インデックスファンドやETFと並んで、人気の投資手法に「高配当株投資」があります。
配当金を定期的に受け取れるのが魅力で、「お小遣いのように収入が増える」とイメージする人も多いです。
ただし、仕組みや注意点を理解せずに始めるとリスクもあるため、初心者は正しい知識からスタートしましょう。


この記事では、高配当株で月1万円を積み立てる方法を、基礎知識・メリットとデメリット・シミュレーション・銘柄選び・買付手順・Q&Aの順に解説していきます。
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高配当株とは?基礎知識
高配当株の定義
「高配当株」とは、株価に対して配当利回りが高い銘柄のことを指します。
一般的に配当利回り3%以上を目安に「高配当株」と呼ばれることが多いです。
配当利回りは「1株あたり配当金 ÷ 株価 × 100」で計算され、利回りが高いほど投資家に人気が集まります。
なぜ人気があるのか?
高配当株の魅力は、株を保有しているだけで定期的に現金収入が得られる点です。
インデックス投資やETFのように「売却して利益を得る」方法と違い、配当金が定期収入になるのは安心感につながります。
また、配当金は企業の利益から支払われるため、長期的に安定して配当を出している企業は業績の安定性も評価されやすいです。
初心者が誤解しやすい点
ただし「配当利回りが高い=安心」ではありません。
一時的に業績が悪化して株価が下がり、見かけ上利回りが高くなるケースもあります。
初心者が利回りだけを見て飛びつくと、減配や株価下落で損をする可能性があります。
そのため、高配当株は「利回りの高さ」だけでなく「企業の安定性・配当の継続性」をチェックすることが大切です。
高配当株のメリットとデメリット


メリット:安定収入・再投資の自由度・精神的安心
高配当株は、株を保有しているだけで定期的に配当金が得られるのが最大の魅力です。
配当は現金収入なので、生活費の一部や旅行などに使えるほか、再投資して資産を増やすこともできます。
また、含み益が出るまで待たなくてもキャッシュフローを得られるため、精神的に安心しやすいのも特徴です。
長期的に配当を出し続けている企業は財務が安定していることが多く、投資家からの信頼も厚いです。
デメリット:減配リスク・株価下落・分散不足
一方で、高配当株には注意点もあります。
業績が悪化すると減配や無配になることがあり、その場合は株価も同時に下落するケースが多いです。
また、高配当株に集中投資すると、特定業種(金融・通信・エネルギーなど)に偏りやすく、分散不足のリスクが高まります。
さらに、インデックス投資のように市場全体の成長を取り込むタイプではないため、長期で見たときにリターンが限定的になる可能性もあります。
メリットとデメリットをどう考える?
高配当株は「安定収入」を得たい人には最適ですが、「長期的な資産成長」を狙うならインデックス投資やETFとの組み合わせが有効です。
つまり、キャッシュフローの安心感を重視するか、資産の最大化を重視するかで使い分けることが大切です。
月1万円の積立シミュレーション


配当利回りを3%でシミュレーション
仮に毎月1万円を高配当株に投資し、平均利回りを3%と仮定します。
その場合の配当金は以下のようになります。
投資年数 | 元本 | 配当金(年3%想定) |
---|---|---|
10年 | 120万円 | 約3.6万円/年 |
20年 | 240万円 | 約7.2万円/年 |
30年 | 360万円 | 約10.8万円/年 |
※スマホでご覧の方は、表を横にスクロールしてご確認ください。
※株価変動・増配・減配は考慮していません。
配当+値上がり益も期待できる
高配当株は配当収入に加えて、株価の上昇によるキャピタルゲインも狙えます。
長期で投資を続ければ、企業の成長や増配によって配当額が増える可能性もあります。
ただし、景気後退局面では配当が減ったり、株価が下がったりするリスクもあるため、分散投資が重要です。
シミュレーションから見えること
月1万円を高配当株に積み立てると、10年後には年間約3.6万円、30年後には年間約10万円の配当が期待できます。
これは「お小遣い」や「生活費の一部」として役立つ規模で、投資のモチベーションにもつながります。
一方で、インデックス投資のように大きな複利成長は見込みにくいため、高配当株=キャッシュフローの安定と理解するのが適切です。
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銘柄選びと買付手順


銘柄選びのポイント
- 配当利回り3〜5%前後を目安にする
- 減配が少なく安定して配当を出している企業を選ぶ
- 業種分散(金融・通信・エネルギー・商社など)を意識する
- 自己資本比率や営業利益率など財務の健全性を確認する
高配当株は「配当利回りが高すぎる銘柄」よりも、継続的に配当を出せる企業を選ぶことが重要です。
利回りだけで判断すると、業績不振で減配リスクの高い銘柄をつかむ可能性があります。
初心者におすすめの選択肢
個別株選びが難しい場合は、高配当株ETFを利用するのも方法です。
たとえば国内なら「NEXT FUNDS 日経高配当株50(1489)」、米国株なら「HDV」「VYM」「SPYD」などが有名です。
ETFなら1銘柄で分散が効き、個別株リスクを抑えつつ配当収入を得られます。
買付手順(SBI証券の場合)
- SBI証券にログインし、NISA口座(成長投資枠)を選択
- 購入したい銘柄(個別株または高配当ETF)のコードを検索
- 株数または金額を入力し、注文(定期買付サービスを使うのも可)
- 配当金の受取方法を「証券口座」か「銀行口座」から選択
- 受け取った配当金を再投資すれば、さらに効率的に資産を増やせる
これで高配当株の積立投資がスタートできます。
慣れてきたら個別株とETFを組み合わせたり、配当金の使い道を工夫してみるのも良いでしょう。
👉 SBI証券の口座開設方法はこちら(内部記事)
👉 株で月1万円稼ぐ方法まとめ(親記事)はこちら
よくある質問&まとめ


Q. 新NISAだと配当の税金はどうなりますか?
新NISA口座内なら、国内株の配当金と値上がり益は非課税です。
海外株の配当は現地源泉税がかかる点に注意してください。
非課税メリットを活かすなら、成長投資枠での買付と、受け取った配当の再投資をルール化しましょう。
Q. 利回りが高い銘柄を買えば良いですか?
利回りだけで選ぶのは危険です。
一時的な株価下落で見かけの利回りが高くなっている場合、減配や業績悪化のサインかもしれません。
配当の継続性、財務の健全性、業種分散を必ず確認しましょう。
Q. インデックス投資やETFと併用してもいいですか?
併用はおすすめです。
コアにインデックス/ETFを置き、サテライトで高配当株を積み上げると、成長×キャッシュフローのバランスが取れます。
月1万円なら、5,000円+5,000円など比率を決めて機械的に継続しましょう。
Q. どのくらいの銘柄数に分散すれば安心ですか?
個別株だけなら8〜15銘柄を目安に、金融・通信・インフラ・商社・エネルギーなどに分散すると偏りを抑えやすいです。
個別が難しければ、高配当株ETFをベースにして足りない業種を個別で補う方法も効果的です。
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