

この記事は、“前半固定”の運用カレンダーと通知設計をテンプレ化し、月1万円×新NISAを自動で回すための実務をまとめます。
思想→月次テンプレ→年次テンプレ→通知(プッシュ/メールの役割分担)→つまずき対処→Q&A→まとめの順で解説します。
関連は👉 入金オート化テンプレ|👉 ポイント合流テンプレ|👉 買付エラー対処
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思想:行動ではなく“予定”を作る(前半固定)


前半固定×例外は別レーンの原則で予定を組みます。
定例の月1万円は必ず月前半で完結、ボーナス・ポイントは翌営業日合流の別レーンで処理します。
月次テンプレ:スマホのカレンダー登録文面(そのまま使用可)


月次イベント(3件)
登録日(例) | タイトル | メモ(本文テンプレ) |
---|---|---|
毎月3日 9:00 | 【定例】入金確認&余力チェック | 住信SBI着金確認→ハイブリッド預金へ振替(必要時)。不足なら即時入金。ポイント残高も確認。 |
毎月7日 9:00 | 【定例】クレカ積立・注文希望日(前半固定) | 注文通過・ステータス確認。未了なら8日9:00に再確認アラート。 |
毎月8日 18:00 | 【別レーン】ポイント/スポット合流 | 受け取りポイントを芯へスポット充当。ボーナス等は受渡日を確認。 |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
(補足)2025/5/9の仕様変更以降、クレカ積立の注文希望日は毎月7・8・9日のいずれか、積立設定の締切は毎月10日です。締切後の変更は翌月(または翌々月)扱いになることがあります。
年次テンプレ:年1回の“メンテ日”もイベント化


- タイトル:【年次メンテ】積立額・コスト・乖離・配分の点検
- 本文テンプレ:① 積立額(+1,000円刻みで増減検討)。② 実質コスト(運用報告書)と乖離を同指数で比較。③ 配分は芯:サテライト=8:2前後に修正(新規買付で寄せる)。④ 受渡カレンダー・クレカ締切を確認。⑤ 来年の月次イベントを再登録。
通知の設計:プッシュ(株アプリ)とメールの役割分担


推奨通知(最小構成)
- (アプリのプッシュ)約定通知/株価到達アラート/企業情報(株・ETFの約定や決算・権利など)。
- (メール)投資信託の積立通知(次回積立のリマインド・結果)。
- (メール)入出金通知(即時入金・ATM入出金・各種アラート)。
※プッシュ通知は配信を保証しません。重要項目はメール通知も併用してください。
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つまずきと対処:通知が来ない・駆け込み・受渡ズレ


つまずき | 原因 | 対処テンプレ |
---|---|---|
通知が来ない | 端末の通知権限OFF/対象外カテゴリのみON | 端末の通知許可とアプリの通知カテゴリを点検。プッシュは約定・株価・企業情報、積立/入出金はメールをON。 |
締切駆け込みで失効 | 深夜メンテ/締切後の変更 | 前半固定+日中処理。失効時は翌営業日に再設定。 |
受渡ズレで翌月扱い | 受渡日基準の見落とし | 受渡カレンダーを事前確認。ファンドごとの約定・受渡欄もチェック。 |
※スマホでは表が画面幅を超えます。横にスワイプしてご覧ください。
(受渡の目安)株式は約定日から2営業日後が受渡日(T+2)。投資信託は約定日の基準価額で約定し、受渡金額は原則約定日翌日に確定(受渡日は銘柄で異なります)。
Q&A:よくある疑問


Q1:通知はメールとプッシュのどちらが良い?
プッシュを主、メールを補助にします。
メールは埋もれやすいので、重要なものはプッシュでも必ず受けます。
Q2:家計が忙しい月はイベントを動かしてもいい?
基本は動かさない運用です。
どうしても必要なら翌月に+1,000円刻みでリカバリーします。
Q3:ポイント合流は月次まとめでも良い?
OKです。
ただし“貯めっぱなし”は失効リスクなので、月末に残高ゼロへ戻すルールを入れます。
まとめ
ポイント
- 前半固定の月次3イベント(入金確認/積立日/合流)をカレンダーに登録。
- 通知は役割分担(プッシュ=約定/株価/企業情報、メール=積立・入出金)。
- 失敗は翌営業日の日中に“やり直し”。受渡はカレンダーと商品欄で確認。


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