株の始め方/初心者ガイド

薬剤師のS株“練習帳”|夜勤・シフトでも週2×15分で個別株の型を習得

先輩、インデックスは続けられているんですが、個別株は何から練習すればいいのか分からなくて…。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
いいね。まずはS株(単元未満株)で“練習枠”を作ろう。夜勤週でも回せる週2×15分のドリルにして、ルール化しておくんだ。

 

この記事は、薬剤師がS株で個別株の型を身につけるための練習メニューを、最短の手順に落とし込みます。

中核はインデックス(NISA)を維持しつつ、ごく少額の“練習口座(特定口座)”で売買手順・板の見方・ルール運用を習得するのが狙いです。

前提の整え方は👉 薬剤師のNISA商品ガイド、ミス回避は👉 初心者の失敗10選 をどうぞ。

 

\まずは“練習枠”を分けて環境づくり/

 

S株練習の考え方(“特定口座”で少額・NISAは中核)


NISAで個別株をやるのはダメですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

カブヤク
カブヤク
中核はインデックスで増やすのが王道。個別株は“練習”として特定口座で超少額にとどめよう。

 

個別株は銘柄・タイミングの判断が必要で、最初からNISA枠で攻めるとブレやすいです。

NISA=資産形成の土台/S株=手順とメンタルの訓練と役割分担しましょう。

買い方・基本仕様は👉 S株の買い方ガイド、取引タイミングの基礎は👉 S株の取引時間 を参考に。

 

週2×15分“ドリル”メニュー(夜勤週でも回る)


勤務の合間しか触れないんですが、回せますか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

カブヤク
カブヤク
回せるよ。1回15分×週2の時間ブロックに落としてある。やることは毎回同じにするんだ。

 

ドリル 所要 目的 やること ルール
A:観察 15分 板・歩み値の癖を知る お気に入り3銘柄の板・日足・ニュースを確認 売買しない・記録だけ
B:試し玉 15分 発注~約定~気持ちの動きを学ぶ S株は時間帯ごとの基準価格での成行相当(指値不可)
上限“金額”を決め、1株単位の数量で調整して練習
1回あたり上限◯円・同日追撃なし
C:振り返り 15分 ルール遵守と気づきの定着 3行ログ「発注/約定/学び」を記入 勝ち負けではなく再現性を評価

※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。

※S株(単元未満株)は連続リアルタイム約定ではなく、時間帯ごとの基準価格(前場始値/後場始値/後場引け)で約定する方式です。
スポット発注は“成行相当”で、指値は不可。練習では「上限金額を決め、1株単位の数量で調整」してください。
金額指定を使いたい場合は、日株積立で金額指定/株数指定が選べます(最新仕様はSBI公式案内で要確認)。

 

配当・優待の基礎は👉 高配当の基礎 と 👉 株主優待の基礎 で復習。

 

取引ルールとチェックリスト(ミス防止の型)


勢いで買ってしまいそうで心配です…。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

カブヤク
カブヤク
だからチェックリストだよ。毎回同じ順番でOK/NGを確認しよう。

 

発注前チェック(毎回同じ順序)

  • “練習枠”の残高と上限を確認(例:月合計◯円)。
  • S株(成行相当/時間帯約定)か、単元株(指値可)かを確認し、約定タイミングの仕様もチェック。
  • (単元株で指値を使う場合)指値の「理由」と「取消基準」をメモ。
  • S株の約定タイミング・コスト等の仕様は最新情報で確認。

 

困ったら👉 S株が買えない時の対処 を参照。

 

記録テンプレ(3行ログ)

【S株練習ログ:YYYY/MM/DD】
・発注:銘柄/金額上限/数量/成行相当(理由)
・約定:有無/乖離の感覚
・学び:次回の改善1点(最大1つだけ)

 

 

\練習枠を“超少額”で設定しておく/

 

医療セクターで学ぶ(“専門性×練習”の相性)


銘柄はどう選べばいいですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

カブヤク
カブヤク
最初は知っている領域がいい。医薬・ドラッグストアなど、自分の専門性を活かせるところだね。

 

医療・ヘルスケア関連は業務知識との重なりが大きく、ニュース理解が速いのが利点です。

ただし「知っている=買い」ではありません。あくまで練習の教材として、超少額で手順を磨きます。

中核の資産形成は、引き続きインデックス中心で進めましょう(👉 NISA商品ガイド)。

 

実務フロー(SBIアプリ設定→発注→振り返り)


アプリでは何を準備しておけば良いですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

カブヤク
カブヤク
最初にお気に入りアラートを整えておこう。発注~ログまで一連の流れで“同じ型”にするんだ。

 

  • お気に入りリストに練習銘柄を3つだけ登録。
  • 価格/出来高アラートを設定(通知は勤務の邪魔にならない範囲)。
  • S株で上限を決め、数量で調整して練習発注(時間は無理のないタイミング)。
  • 3行ログで振り返り。翌週のドリルへ反映。

 

発注タイミングの仕様は👉 S株の取引時間まとめ を再確認。

 

まとめ


ポイント

  • 中核はインデックス(NISA)、個別株はS株の“練習枠(特定口座)”。
  • 夜勤週でも回る週2×15分ドリルで、手順と記録を型にする。
  • 仕様やタイミングは都度確認。ミスはチェックリストと3行ログで減らす。

 

“練習枠”を作って、まずは固定の上限を決めて数量で調整する発注から始めます。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
いいね。来週も同じ型で繰り返そう。身につくのは“再現性”なんだ。

 

\口座開設は無料/

 

👉 併せて読みたい:

-株の始め方/初心者ガイド
-,