

本記事は、証券口座のeKYC(オンライン本人確認)を最短で通すための実務ガイドです。
開設後の段取り(初期設定→入金→初回発注)は、証券口座を作ったら最初にやること|初期設定チェックリストで一度に確認できます。
迷ったらここへ戻ればOKです。
\最短で口座を開設/
先に結論:通過率は「表記一致×撮影環境×フレーミング」
- 表記一致:申込情報と書類の氏名・住所・生年月日・表記(全角/半角・中黒・ハイフン・ローマ字)を完全一致に。
- 撮影環境:白い壁など無地背景+拡散光(直射NG)+レンズ清掃+通知オフ。
- フレーミング:ガイド枠に四隅をぴったり、真上から平行、手ブレゼロ。
事前準備チェックリスト(通過率を上げる土台づくり)


- 氏名・住所・生年月日:住民票等の最新表記に合わせ、全角/半角・中黒「・」・ハイフンを統一。
- 本人確認書類:有効期限内かつ券面の汚れ/欠けなし。登録住所が確認できるかも事前確認(現住所記載がない場合は補完書類が必要な運用あり)。
- マイナンバー確認書類:個人番号カード(マイナンバーカード)/個人番号が記載された住民票等/通知カードは住民票の記載と完全一致する場合のみ番号確認用途(本人確認書類としては不可のケースが一般的)。
- 背景:白壁/無地ボードを確保。柄物のカーテンはNG。
- 光:直射ではなく拡散光(窓辺+レースカーテン または 室内照明2灯)。
- スマホ:レンズ清掃・電池50%以上・通知OFF・通信はWi-Fi推奨。
撮影のコツ:角度・距離・明るさを“型”で覚える
基本の型
- 机に書類を置く → 真上から平行に構える。
- 枠ガイドに四隅をぴったり。はみ出し/余白ゼロを意識。
- フラッシュは原則OFF。反射が出る場合はライトを拡散し、角度を2〜5度だけ微調整。
- 3秒静止→シャッター。必要なら息止めで手ブレ低減。
顔と書類の一致撮影
- 顔の中心線をガイドへ。目線はカメラ。顎を少し引く。
- マスク/前髪/メガネ反射はNG。輪郭と目元がはっきり。
- 書類は顔より少し下で、券面の文字が読める明るさに。
書類別の通し方:免許証/マイナンバーカード/在留カード/パスポート
- 運転免許証:券面ラミネートの光沢反射に注意。斜めにせず、ライトを左右に分散。旧氏名の併記有無を確認。
- マイナンバーカード:券面は光沢で反射しやすい。水平&拡散光で撮影し、ケースやカバーは外す(指示に従い個人番号を隠さない)。
- 在留カード:英字氏名・ミドルネーム・記号(ハイフン等)の表記一致を厳密に。住所更新ステッカーの反射にも注意。対象書類に含むかは各社一覧を事前確認。
- パスポート:顔写真ページの波打ちでピントが外れやすい。軽く押さえて平らに、影が出ない角度で。
NG例と回避策(“落ちる”典型4パターン)
項目 | 失敗例 | 回避策 |
---|---|---|
表記一致 | 中黒抜け・半角/全角混在・旧姓のまま | 住民票/保険証など最新表記に申込を合わせる。旧姓併記は案内に従う。 |
明るさ | 白飛び/影で番号が潰れる | 直射を避け、窓+室内灯の拡散光。レフ代わりに白紙を手前に。 |
フレーミング | 傾き・見切れ・余白が大きい | 机置き+真上から。四隅ぴったりで再撮影。デジタルズームは使わない。 |
手ブレ | 文字がにじむ・顔が二重 | 肘を机につけ固定。連写せず1枚ごとに静止。 |
※スクロールしてご覧ください
\最短で口座を開設/
よくある勘違いと判断基準(失敗例→回避策)
- 勘違い:「フラッシュを焚けば鮮明になる」→反射で却って落ちる。まず拡散光を作る。
- 勘違い:「高画質=ズーム」→デジタルズームは粗くなる。カメラを近づけて構図で調整。
- 判断基準:プレビューで小さな文字が読めるか。読めなければ撮り直し。
方式の違い:静止画/ライブ配信/ICチップ読み取り
eKYCの方式は主に次の3つ。採用方式は事業者により異なります。
- 静止画アップロード:時間の自由度が高い。反射/構図を繰り返し調整できる。
- ライブ配信(Liveness):顔の向き・まばたき等の指示に応じて撮影。明るさとカメラ位置を先に決めると成功率が上がる。
- ICチップ読み取り(公的個人認証):マイナンバーカードのICを読み取り、真贋性と一致を確認。ケースを外し、端末のNFC位置を合わせるのがコツ。


再申請の流れとテンプレ(否認理由→復旧)
- 否認理由の確認:メール/アプリ通知の文言をコピペ保存(後で照合)。
- 表記ズレ:申込情報を最新表記へ修正→再撮影。
- 写真不備:背景・光源・角度を変更。白紙で反射抑制、真上から。
- 書類不備:別書類へ切替(例:免許→マイナンバー、在留カード等)。
- 再申請:案内に従いアップロード/ライブをやり直し。
メール返信テンプレ(例)
「ご連絡ありがとうございます。ご指摘の『氏名表記不一致』を解消し、住民票の表記に申込を合わせ再提出いたしました。追加で必要な情報があればご指示ください。」
セキュリティと個人情報の扱い(安心して進めるために)
- 公式アプリ/正規ドメインのみ使用。SMS内URLは必ず送信元を確認。
- 公共Wi-Fiは避ける。自宅回線 or テザリング推奨。
- 提出後は不要画像を削除。端末内の保存は最小限に。
本人確認が通ったら、誤発注と見逃しを防ぐためにSBI証券アプリの初期設定と価格アラート|逆指値の基本を先にセットしておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 再申請は何回まで?
A. 回数や待機時間は各社運用で異なります。
案内メールの「再提出条件」を最優先してください。
Q2. ローマ字/中黒はどうする?
A. 最新の住民票・在留カードの表記に合わせて完全一致を。
中黒「・」やハイフン、全角/半角まで整えると否認が減ります。
Q3. 在留カードは使える?
A. 多くのeKYCで対象ですが、全社一律ではありません。
対象書類一覧で事前確認してください。
まとめ(要点と次アクション)
ポイント
- 表記一致×撮影環境×フレーミングが通過率の核心。
- 真上から平行+拡散光+四隅ぴったり+手ブレゼロ。
- 否認理由を切り分け、問題箇所だけ直して即再申請。


審査が通ったら、資金を素早く用意するためにSBI証券の入金方法と反映時間|最短は住信SBIの即時入金【手数料無料】を確認。
買付余力に即時反映が基本です。
\最短で口座を開設/