株の始め方/初心者ガイド

薬剤師が投資を始めるべき理由とおすすめの方法|医療従事者向け資産運用入門

先輩、最近お給料が思ったより伸びなくて不安です。安定してるけど、このままで大丈夫なんでしょうか?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
その気持ちは当然だよ。薬剤師は「安定収入」があるぶん投資と相性がいいから、仕組みを作って未来の安心を積み上げていこう。

 

この記事は、薬剤師・医療従事者が投資を始めるべき理由と具体的な進め方を、月1万円の現実的ステップに落とし込んで解説します。

 

関連は👉 薬剤師の給料が伸びないからこそ投資をすべき理由 と 👉 ドルコスト平均法の基礎 をどうぞ。

 

\まずはNISA口座の準備から/

 

薬剤師や看護師など医療従事者は安定した職業です。

ただし給料の伸びは限定的になりやすく、将来の不安はゼロにはなりません。

だからこそ、現実的な選択肢が投資による資産形成です。

 

薬剤師・医療従事者が投資を始めるべき理由

給料が伸びにくいキャリア構造

国家資格だし、ずっと右肩上がりかと思ってました。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
20代は高めでも、30代以降は昇給が鈍化しやすいんだ。

 

薬剤師の平均年収は概ね580〜600万円です。

昇進ポストは限られ、人件費抑制の影響を受けやすく、伸びは緩やかになりがち。

収入だけに頼らず、投資で第二の柱を育てる発想が必要です。

 

副業が難しいからこそ投資が有効

副業で増やすのはどうですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
医療職は副業禁止や制限が多いし、夜勤・シフトで継続が難しいんだ。

 

副業は時間と体力の負担が大きく、本業への影響リスクもあります。

一方、投資は最初に仕組みを作れば自動積立で「ほったらかし」運用が可能です。

比較の考え方は👉 副業 vs 投資:月1万円の現実解 をどうぞ。

 

老後資金と年金不安への備え

年金と退職金で足りる気もします。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
生活水準しだいで不足しやすいから、早めの準備が大事なんだ。

 

話題の「老後2000万円問題」は平均モデルの試算で、実際の不足額は家計次第で変わります。

少額でも早く始めて時間を味方にするのが合理的です。

 

安定収入と積立投資の相性が抜群

コツコツって本当に効くんですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
価格変動を平準化するドルコスト平均法と相性がいいよ。

 

一定額を定期的に投資することで買付価格が平準化され、感情に左右されにくくなります。

仕組みは👉 ドルコスト平均法の基礎 をチェック。

 

薬剤師の収入とキャリアの現実

20代〜30代は高水準、しかし40代以降は頭打ち傾向

最初は恵まれているのに、その後が不安です。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
だからこそ早めに第二の柱を仕込むんだ。

 

20代で年収400万円台、30代で500〜600万円が一般的です。

ただし40代以降は昇給の伸びが小さく、横ばいになりやすいのが実態です。

 

年収1000万円はキャリア選択で狙う

年収1000万円はやっぱり無理ですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
病院・薬局では難しいけど、製薬・外資・経営なら可能性はあるよ。

 

どの道に進むかで上限は変わります。

一方で資産運用を並走すれば、収入に依存しすぎずにリスク分散できます。

 

制度改定や効率化で下押しリスクも

今の給与が続くと信じてました。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
調剤報酬の見直しやIT化の進展は、動向を注視しておこう。

 

報酬の配点変更等は薬局経営や賃金に波及し得ます。

早期に長期・積立・分散の体制を整えることが防御にもなります。

 

投資と副業を比較する

医療従事者が副業で直面する現実

夜勤の合間に副業はきつそうです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
本業の集中力が落ちるなら本末転倒だよ。

 

副業は時間と体力の消耗が激しく、継続困難になりがちです。

本業への悪影響は避けたいところです。

 

投資は「お金を働かせる」仕組み

私が働けない時間もお金が働くってことですね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
そう。自動積立で生活に溶け込ませよう。

 

仕組み化すれば忙しくても継続できます。

初心者の落とし穴は👉 投資初心者の失敗と回避法 を確認しておきましょう。

 

投資を始める前に押さえておく基礎知識

リスクとリターンの関係を正しく理解する

投資は怖いイメージが消えません。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
リスクは「結果の振れ幅」。分散と時間で管理できるんだ。

