
今週の結果
結果
- 週間累計:+236,510円
- 7月累計:+386,556円
- 年間パフォーマンス:+7.8%
今週の日経平均は陰線連発であまり調子がよくなく、何となく35,000円を意識してそうな感じです。
しかし、個人の成績は絶好調。
日経平均とは逆の動きをし、高値越えを連発してとてもいい結果で終わることができました。
そろそろ過熱感もひと段落し、調整に入るか、そのまま下落するか見極めが難しいですが、来週もさらに高値を更新していくことを祈るばかりです。


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2025年7月第2週の日本株式市場:日本株市場の振り返り
この章では2025年7月第2週の日本株式市場の振り返りをしていきます。
1週間の市場全体の動き
2025年7月第2週、日本株式市場は全体的に調整ムードが強まった週となりました。
日経平均株価は39,500円から40,000円の範囲で推移し、週末には241円安で終値を付けています。
米国のトランプ前大統領による関税政策が意識される場面が目立ち、投資家心理も慎重さを増した印象。
半導体関連株が下支えとなる一方、ファーストリテイリングなどの大型株が急落し、指数を押し下げる要因となったのが特徴です。
また、参議院選挙や米国企業の決算発表など、今後のイベントを控えて様子見ムードが広がる展開となりました。
外部要因と国内イベントが複雑に絡み合い、方向感に乏しい展開が続く状況です。
日経平均の推移と週間レンジ
今週の日経平均は39,500円から40,000円の間で上下に動きました。
週初は米国市場の堅調さを受けて買いが先行する場面が見られましたが、トランプ関税の影響懸念が強まり、中盤からは売りが優勢となる展開。
週末にかけてはETF(上場投資信託)の換金売りや一部大型株の下落が重しとなり、最終的に241円安で取引を終えています。
このような動きは、初心者にとっても「値動きが大きい=不安定」と感じやすいポイント。
実際の数字を意識しながら、日々の値動きを振り返ることが重要だと考えられます。
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市場を動かした主要イベント
今週の市場を動かした主なイベントは、米国のトランプ関税政策や円安の進行、そして国内外の政治・経済イベントです。
特にトランプ前大統領による追加関税の発表は、日本企業の業績見通しに対する不透明感を強める要因となりました。
さらに、参議院選挙や米国企業の決算発表など、先行きに影響を与える材料が重なり、投資家の様子見姿勢が強まる傾向。
こうしたイベントは株価に直接的な影響を与えるため、ニュースや公式発表をこまめにチェックする習慣が役立ちます。
市場が大きく動く背景には、具体的な要因が存在することを意識したいところです。
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投資家別の売買動向と資金流入出
今週の日本株市場では、投資家ごとの売買動向にも注目が集まった週となりました。
海外投資家は14週連続で買い越しとなり、市場の下支え役を担う存在となっています。
一方、国内の個人投資家は積極的な買いを控える傾向が見られ、全体の売買代金もやや低調な印象。
ETF換金売りの影響もあり、需給バランスが崩れやすい場面も発生しています。
投資家別の動きを把握することで、今後の市場の方向性を予測しやすくなるでしょう。
海外投資家・個人投資家の動き
海外投資家は今週も日本株を積極的に買い越す動きが続きました。
この背景には、円安による日本株の割安感やグローバル資金の流入が挙げられます。
一方、個人投資家は様子見姿勢を強めており、特に大型株の急落局面では売りが目立つ展開。
こうした動きは、海外投資家が市場の主導権を握る一方で、個人投資家が慎重になっている現状を示すもの。
投資初心者も、海外勢と国内勢の動向を意識することで、より戦略的な判断につながると考えられます。
ETF換金売りの影響
今週はETFの換金売りが市場に大きな影響を与えた週となりました。
ETFとは、複数の株式をまとめて運用する投資信託の一種。
年金基金や機関投資家が資金を引き出す際、ETFの売却が発生し、市場全体に売り圧力がかかることになります。
実際、ETF換金売りによって日経平均が一時的に大きく下落する場面も観測されました。
このような需給要因は、株価の短期的な変動を引き起こすため、投資判断の際に注意が必要となります。
ETFの仕組みや換金売りの影響を理解することで、市場の動きをより正確に読み解けるでしょう。

