他社から松井証券に株を移したいのですが、具体的な手順と日数の目安を知りたいです。

後輩ちゃん

カブヤク
全体は事前整理→申込(書類)→受付確認→反映チェックの順。口座区分や名義・数量を先にそろえると速いよ。
この記事は、他社⇄松井の入庫(受け入れ)と出庫(他社へ移す)を“最短で迷わず”進めるための実務ガイドです。
必要書類・注意点・日数の最短/目安をまとめ、詰まりやすい箇所の復旧テンプレも用意しました。
\最短で安全にスタート/
前提整理(移管の種類とゴール設定)
「入庫」と「出庫」の違いと、いつ使い分ければいいですか?

後輩ちゃん

カブヤク
松井で持ちたいなら他社→松井の入庫、逆に松井→他社は出庫。NISA/特定/一般など区分の整合も先に決めておこう。
移管は、名義・口座区分・銘柄・数量・市場が一致していることが前提です。
信用建玉や貸株中の銘柄があると止まることがあるため、事前に解消や返却を済ませておくとスムーズです(最短・目安)。
最短ルートは、全体フローで道筋を確認してから必要な設定へ進むことです。
事前チェックリスト(共通)
事前にそろえる書類や設定は?

後輩ちゃん

カブヤク
名義・住所・カナ表記・口座区分・数量を一致させよう。マイナンバー提出や本人確認の完了も確認。
- 名義/住所/フリガナの一致(住民票やマイページの表記ズレを解消)。
- 口座区分の整合(特定/一般/新NISA)。必要に応じて区分の事前準備。
- 対象銘柄の数量・単位の確認(単元/端株)。
- 信用建玉・貸株設定・保護預り/保管振替の状態を確認し、必要なら解消。
- 配当・株主優待の権利確定日前後は時期調整(反映が遅くなる可能性)。
他社 → 松井(入庫)の手順
他社から松井へは、どちらで申込むのが正解ですか?

後輩ちゃん

カブヤク
基本は移出側(今保有している証券会社)で出庫手続き→松井側は受入情報の確認だよ。券面の現物入庫は不可(株券電子化)。
手順(最短フロー)
- 移出側(他社)で「出庫/移管」申込(銘柄・数量・受入先として松井の口座情報を入力/記載)。
- 松井側で「受入先情報」を確認(口座番号/名義/カナ一致など)。
- ステータスが「受付→処理中→受入完了」に遷移するのを確認(最短・目安)。
日数・費用の目安(入庫)
- 日本株:申込受理後約1週間程度が目安。
- 米国株:通常2週間〜状況により最大1か月の可能性。
- 松井側の入庫手続料は無料。移出側で発生した移管手数料は、松井の「移管手数料負担サービス」が適用される場合あり(最新案内に準拠)。
つまずき回避(入庫)
- 名義や住所の表記ズレは先に修正(旧字体/新字体、全角/半角)。
- 貸株設定で遅延することがあるため、返却・解除を先に実施。
- 端株の扱いは保管状況で手順が異なる。ETN・REIT等の単元未満株は入庫不可のケースに注意。
松井 → 他社(出庫)の手順
松井から他社へ出したいときは?

後輩ちゃん

カブヤク
松井→他社の出庫は書類での手続きだよ。必要書類を印刷または取り寄せ→記入→返送の流れ。受入先(他社)の口座情報は正確に記入しよう。
手順(最短フロー)
- 出庫書類を入手→記入→返送(受入先の金融機関コード・口座番号・名義カナ等を正確に記載)。
- 数量・銘柄・市場を確認し、受付→処理中→出庫完了の遷移を追う(最短・目安)。
- 貸株設定の有無で日数が変わるため、必要なら返却手続きを先に済ませる。
日数と費用の目安(出庫)
- 反映は数営業日〜1週間前後(最短・目安)。貸株設定の有無で前後します。
- 出庫は所定の手数料がかかる場合があります(最新の手数料ページを確認)。
止まりやすいポイント(出庫)
- 受入先での名義/住所不一致、カナ表記差。
- 配当・株式分割・権利付与タイミングと重なり、処理が後ろ倒し。
- 端株・未受渡分が混在している。約定/受渡のカレンダーを確認。
\最短で安全にスタート/
口座区分・税務の論点(特定/一般/新NISA)
区分によって、やることは変わりますか?

