

この記事は、クレカ還元・ポイント投資を“芯(つみたて投資枠)”へ確実に流す手順を、SBI中心でテンプレ化します。
思想→全体フロー→SBIの設定→効果の見える化→つまずき対処→Q&Aの順で、やめない仕組みのまま自動・半自動化するコツをまとめます。
関連は👉 ポイント還元の再投資テンプレ|👉 クレカ積立と口座振替の比較|👉 月1万円ロードマップ
\まずはNISA口座の準備から/
ポイント運用の思想:定例は動かさず“合流だけ”決める


月1万円の定例は固定し、ポイント・還元は別レーンで受け取り、翌営業日に芯へ合流させます。
定例を動かさないことで“やめない仕組み”が強くなり、ポイントが純粋な上乗せになります。
全体フロー:自動化と手動合流の2レーン


レーンA:クレカ積立の還元(半自動)
クレカ積立の決済で付与されるポイントは、毎月決済サイクルに応じて入ります。
受取→翌営業日に芯へスポット合流の習慣を固定します。
レーンB:付与済みポイント(手動合流)
キャンペーンや買い物で貯まったポイントは、受け取り次第、投信買付や充当設定で芯へ合流させます。
“貯めっぱなし”は劣化のもとなので、月次点検日にゼロに戻す運用が安心です。
SBIでの実務:どこを設定すれば芯に流せる?


① クレカ積立:前半固定+注文希望日
- 積立設定でクレカ決済を選択します。
- 注文希望日は7・8・9日のいずれかに固定し、締切は毎月10日目安です。
- 定例1万円は動かさず、増額は+1,000円刻みで検討します。
※2025/5/9以降の新規設定・設定変更(“金額だけ”の変更を含む)では、注文希望日は7・8・9日のみ選択可。元の希望日に戻せません。
② ポイント投資:受取→芯へ充当
- ポイントの受取先をSBIに連携し、投資信託のスポット買付に充当できるよう設定します。
- 受け取った月の翌営業日にスポット買付で芯へ合流させます。
- “芯の中身”はできるだけ一本化し、乖離が小さく低コストの同一指数に寄せます。
※SBIでポイントを使うには「メインポイントの設定」→スポット買付で充当します(1pt=1円)。
\まずはNISA口座の準備から/
効果の見える化:還元率の例と“上乗せ額”テンプレ


前提 | ケースA(還元0.5%例) | ケースB(還元1.0%例) | メモ |
---|---|---|---|
定例の月額 | 10,000円 | 10,000円 | 定例は不変 |
月の上乗せ(ポイント) | +50円 | +100円 | 翌営業日に芯へスポット合流 |
年の上乗せ目安 | 約+600円 | 約+1,200円 | キャンペーン等は別途加算 |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
※付与タイミングはカード・キャンペーンにより前後します。最新の付与時期はカード側の案内を確認してください。
小さな上乗せでも、年単位では着実に差になります。
とくに“芯の一本化”と“前半固定”を組み合わせると、取りこぼしが減ります。
つまずきと対処:“貯めっぱなし”をゼロにする仕組み


つまずき | 原因 | 対処テンプレ |
---|---|---|
ポイント失効・放置 | 合流日が決まっていない | 翌営業日に合流を固定し、月次点検で残高ゼロへ。 |
定例を変えてしまう | 上乗せと定例を混同 | 定例は不変。上乗せは“別レーン”として管理。 |
締切に間に合わない | 駆け込み操作や深夜メンテ | 前半固定+日中に処理。メンテ時間は避ける。 |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
Q&A:細かい疑問を先回り


Q1:ポイントで“サテライト”を買ってもOK?
OKですが、原則は芯に合流が先です。
サテライトに回すのは芯が安定した後にします。
Q2:少額だと手間が増えませんか?
月次メンテ日に合わせてまとめて合流でもOKです。
“貯めっぱなしにしない”ことだけ守れば大丈夫です。
Q3:付与タイミングがバラバラで管理しづらい
スマホのカレンダーに“ポイント0に戻す日”を毎月登録します。
受け取りがあったらメモを追加し、月次で一括合流します。
まとめ
ポイント
- 定例1万円は不変にして、ポイントは別レーン→翌営業日に芯へ合流。
- SBIは積立設定×ポイント利用の2か所で完結。
- 前半固定×日中処理で取りこぼしを防止。


\まずはNISA口座の準備から/