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【DeepSeekショック】2025年1月第5週・株式市場の振り返り

カブヤク
カブヤク
カブヤクです。2025年1月第5週・株式市場を振り返っていきます。

今週の結果

結果

  • 週間累計:+76円
  • 1月累計:+158,033
  • 年間パフォーマンス:-2.1%

 

今週の日経は、DeepSeekショックで半導体株が急落。

またもや4万円台の壁にはね返され、なかなかレンジを抜けだせない結果となりました。

自分のトレードも月曜・火曜日にがっつり下がったので損切をし、ポジションを調整。

1月累計で15万円を切らないように最終日まで調整し続けました。

 

月・火の下げが大きかったですね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん
カブヤク
カブヤク
やっぱりDeepSeekショックが大きかったね。

 

月別の詳細なアノマリーを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。


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日経平均の動き

  • 週末終値:39,572.49円(前週比▲0.90%)
  • 特徴:週初に「ディープシーク・ショック」で半導体株が急落し4万円割れした後、後半は決算好調銘柄の買い戻しで持ち直す動き

 

主な上昇要因

  • 米半導体株の反発を追従(東京エレクトロン+3.3%)
  • NECの業績上方修正と5:1株式分割発表(+18%)
  • 新興市場株への資金流入(東証グロース市場250指数+2%)

 

主な下落要因

  • 中国AI企業「DeepSeek」の低価格高性能AI発表(半導体株売り圧力)
  • トランプ次期米大統領の関税強化発言(自動車株に警戒感)
  • 日銀の追加利上げ観測拡大(金融株以外の銘柄に売り)

 

業種別の動き

  • 半導体関連:乱高下、米中AI競争激化
  • 銀行:堅調、長期金利上昇期待
  • 自動車:軟調、円高進行と関税懸念
  • 小売:個別動き、サンマルクHDのバレンタイン需要期待

 

注目された個別銘柄

  • NEC(6701):業績予想上方修正と株式分割で+18%
  • アドバンテスト(6857):決算発表前後に10%超の値幅
  • フジ・メディアHD(4676):広告収入急減で-5%

 

市場心理

強気材料

  • 新NISA資金流入継続(累計3.8兆円)
  • 企業買収活発化(アポロによるセブン&i買収提案)

 

懸念材料

  • 米中対立再燃(半導体規制強化リスク)
  • 日銀の金融正常化ペース不透明

 

技術的な動き

  • 25日移動平均線(39,200円)で下支え
  • 4万円台が強力な抵抗線に

 

今後の注目点

  • 2月5日BOJ金融政策決定会合:追加利上げの有無
  • 米関税政策の具体化(2/1期限)
  • 主要企業決算:トヨタ(2/6)、ソニー(2/7)
  • 円相場動向:1ドル=157円台の持続可能性

 

まとめ

今週の東京市場は、AI関連株を中心に激しい値動きが特徴的でした。

中国新興企業の技術革新が半導体株にショックを与える一方、NECなど好決算銘柄が相場を支える二極化が顕著に。

今後は2月の日銀会合と米政策の具体化が焦点となり、4万円突破には①半導体株の安定化、②円安趨勢の継続、③新規資金流入の加速の3要素が鍵となりそうです。

短期戦略としては業績発表済みの優良株に注目しつつ、ボラティリティ上昇に備えた分散投資が有効と見られます。

 

カブヤク
カブヤク
続々決算が出てくるのでまたまた荒れそうだね。
いい決算を期待したですね。
後輩ちゃん
後輩ちゃん

 

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