 

過度に恐れず、商品分散と時間分散でコントロールします。

 

長期・積立・分散の3原則

覚えることが多いと続かないかも。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
この3つだけで十分だよ。

 

長期で値動きを均し、積立で継続し、分散で個別リスクを抑えます。

 

月1万円からで十分スタートできる

大金がないと無理と思ってました。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
月1万円なら無理なく続けられる。最低金額は商品や金融機関で異なるけどね。

 

配分や考え方は👉 月1万円NISAロードマップ と 👉 NISAで避けたい落とし穴 を参照。

 

薬剤師・医療従事者におすすめの投資方法

NISA(非課税メリット)

まずはNISAからが良いですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
非課税で運用益を伸ばせるから、最優先で整えよう。

 

新NISAは「つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円」で年間360万円まで非課税投資が可能です。

非課税保有の生涯上限は1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)で、売却分は翌年以降に枠を再利用できます。

※海外株・ETFの配当は現地課税(例:米国10%)が残る点に留意してください。日本側の課税は非課税です。

詳しくは👉 NISAの基本 と 👉 売却と枠再利用のコツ、👉 配当の非課税・現地課税の実務 を参照。

 

iDeCo(老後資金+節税)

節税になると聞きました。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
掛金が全額所得控除だから、老後資金を作りながら税負担も軽くなるんだ。

 

iDeCoは運用益非課税で、受け取り時に退職所得控除・公的年金等控除が使えます。

原則60歳まで引き出せません

基礎は👉 iDeCoの基礎 と 👉 いくらから始める? をチェック。

 

投資信託(インデックス中心)

どのファンドを選べばいいですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
低コストのインデックスが王道だよ。

忙しくても自動積立で分散投資を継続できます。

 

基本は👉 投資信託の超入門 を参照。

 

株式(S株・配当株)

個別株は少額でもできますか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
SBIのS株なら1株からいけるよ。練習にちょうどいい。

 

手順は👉 S株の買い方ガイド をどうぞ。

 

項目 NISA iDeCo
目的 自由な資産形成 老後資金の準備
税制メリット 運用益非課税(年間360万円、生涯1,800万円) 掛金全額所得控除+運用益非課税
引き出し いつでも売却可能(枠は翌年以降再利用可) 原則60歳まで不可
向き 中長期で柔軟に増やす 節税しつつ確実に積み立て

※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。

 

投資の始め方ステップ(SBI証券での例)

① 証券口座を開設する

手続きが複雑じゃないか不安です。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
必要書類を用意してオンラインで申し込めばOKだよ。

 

詳しくは👉 SBI口座開設の流れ と 👉 必要書類チェックリスト を確認。

 

② NISA口座を設定する

非課税メリットを最大化するためにNISA口座を開設します。

やり方は👉 SBIでNISAを始める手順 を参照。

 

③ 毎月の積立額を決める

いくらからが現実的ですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
まずは月1万円を目安に、生活に支障のない範囲で設定しよう。最低額は商品や金融機関で異なるよ。

 

④ ファンドを選び自動積立を設定する

低コストインデックスを中心に、自動積立にして生活に溶け込ませます。

迷ったら👉 積立ファンド選定の基準 を参照。

 

\比較を読んだ今がはじめどき/

 

よくある疑問(Q&A)

初心者でも本当に大丈夫?

最初の一歩が怖いです。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
長期・積立・分散の3原則を守れば大丈夫だよ。

 

忙しくても続けられる?

夜勤続きでも続けられますか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
自動積立なら手間がかからないから続けやすいんだ。

 

どの証券会社がベスト?

迷ったらどこが良いですか。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
初心者はSBI証券が定番だよ。

 

まとめ

ポイント

  • 給料の伸びは限定的だからこそ、早めの積立で土台を作る。
  • 副業よりも自動積立を軸に「お金を働かせる」。
  • NISA・iDeCo・低コストインデックスで長期・積立・分散を徹底する。
まずはNISAを開設して、月1万円から始めてみます。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
いいね。今週中に手続きだけでも済ませておこう。

 

\まずはNISA口座の準備から/

 

参考・出典

 

👉 詳しくはこちら:

-株の始め方/初心者ガイド
-,