日経平均・主要銘柄の動向と注目ポイント
2025年7月、日本株市場では日経平均が39,500円から40,000円の範囲で推移しています。
米国のハイテク株高やAI・半導体関連銘柄の好調が、日本の株式相場を支える要因となっているのです。
一方で、トランプ関税や参院選などの不透明な材料も見受けられます。
そのため、積極的な買いが控えられる場面も目立ちます。
日経平均の値動きと要因分析
今週の日経平均は39,569円で取引を終えました。
前週比で241円安という結果です。
米国ナスダックの最高値更新が追い風となる一方、国内では参院選を控えて様子見ムードが強まっています。
また、米国の通商政策や為替動向も日本株に影響を与える要素です。
たとえば、円高が進行すると輸出企業の収益が減少しやすくなります。
このような場合、株価の重しとなるケースも多いです。
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ファーストリテイリングなど大型株の動向
ファーストリテイリングは直近で大幅安となりました。
アナリスト予想では、今後も成長が期待される銘柄とされています。
第3四半期の売上は2兆6,167億円で、前年同期比10.6%増です。
営業利益も12.2%増と好調でした。
欧米や東南アジアでのユニクロ事業が伸びています。
一方で、中国では消費意欲の低下が見られます。
地域ごとの動向をチェックすることが不可欠です。
半導体株・AI関連株のパフォーマンス
半導体やAI関連株は依然として注目を集めています。
米国ではエヌビディアやマイクロンが好調です。
日本でもアドバンテストが最高値を更新しました。
AI向け半導体の需要拡大が世界的に続いています。
生成AIやデータセンター向けの投資も増加傾向です。
日本株でも半導体関連を組み入れることで、成長分野の波に乗りやすくなります。
値上がり・値下がり銘柄ランキング
今週の値上がり率トップはピクセラ(6731)でした。
投資ファンドによる株式保有割合増加が材料視されています。
TORICO(7138)は暗号資産事業参入を発表し、ストップ高を交えて上昇しました。
データセクション(3905)はAIスーパークラスター構築や大手クラウドとの契約発表で注目を集めています。
値下がり銘柄は日本経済新聞やYahoo!ファイナンスで毎日更新されています。
今週注目された個別銘柄の特徴
ピクセラは短期間で2倍以上の値上がりを記録しました。
背景には投資ファンドの動きや新規事業への期待があります。
TORICOは暗号資産分野への進出が材料視され、投資家の関心を集めました。
データセクションはAI分野での大型契約が評価され、株価が急騰しています。
このような材料株は、ニュースやIR情報をこまめにチェックすることでチャンス発見につながります。
セクター別の動き
今週は海運業、パルプ・紙、鉄鋼などが上昇率上位となりました。
医薬品や化学セクターもプラス圏で推移しています。
銀行や証券も堅調な動きです。
セクターごとの強弱を把握することで、分散投資やリスク管理に役立ちます。
業種ごとの平均PERや利回りも参考にすると、割安・割高の判断がしやすくなります。

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トランプ関税・円安など外部要因が日本株に与えた影響
この章ではトランプ関税・円安など外部要因が日本株に与えた影響について解説します。
米国の関税政策(トランプ関税)の影響
日本企業の業績見通しへの影響
米国が日本製品に対して25%の関税を導入すると発表しました。
この動きによって、自動車や電機など輸出依存度の高い企業は収益の下振れリスクを強く意識する状況となっています。
たとえば、自動車メーカーでは米国向け販売の利益率が低下しやすく、業績予想の修正を余儀なくされるケースも見受けられます。
一方で、関税率が当初懸念された30~35%より低かったため、一部投資家の不安はやや和らいだ印象です。
今後の交渉次第で追加措置が取られる可能性も否定できず、企業は慎重な姿勢を保っています。
市場心理・投資判断への波及
トランプ関税の発表直後、日経平均は一時下落しました。
その後は「最悪のシナリオを回避できた」との見方から持ち直す展開となっています。
市場では米中貿易摩擦の再燃や他国への波及リスクも意識されているのです。
短期的な不透明感が強まることで、投資家は利益確定売りや様子見姿勢を強める傾向が見られます。
ニュースや公式発表をこまめにチェックし、冷静に状況を見極める姿勢が重要となります。
為替相場(円安)の進行と企業収益
輸出関連企業へのプラス要因
円安が進行すると、輸出企業の収益は押し上げられやすいです。
たとえば、1ドル=146円台まで円が下落したことで、自動車や精密機器メーカーの海外売上が円ベースで増加しました。
大手メーカーでは、円安による増益効果が業績全体を支える場面も多く見られます。
特に資本力のある大企業は、為替変動を活かした利益拡大が期待される局面です。
コスト増によるマイナス要因
一方で、円安は原材料やエネルギーなどの輸入コストを押し上げる要素となります。
中小企業や国内向けビジネスが中心の企業では、コスト増を価格転嫁しきれず、利益を圧迫されるケースが目立ちます。
たとえば、食品メーカーや小売業では仕入れ価格の上昇が続き、消費者への値上げも限界に近づいているのです。
円安が必ずしも全ての企業に追い風となるわけではありません。
業種や企業規模によって、影響の度合いが大きく異なる点に注意が必要です。
その他グローバル経済・政治イベントの影響
米国市場・中国経済の動向
米国株式市場の動きは、日本株にも大きな影響を与える要因となります。
2025年7月は、米国の金利政策や経済指標、トランプ政権の政策動向が注目されました。
また、中国経済の減速や不動産市場の不安も、日本の輸出企業にとってリスク要因となっています。
中国向け輸出の減少やアジア全体の景気後退が、日経平均の値動きに波及しているのです。
グローバルな経済ニュースを幅広くチェックすることが、リスク管理のポイントになります。
参院選など国内政治イベントの影響
7月下旬の参議院選挙は、短期的に日本株の値動きを左右する大きな要素です。
与党が敗北した場合、政権交代や政策の不透明感が高まり、株式市場は一時的に売り優勢となる傾向があります。
逆に、安定した政権運営が見込まれる場合は、投資家心理が改善しやすいです。
選挙結果によっては、消費税や社会保障などの政策変更が議論される可能性もあり、今後の市場動向を左右する材料となります。
政治イベントは株価の短期変動要因となるため、選挙前後のニュースには特に注意が必要です。