後輩ちゃん

カブヤク
区分の整合が最重要。特定→特定など同一区分での移管が基本だよ。新NISAの扱いはここがポイント。
- 特定口座:取得単価・残高の引継ぎは案内に準拠(最短・目安)。
- 一般口座:自己管理の記録を最新化(取得価額メモを保管)。
- 新NISA:NISA口座で保有する株式等は他社へ移管不可。金融機関の変更は専用の書類手続きで対応(その年にNISA買付がある場合は翌年まで変更不可など、最新ルールを必ず確認)。
ステータス確認と反映チェック
申込後、何を見ていれば安心ですか?

後輩ちゃん

カブヤク
進捗は受付→処理中→完了の遷移で追う。完了後は残高・評価・電子交付の明細をセットで確認しよう。
- 松井の残高画面:銘柄・数量・取得単価・口座区分を確認。
- 電子交付:移管関連の書類や受渡の明細を確認→保管。
- アプリ通知/メール:完了通知・未処理通知を見落とさない。
トラブル復旧テンプレ(原因→対処の順)
止まったときの切り分け方を教えてください。

後輩ちゃん

カブヤク
下のテンプレで表記→数量→区分→状態→時期の順に潰そう。1つずつ前へ。
- 名義/住所の不一致 → マイページと住民票表記を合わせる→再申請(最短・目安)。
- 数量不一致(端株を含む) → 単位株/端株を切り分け、端株の扱いを確認→再手続き。
- 口座区分の不一致 → 区分を合わせたうえで再申請。必要なら区分変更の案内に従う。
- 信用/貸株の残り → 建玉の解消・貸株返却→翌営業日に再申請。
- 権利付与直前/直後 → 時期をずらす。受渡完了を待ってから再申請。
当日〜完了までのタイムライン(例)
1日の動き方も知りたいです。

後輩ちゃん

カブヤク
ひな形はこれ。通知とカレンダーを使って機械化しよう。
- 09:30 他社サイトで出庫申込(または書類請求)→受付番号を控える。
- 10:00 松井の受入情報を再確認(口座番号・カナ表記)。
- 13:00 ステータスをチェック(処理中)。
- 翌営業日 10:00〜17:00 進捗確認→完了表示→残高と電子交付を照合。
- 完了後:取得単価・口座区分を画面キャプチャで保管。
よくある質問(実務のコツ)
複数銘柄をまとめて移せますか?
一括申請できても、銘柄ごとに処理日がズレることがあります。
状態は銘柄単位で確認しましょう。
移管中に売買できますか?
移管の対象数量は売買不可の期間が生じることがあります。
急ぎの売買予定がある場合は時期をずらしましょう。
費用はかかりますか?
入庫は無料。
出庫は手数料が発生する場合があります。
最新の手数料/キャンペーン案内を確認しましょう(最短・目安)。
まとめ(ここまでの道筋)
ポイント
- 入出庫は事前整理→申込(書類)→受付確認→反映チェックの順で固定。
- 名義/住所/カナ/区分/数量の一致が最短化のカギ。信用/貸株は先に解消。
- 日数は数営業日〜1週間前後が目安(米株は長め)。権利日や端株は+数日を見込む。
- NISA保有は他社への移管不可。金融機関変更は専用の書類手続きで。
- 止まったら「表記→数量→区分→状態→時期」で切り分け、再申請。
流れが分かりました。まずは名義と区分をそろえて、出庫書類の記入から進めます。

後輩ちゃん

カブヤク
それでOK。進捗は毎日1回だけ確認、完了後は残高と電子交付をセットで保存だよ。
\最短で安全にスタート/