでしょう。

 

いきなり100株だと、有名企業はなかなか手が出せないことが多いです。でも1株だけなら気軽に買えるので、初心者にはおすすめですよ。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

楽天証券 かぶミニの買い方を徹底解説

この章では楽天証券 かぶミニの買い方を徹底解説について解説します。

 

かぶミニの口座開設と必要な準備

楽天証券の「かぶミニ」を始めるには、まず楽天証券の総合口座を開設する必要があります。

公式サイトの「口座開設」ボタンをクリックし、メールアドレスを登録して手続きを進めましょう。

楽天会員でなくても申し込み可能です。

本人確認書類はスマホでの撮影やアップロードに対応しており、運転免許証やマイナンバーカードが利用できます。

審査が完了すると、ログインIDがメールまたは郵送で届きます。

IDを受け取ったら、マイページにアクセスして初期設定を済ませてください。

初期設定後、マイナンバーの登録や勤務先情報の入力も必要です。

口座開設が完了したら、証券口座に入金して取引の準備を整えます。

スマホでの本人確認を利用すれば、最短翌営業日から取引可能です。

 

関連記事
楽天証券の口座開設方法・やり方を初心者向けに解説!スマホ・パソコンで簡単申込とNISA活用術

続きを見る

 

PC・スマホ・アプリでの注文手順

楽天証券の「かぶミニ」は、PCウェブ、スマホウェブ、アプリ「iSPEED」から注文できます。

まずログインし、「国内株式」タブで買いたい銘柄を検索しましょう。

現物取引の注文画面で「かぶミニ(単元未満)」を選択します。

注文画面では、口座区分(特定・一般・NISA)と買いたい株数(1~99株)を入力

暗証番号を入力して注文内容を確認し、問題なければ注文を確定します。

アプリの場合、シンプル注文なら2項目だけの入力で完結。

プロ注文モードでは逆指値やセット注文も選択可能です。

スマホアプリは初心者でも直感的に操作できる設計になっています。

 

リアルタイム取引と寄付取引の違い

楽天証券の「かぶミニ」では、リアルタイム取引と寄付(よりつき)取引の2種類があります。

リアルタイム取引は、平日9:00~11:30、12:30~15:25の間に即時約定が可能

指値注文にも対応しているため、希望価格での売買も狙えます。

一方、寄付取引は前場の始値で約定し、注文受付は17:00~翌8:45まで

寄付取引は成行注文のみ対応で、1日1回の約定となります。

リアルタイム取引はスプレッド(0.22%)が発生しますが、寄付取引はスプレッドなし。

取引スタイルやタイミングに合わせて使い分けると便利です。

 

NISAや楽天ポイントを使った買い方

楽天証券の「かぶミニ」はNISA口座にも対応しています。

NISA成長投資枠で購入すれば、売却益や配当金が非課税となるため、税金面で大きなメリットがあります。

NISA口座の開設は、楽天証券のマイページから簡単に申し込み可能。

また、楽天ポイントを使って株式を購入することも可能です。

1ポイント=1円で、ダイヤモンド会員なら1日最大50万ポイントまで利用できます。

ポイント投資を使う場合は「楽天ポイントコース」への設定が必要です。

普段の買い物やサービスで貯めたポイントを使えば、現金を使わずに投資デビューができます。

NISAとポイント投資を組み合わせれば、初心者でもリスクを抑えながら資産形成を始めやすくなります。

 

カブヤク
カブヤク
まずは口座開設をしてみよう。開設は無料で、実際に取引しなくても維持費とかはかからないから、デメリットは一切ないよ。

 

\口座開設は無料/

 

楽天証券 かぶミニの手数料・スプレッドと注意点

この章では楽天証券 かぶミニの手数料・スプレッドと注意点について解説します。

 

スプレッドの仕組みと実質コスト

楽天証券「かぶミニ」のリアルタイム取引では、0.22%のスプレッドが発生します。

このスプレッドとは、東証の参考価格に対して、買い注文では価格に0.22%上乗せ、売り注文では0.22%差し引かれる仕組みです。

たとえば、株価が5,000円の場合、買い注文は5,011円(5,000円×1.0022=5,011円)、売り注文は4,988円(5,000円×0.9978=4,988円)で約定します。

1万円分の往復取引なら、約44円が実質コストとなります。

寄付取引の場合はスプレッドも手数料もかかりません。

つまり、コストを抑えたいなら寄付取引を選ぶのが有効です。

 