今後の日本株市場見通しと投資家の注目戦略
この章では今後の日本株市場見通しと投資家の注目戦略について説明します。
短期的な市場見通しとリスク要因
2025年7月中旬以降、日本株市場は引き続き方向感を探る展開となる見込みです。
米国の大統領選挙やトランプ関税の動向、国内では参院選や日銀の金融政策が注目イベントとなります。
特に米国の経済指標や企業決算が発表される時期には、世界の株式市場が大きく動く傾向が見られます。
短期的には、為替相場の急変動やETF換金売りなど、需給要因にも注意が必要です。
初心者の方は、イベント前後で株価が乱高下しやすいことを意識しておくことが大切です。
無理な売買を控えるのも一つの方法と考えられます。
リスク回避のため、ニュースや公式発表をこまめにチェックする習慣が安心感につながります。
今後の注目イベント・スケジュール
今後の日本株市場を左右する主なイベントとして、以下が挙げられます。
- 7月下旬:米国主要企業の決算発表
- 7月下旬:日本の参議院選挙投開票
- 8月上旬:日銀金融政策決定会合
- 8月中旬:米国のインフレ指標発表
これらのタイミングで株価が大きく動く可能性があるため、投資判断の参考にしたいところ。
たとえば、米国企業の決算が市場予想を上回る場合、日本株にもプラス材料となることが多いです。
一方、政治イベントや政策変更は、予想外の値動きを生むこともあるので注意が必要です。
需給動向・投資家心理の変化
需給バランスや投資家心理も短期的な株価に大きな影響を与える要素です。
最近は海外投資家の買い越しが続き、市場の下支え要因となっています。
しかし、ETF換金売りや一部大型株の急落が指数を押し下げる場面も観測されています。
個人投資家は様子見姿勢を強めており、売買代金が低調な日も増加傾向です。
投資初心者の方は、需給や投資家心理の変化を意識し、焦らず冷静に市場を見守る姿勢が大切です。
中長期的な投資戦略のポイント
中長期の視点では、日本企業の業績や成長分野への注目が重要となります。
政策支援や技術革新が進む分野は、今後も成長が期待される領域です。
一時的な値動きに惑わされず、自分の投資目的やリスク許容度を明確にしておくことが成功のカギです。
長期投資では、複数の銘柄や資産に分散投資することでリスクを抑えやすくなります。
また、定期的にポートフォリオを見直し、時代の変化に対応する柔軟さも求められます。
注目セクター・テーマ株
2025年後半に注目されるセクターは、半導体やAI関連、脱炭素・再生可能エネルギー分野です。
半導体は世界的な需要拡大が続き、日本企業も新工場建設や技術開発に積極的な姿勢を見せています。
AI関連株は、生成AIや自動運転など新サービスの拡大が期待される状況。
また、電気自動車や水素エネルギーなど、環境対応型のテーマ株も人気が高いです。
テーマ株は値動きが大きくなる傾向があるため、分散投資や情報収集を徹底したいところです。
リスク分散と資産運用の考え方
リスク分散は、株式投資で失敗しないための基本です。
例えば、1つの銘柄や業種に集中投資すると、急な値下がりで資産が大きく減るリスクがあります。
複数の銘柄や異なる業種、さらには国内外の資産に分散することで、リスクを抑えやすくなります。
また、定期的に投資額を積み立てる「ドルコスト平均法」も有効な手法です。
資産運用の目的や期間を明確にし、自分のリスク許容度に合った運用を心がけてください。

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まとめ
2025年7月第2週の日本株式市場は、日経平均が39,500~40,000円で推移し、週末は241円安と調整色が強まりました。
米国のトランプ関税や円安、参院選などの影響で投資家心理は慎重になり、様子見ムードが広がっています。
一方、半導体やAI関連株は好調で、個人投資家の中には日経平均と逆の動きで好成績を収めた人もいました。
ETF換金売りや大型株の下落も目立ち、今後はイベントや需給動向に注目が集まります。


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