株の始め方/初心者ガイド

松井証券アプリ|価格アラートの設定と運用(通知・逆指値も)

値動きを見逃します。アラートをどう設計すれば?
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
基本は条件(価格)→通知→行動をワンセットに。まずは最短の型で固定しよう。

 

👉 口座(手順)の全体フローと次の一歩を見る

 

\最短で安全にスタート/

 

アラート運用の骨子(まず“型”を決める)

目的と前提

  • 通知は判断を短縮するための合図。鳴ったら15〜60秒で結論が出る形に。
  • 出来高はアラート対象ではないため、表示/ランキングで監視に統一(最短・目安)。

 

通知で焦ってミスります…。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
だからこそ「通知→行動」を事前定義。「上抜け→一部利確」「下抜け→撤退」など1文で。

 

価格トリガーの基本3本

  • 上抜け:直近高値+数ティック。
  • 下抜け:直近安値−数ティック(損切りの予告音)。
  • レンジ離脱:ボックス上端/下端に各1本。

 

※設定手順:アプリ「アラート一覧」→「+」→銘柄/日経平均→条件→登録。登録上限は30件
※登録したアラートの有効期間は1年間(満了で失効)。棚卸し時に更新/再登録を。
※アプリ起動中は音は鳴りません(バナー通知のみ)のため、見逃し防止にヒットログと定時確認を併用。

 

初期セットアップ(最短3分)

  1. 監視銘柄を3〜5に絞る(大型中心)。
  2. 各銘柄に「上抜け/下抜け/レンジ離脱」を1本ずつ、合計9〜12本。
  3. 通知チャネルを確認し、端末の通知権限をON。

 

ここまでで“鳴らすための骨”が完成。

あとは週次で間引きと強化を繰り返すだけ。

 

価格アラートの設計

境目に置く(“中心”ではなく“端”)

値幅の中心はノイズ。

節目(直近高安、ギャップ上限/下限、出来高帯の端)に置いて誤鳴りを削減。

板が厚い銘柄は端をやや内側に、板が薄い銘柄はやや外側に置いて空振りを防ぐ。

 

銘柄タイプ別プリセット

  • 大型(板厚/約定多):直近高安±1〜2ティック、通知はアプリ優先。
  • 小型(板薄/約定疎):±3〜5ティック、サイレント/メール中心で疲労を防ぐ。

 

イベント日の例外運用

  • 寄り付き15分:条件を一段外へ(鳴りすぎ防止)。
  • 決算/材料日:本数を減らし、逆指値は“深め”か一時撤去。

 

安全マージンの考え方

急変時は滑りや誤約定が起きやすい。

下抜け用の通知は逆指値の再確認とセットで、数量を絞る・約定後の追跡指値を浅めに置くなど、守りを先に固定しておく。

最短ルートは、全体フローで道筋を確認してから必要な設定へ進むことです。

👉 まずは全体フローを確認する

 

出来高は“監視”で捉える(表示/ランキング)

チャート表示の固定

  • サブチャートに出来高を常時表示。連続足の増加で“静→動”を把握。
  • 価格アラートが鳴ったら、板/歩み値を30秒で確認→買い気配の寄せor成行崩れをチェック。

 

ランキングで候補抽出(PCツール/サイト)

  • 出来高急増/急騰落などのランキング(PCツール/公式サイトで提供)で場間の絞り込み。
  • 監視銘柄が多い日は「朝/引け後の定時チェック」をルーチン化。

 

監視から行動への接続

出来高の山が立ったら、すぐに価格の境目に対して次の一手を決める。

例:買い圧力が強い→レンジ上端の上抜け条件を1段内側へ/売り圧力が強い→下抜け通知の直後行動を撤退優先に変更。

 

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通知と発注の連携(悩まない仕組みづくり)

通知チャネルのルール

  • 価格=アプリ通知、監視(出来高など)=定時チェック。
  • プッシュはアプリ内設定と端末通知をON。1か月未ログインで配信停止→再ログインで再開(最短・目安)。

 

逆指値・追跡指値・IF-DONEを先に置く

  • 仕掛け後すぐ:逆指値(損切り)→追跡指値で利を守る。
  • 節目到達:IF-DONEで分割利確+次の逆指値を自動セット。

 

NISA口座は逆指値/追跡指値不可(課税口座で利用)。

 

ワンフレーズ確認(ミス低減)

ボタン前に「成行?指値?数量?」と声に出す。

“見て→言う→押す”の順で事故を減らす。数量が大きい日は「指値幅」「板厚」「連続約定」の3点も声かけに追加。

 

通知遅延への備え

回線や端末で遅れる場合がある。

寄り付き直後と場中ピークはアプリ起動+画面常時表示で遅延リスクを抑制。

メールまとめ通知は参照用にとどめ、意思決定はアプリで完結させる。

 

運用テンプレと復旧

週次5分の棚卸し

  • ヒット0が2週連続→削除。鳴りすぎ→条件を外へ/本数を減らす。
  • 価格と監視が同じ意図ならどちらかに一本化。
  • アラートの有効期限(1年)は月初にまとめて再登録チェック。

 

1日のタイムライン(例)

  • 08:45 棚卸し(外側に寄せ/不要削除)。
  • 09:00 寄り付き15分は様子見プロファイル。
  • 10:00 価格アラート→板/歩み値30秒→取引or見送り。
  • 13:00 逆指値/追跡指値の位置を再確認。
  • 15:00 ヒットログ見直し→間引き/強化を5分で反映。

 

ケーススタディ(3パターン)

  • ブレイク狙い:上抜け通知→半分利確→追跡指値を直近安値下に置く→終日保有はしない。
  • 押し目拾い:下抜け通知→板の厚さが急増なら見送り、薄いなら小口で試し→すぐ逆指値。
  • イベント跨ぎ:前日までに本数を半減、逆指値は深めに、アラートはレンジ外側に退避。

 

よくある詰まり→復旧

  • 鳴らない:条件が外側→ティックを1段内側へ。
  • 鳴りすぎ:節目の外へ/“上か下”どちらかに限定。
  • 遅い:プッシュ優先、メールは日次まとめへ。起動中は音は鳴らない(バナーのみ)に注意。
  • 判断ブレ:行動文を1文に短縮、声かけを固定。

 

ログの付け方(30秒メモ)

ヒット日時/銘柄/条件/行動/結果の5列で十分。

週末に“無駄鳴り率”“ヒット→執行率”を確認し、次週の本数と位置を調整する。

 

まとめ(ここまでの道筋)

ポイント

  • 価格3本(上/下/レンジ離脱)から開始し、行動を1文で決める。
  • 出来高はアラートではなく表示/ランキング(PCツール/サイト)で監視に切替。
  • 逆指値・追跡指値・IF-DONEを先に置き、通知は確認用に。
  • 週次5分+月初の有効期限チェック、ヒットログで継続チューニング。

 

柱が整理されて読みやすくなりました。まずは価格3本で始めます。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
OK。慣れたらイベント日プロファイルを足して、無駄鳴りをさらに削ろう。

 

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