カブヤク
カブヤクです。2024年10月・株式市場を振り返っていきます。
今月の結果
結果
- 10月累計:+397,583円
- 年間パフォーマンス:3.7%
前半は好調だったが、後半は選挙や決算があり、イマイチ伸びず。
損切も多数行いましたが、最終的には目標に達成できたのでいい月だったと思います。
含み損を多く抱えているので、もう少しやり方や手法をアレンジして、なるべくマイナスにならないようなトレードを試していこうとも考えています。
前半は上がっていたのに、後半にかけて下がっていきましたね。
後輩ちゃん
カブヤク
景気というよりは政治や情勢に振り回された感じがあったね。
日経平均の動き
月初から中旬にかけての動き
10月1日に38,651.75円でスタート。
10月15日に年初来高値となる40,257.34円を記録し、40,000円台を回復。
中旬以降の動き
10月16日以降、下落傾向に転じた。
10月25日に37,913.85円まで下落し、月初から約700円の下落。
月末にかけての回復
10月30日に39,277.32円まで回復し、3日連続の上昇。
半導体関連株を中心に買いが入り、約半月ぶりに39,000円台を回復。
主な変動要因
- 米国株式市場の動向、特にハイテク株の動きに影響を受けた。
- 為替市場の円高・円安の動きが輸出関連企業の株価に影響を与えた。
- 国内外の経済指標や企業決算の発表が相場を左右した。
- 10月27日に行われた衆議院選挙で与党が過半数割れする可能性が報じられ、市場に不安をもたらした。
- 米国の経済指標が市場の注目を集め、特に雇用関連のデータが重要視された。
業種別の動き
- 下落: ゴム製品、証券、その他製品など。
- 上昇: 電気機器、非鉄金属、機械など。
市場心理
- 政治的不確実性への警戒:
10月27日に予定されていた衆議院選挙の結果を巡る不安が強く、投資家のリスク回避姿勢が顕著だった。 - 与党が過半数割れする可能性が指摘され、政局不安への警戒感が市場を圧迫した。
- 「選挙は買い」のアノマリー崩壊:
1969年以降、17回連続で選挙期間中に株高となっていた「選挙は買い」の経験則が崩れた。 - 選挙期間中(10月8日~25日)に日経平均株価が下落し、例年とは異なる展開となった。
- 海外投資家の売り圧力:
政治的不確実性を嫌気した海外投資家からの売り圧力が強まった。 - オプション市場での不安感:
日経ボラティリティ指数が上昇し、市場参加者が日本株の「波乱」を予想していたことが示唆された。 - 割高感による上値の重さ:
日本株に割高感があり、上値が重い展開となった。 - 決算への期待:
今後の企業決算で通期見通しの上方修正が相次げば、市場心理が改善する可能性が指摘された。 - 外部環境との乖離:
ドル高/円安基調や米国株高など、良好な外部環境にもかかわらず日本株は軟調な展開が続いた。
技術的な動き
- 11日連続で陰線を形成。
- 200日移動平均線(38,220円付近)を下回る。
今後の注目点
- 11月の米大統領選挙や議会選挙の動向が注目。
- 国内企業の決算発表、特に円高の影響がどの程度あるかが注目。
まとめ
- 政治的不確実性で軟調
- 「選挙は買い」のジンクスが破られ、選挙期間中に下落
- 米国株高・円安にもかかわらず、日本株は下落
- 200日移動平均線を下回る
- 投資家のリスク回避姿勢が強まる
- オプション市場で日本株の「波乱」を予想する動き
- 今後の注目点:
企業決算への期待、政治的な不透明感の解消、38,000円前後の株価水準が当面の焦点
カブヤク
選挙が終わって次は大統領選。どうなることやら。
決算も多く、11月も大きく動きそうな予感…
後輩ちゃん