他社サービスとの手数料比較

楽天証券の「かぶミニ」は、リアルタイム取引でスプレッド0.22%がかかりますが、売買手数料は無料です。

SBI証券の「S株」やマネックス証券の「ワン株」は、買付手数料は無料ですが、売却時に0.55%(最低52円)の手数料が発生します。

三菱UFJ eスマート証券の「プチ株」も同様に、売買ごとに0.55%の手数料が必要です。

野村證券の「まめ株」はさらに高く、1.1%の手数料がかかります。

寄付取引を選べば、楽天証券「かぶミニ」は手数料もスプレッドも0円なので、コスト面で非常に有利です。

リアルタイムで取引したい場合は、スプレッドを加味しても楽天証券のコストは業界最安水準といえます。

 

 

利用時の注意点とデメリット

「かぶミニ」は便利ですが、いくつか注意点があります。

まず、リアルタイム取引はスプレッド0.22%が必ず発生します。

また、寄付取引は成行注文のみ対応しており、指値注文はできません

リアルタイム取引では指値注文も可能ですが、取扱銘柄数が寄付取引より少なめです。

さらに、単元未満株では議決権がなく、株主優待も原則として受け取れません。

取引できる銘柄も限定されるため、希望する株が常に買えるとは限らない点も押さえておきましょう。

少額から始めやすい反面、手数料負けや無計画な売買による損失リスクもあるため、コストやサービス内容をよく比較して利用することが大切です。

 

コストをしっかり比較することで、自分の投資スタイルに合ったサービス選びができますね。特に「かぶミニ」は寄付取引を活用すれば、コスト面で大きなメリットがあるので、少額投資を始めたい方にもおすすめです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

楽天証券 かぶミニと他社サービスの比較

この章では楽天証券 かぶミニと他社サービスの比較について解説します。

 

SBI証券・auカブコム証券などとの違い

楽天証券「かぶミニ」は、1株から日本株に投資できる単元未満株サービスです。

この分野ではSBI証券S株」や三菱UFJ eスマート証券プチ株」も有名ですが、それぞれ特徴が異なります。

楽天証券の最大の特徴は、主要ネット証券で唯一リアルタイム取引に対応している点です。

SBI証券や三菱UFJ eスマート証券では、注文はいつでも可能ですが、約定は1日数回の決まったタイミングに限られます。

また、楽天証券は楽天ポイントでの投資やNISA口座にも対応しており、ポイント投資の利便性が高いのも強みです。

手数料面では、楽天証券はリアルタイム取引時にのみ0.22%のスプレッドが発生し、寄付取引は無料です。

一方、SBI証券のS株は買付手数料は無料ですが、売却時に0.55%の手数料がかかります。

三菱UFJ eスマート証券は0.55%の手数料がかかるため、コスト面でやや不利です。

このように、リアルタイム性やポイント投資、手数料体系が各社で大きく異なります。

 

リアルタイム取引・取扱銘柄数の比較

楽天証券「かぶミニ」は、2025年4月時点で2,182銘柄(うちリアルタイム取引は833銘柄)を取り扱っています。

リアルタイム取引では、平日9時~11時30分、12時30分~15時25分の間、指値注文も可能です。

一方、SBI証券「S株」は東証全銘柄(約3,900銘柄)に対応しており、注文は24時間可能ですが、約定は1日3回(前場始値・後場始値・後場終値)に限定されます。

三菱UFJ eスマート証券「プチ株」も東証・名証の全銘柄(約3,200銘柄)に対応し、約定タイミングは寄付や引けなどに限定されます。

取扱銘柄数ではSBI証券や三菱UFJ eスマート証券が優勢ですが、リアルタイムでの売買や指値注文ができるのは楽天証券だけです。

デイトレードや細かなタイミングを重視する方は楽天証券が有利、幅広い銘柄を選びたい場合はSBI証券や三菱UFJ eスマート証券が選択肢となります。

 

初心者におすすめの証券会社は?

投資初心者にとっては、使いやすさ・コスト・サポート体制・ポイント投資の有無などが重要な判断材料です。

楽天証券は、楽天ポイントが使える点やアプリの使いやすさ、リアルタイム取引の柔軟性が高く評価されています。

SBI証券は取扱銘柄数や総合力で業界トップクラス、NISAや積立投資の選択肢も豊富です。

三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJグループの安心感と、金額指定での積立投資が特徴となっています。

どの証券会社も口座開設・維持費は無料なので、複数口座を開設し自分に合ったサービスを使い分けるのも有効です。

楽天ポイントを日常的に貯めている方や、リアルタイムで売買したい方には楽天証券が特におすすめといえるでしょう。

一方、幅広い銘柄やETFも含めて投資したい方にはSBI証券が適しています。

 

カブヤク
カブヤク
普段からお買物やクレジットカードなどを使っている楽天ユーザーは楽天証券がおすすめだよ。

 

楽天証券 かぶミニのよくある質問と失敗しないコツ

この章では楽天証券 かぶミニのよくある質問と失敗しないコツについて解説します。

 

よくある質問Q&A

Q かぶミニで配当金はもらえるの?
A 1株からでも配当金はしっかり受け取れます。
ただし、株主優待は多くの企業で100株以上が条件となるため、1株だけでは対象外になるケースが一般的です。

 

Q 楽天ポイントは使える?
A 通常ポイントなら株購入に利用でき、1ポイント=1円で反映されます。
ただし、期間限定ポイントや他ポイントから交換した楽天ポイントは使えません。

 

Q 手数料は?
A かぶミニは売買手数料無料。
ただしリアルタイム取引時は0.22%のスプレッドが発生します。

 

Q 注文したのに買えないことがあるのはなぜ?
A 市場の状況やシステム障害、取引所の規制などで注文が成立しない場合があるため、タイミングには注意が必要です。

 

このようなQ&Aを押さえておくと、安心して取引に臨めます。

 

初心者が失敗しやすいポイント

「1株から買えるから安心」と思いがちですが、株価は常に変動するため、損失リスクもゼロではありません

特に、スプレッドの存在を見落としがちです。

リアルタイム取引では0.22%のスプレッドがかかり、買値と売値に差が生じます。

また、取扱銘柄数が他社より少ないため、希望する銘柄が買えないこともあります。

さらに、注文したのに約定しない場合は、取引時間やシステム状況を確認しましょう。

株主優待や議決権が得られない点も、単元未満株ならではの制約です。

「すぐ売買できる」と過信せず、取引時間やルールをよく理解することが大切。

初心者は、まず少額で分散投資し、操作やルールに慣れることから始めると安心です。

 

かぶミニで満足するための活用術

かぶミニを最大限活用するには、1株から複数銘柄に投資し、自分だけの分散ポートフォリオを作るのが効果的です。

たとえば、業種やテーマを分けて複数の企業に投資すれば、リスクを分散でき、値動きの違いも学べます。

NISA口座を活用すれば、配当金や売却益が非課税になり、効率的な資産形成も狙えます。

楽天ポイントを使った投資もおすすめ

普段の買い物で貯めたポイントを投資に回せば、現金を使わずに投資デビューできます。

また、楽天銀行との自動スイープ設定を利用すれば、資金移動の手間も減らせます。

取引画面やアプリのデモ機能を使い、事前に操作を確認しておくと安心です。

こうした工夫を取り入れることで、初心者でも満足度の高い投資体験が期待できます。

 

Q&Aや失敗しやすいポイントを押さえておくことで、初めての方でも安心して「かぶミニ」を活用できますね。少額から分散投資を始めて、リスク管理と使い勝手の両方を体験してみてください。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

まとめ

ポイント

  • 楽天証券「かぶミニ」は1株から日本株投資ができ、少額資金で始められるサービスである
  • リアルタイム取引と寄付取引の2種類があり、リアルタイム取引は指値注文にも対応する
  • 配当金は1株から受け取れるが、株主優待は多くの企業で100株以上が条件となる
  • 楽天ポイントを使った投資や自動入出金(スイープ)機能で利便性が高い
  • 他社と比較してもコストや取引タイミングで優位性があり、初心者にもおすすめできるサービスである

 

今回は楽天証券の「かぶミニ」について説明してきました。

最後にもう一度まとめます。

楽天証券「かぶミニ」は、1株から日本株に投資できるため、少額から気軽に始められるのが大きな魅力です。

リアルタイム取引と寄付取引が選べ、リアルタイム取引はスプレッド0.22%が発生しますが、寄付取引ならコストは無料となります。

楽天ポイントも利用でき、NISA口座にも対応しているので、初心者でもリスクを抑えつつ分散投資が可能です。

まずは無料で口座開設し、少額から実際の取引に慣れることをおすすめします。

 

オンラインで、画面の指示通りに入力していったらすぐに開設できました!
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
今は昔より簡単に開設できるようになったから、スマホやパソコンが苦手な人でも大丈夫だよ。

 

\口座開設は無料/

 

参考:

-株の始め方/初心者ガイド
-, ,